以前から楽しみにしていた佐々木さんの新刊「ぼくたちは習慣で、できている。」を読み終えました。
今回は、「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」でミニマリストとしての生き方を世に広めた佐々木さんの第二作を読んで感じたこと、自分の習慣やこれから習慣にしたいことを書きたいと思います。
はじめに:ミニマリスト佐々木 典士 氏

2015年に出版された「ぼくたちに、モノは必要ない。」で、“ミニマリスト”の概念を世に広めました。
“シンプルライフ”という概念は割と昔からあったものの、部屋にはテーブル一つしかない突き抜けたライフスタイルは、多くの人の心を動かしたと思います。

ちょうどその頃、私は仕事も何もかもうまく行かなかった時期。「不要なモノを全て手放してやり直そう」と考えることができたのも、佐々木さんの著書のおかげでした。
今ではこのようにブログを運営することができて、仕事も私生活もとてもうまく行っているところです。「ぼくモノ」に出会わなければ、またちょっと違う人生になってしまったかもしれないですね。
「ぼくたちは習慣で、できている。」書評
「ぼく習」は、いわゆる”ミニマリスト向けの本”ではないため、「何か習慣にしたいことがある」「何かやめたいことがある」といった方全般におすすめです。
その中で、佐々木さんが「ミニマリストになったからこう変わった」「ミニマリストだからこのように考えられた」といったことが随所に散りばめられていて、「ぼくモノ」時代からの佐々木さんの変化も感じ取ることができます。
ちょうど私も、習慣にしたいこととやめたいことが色々とあったので、「待ってました!」といった感じです。
第3章の「習慣を身につけるための50のステップ」から、印象に残った部分をいくつか紹介します。
自分の子どもに習慣にして欲しいかどうか?
これは、「やめることを決める」時に有効な問いかけです。
誰だって自分の子供を、アルコール依存やニコチン依存、スマホ中毒にはしたくないはずです。
しかし、自分ではそうなっていることは多々あります。「やめるべきか?」を迷った時、「自分の子供が習慣にして欲しいことはやめなくてOK,習慣にして欲しくないことはやめるべき」と簡単に線を引くことができます。
これは私の持論ですが、転職の際も「自分の子供が働いて欲しい会社か?自分の子供にして欲しい仕事か?」を考えて仕事を選ぶようにしています。おかげさまで、前職の時から迷いなく仕事を続けることができるようになりました。
いちばん必要な時に手放す
これは、佐々木さんのブログMinimal&ismの大好きな記事で、最も目から鱗だった内容。
ぼくは髪の毛にワックスをつけていたのですが、いつからか髪の毛に何もつけずに過ごしたいと思うようになりました。そこであえて、素敵な女性と会う約束がある日をワックスをつけるのを辞める日に選んだのです。最も髪の毛をしっかりセットしたいと思うシチュエーション(笑)。 –中略– その日を境にすっぱりとワックスを使わなくなりました。 いちばん必要なときに手放す
「髪にワックスをつけるのをやめたい」それを、もっとも髪の毛をしっかりセットすべきシチュエーションでやめちゃったわけですね。
何とも潔くていいですね。
お酒についても、「最も必要そうな場面でそれなしで過ごせたのだから大丈夫」と書かれています。
自分も何かをやめようとする時は、このことを思い返したいと思います。
完全に断つ方が簡単
これは、自分がタバコを辞める時に思いました。
1日10本まで…1日5本まで…と徐々に禁煙をしていくような辞め方は逆にストレスが溜まって、全くうまく行きませんでした。
「やめる!」と心に決めた時から、きっぱりと全て断ってしまうに限ります。
佐々木さんもお酒をやめる際に、「恋人といるときはOK」「オーガニックの酒蔵のワインと、お気に入りのブリューワーのビールだけは飲む」と例外を作っていたようですが、やはりルールそのものが曖昧になってうまく行かなかったようです。(すごくよくわかります)
というわけで、完全にやめたい物事は一気に断つに限ります。
あと、「酒やタバコで消せるのは、唯一それが切れたストレスだけ」という説があるようですね…
とにかくハードルを下げる
これは、一番参考にしたいなと思ったところです。
自分が習慣にしたいことを続けられない・やる気に慣れないときは、まず何が原因なのか犯人探しをするといいようです。
たとえば、「ジムに行くのが面倒」
それはなぜか?
「きついタイツを履いたり脱いだりするのがめんどくさい」
といったことを分析して、その要因をなくすことで習慣を実現する「手順」のハードルを下げるということです。
些細なことかもしれませんが、専用のウェアを用意したりそれを着用したりするのはハードルが高いかなと思います。
自分も何かにつまづいたときは、何がハードルになっているのかを探して、下げる方法を考えたいと思います。
そして、“ミニマリストである”ということは、あらゆる物理的・心理的ハードルを下げてくれます。
トリガーを仕掛ける
本書では、「トリガー」によって「ルーチン」が作動する。といった表現が何度も使われています。
プログラマーやシステムエンジニアにはおなじみの表現ですね。
習慣にしたい行動(=ルーチン)を動作させるためには、きっかけ(=トリガー)が必要で、ルーチンを実行することで「報酬」が得られるということです。
報酬を得るためには「トリガー」を仕掛けるのが有効です。
具体的には、「歯磨きをしながら3分間、片付けをする」などです。「片付け」というルーチンを実行するために、「歯磨き」というトリガーを仕掛けます。報酬は部屋が綺麗になることです。
私の場合、体幹トレーニングを行うトリガーは、「ヨガマットを敷く」ことになっています。敷いてしまったらやっぱりやめようかなという気にはなかなかなりません。
私の習慣
「ぼく習」より、習慣にする方法、やめたいことをやめるコツを紹介してきましたが、私自身も習慣にして頑張ってきていることがあります。
資格試験の勉強
仕事をしながら、仕事に必要な資格を取得するように努めています。
働きながら資格の勉強をするのはなかなか大変なことですが、隙間時間をうまく使って少しずつ勉強して行く方式で結果も出ています。
「ぼく習」を読んだことで、より習慣として続けられる自身が深まりました。
ブログの執筆も、資格試験の勉強をする習慣を流用して行なっています。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
体幹トレーニング
体型維持と腰痛改善のため、長友選手の体幹トレーニング本を参考に体幹トレーニングをしています。
最近サボりがちでしたが、「ぼく習」を読んで見事復活!
先ほども書いたとおり、「ヨガマットを敷く」ことをトリガーとして、「ストレッチだけでもやろう」と思って始めることで、心理的なハードルを下げるようにしています。
本気の筋トレではないので負担も小さく、代謝も上がるためおすすめです。
ウォーキング
出勤前に1駅余分に、帰りは1〜5駅分ほど歩くことを習慣にしています。
都内に勤めているので、帰りは色々なルートや景色を楽しむことができて続けやすいです。
また、最小(ミニマム)の単位を“1駅分”としているため、1駅分しか歩けなかったとしても罪悪感に陥ることはありません。
地味ですが、ウォーキングは効果的です。
これから習慣にしたいこと・やめたいこと
習慣にしたいこと
- 英語の勉強
- もう少しハードな筋トレ(ジム通い)
- 自前アプリの開発
- 自転車
昔と比べると、生産的なことが増えてきました(笑)
佐々木さんも、英語を勉強されているようで、習慣にするためのプロセスも簡単ですが本書に書かれています。
英語は本当に何から手をつけていいかわからない状態なので、まずは「ハードルを下げる」「トリガーを作る」「目標は低く」を念頭に、継続できる仕組みを作りたいと思います。
やめたいこと
- アルコール
- インターネットへの依存
佐々木さんは、あとがきで次回は断酒についても取り上げたいと書かれていました。
佐々木さんの「断酒本」が発売されるまでは引き伸ばしてもいいかなと思っています(笑)
現在のところは、アルコールで困ったことがほぼない(なくなった)ので、やめる動機を明確にできていない段階にあります。お金や健康のことを考えると、嗜まないほうが身のためかなと思うので、長い目で考えていけたらと思っています。
「ぼく習」では断酒に成功した佐々木さんの体験が随所に書かれているため、断酒を検討されている方も、読んでみるといいかもしれません。
インターネットへの依存については、仕事柄やブログを書いている上でなかなか難しいのですが、佐々木さんが実践しているようにSNSはスマホアプリではなくブラウザでログイン/ログアウトをすることで依存を減らせるかもしれません。
やめたいことは、逆に「ハードルを上げる」ことで遠ざかることができそうです。
2018/7/12の新刊発売記念イベントに参加してきます!
続いて7/12に、Tinys Yokohama Hinodechoにて #ぼく習 イベントを行います。高架下のタイニーハウスホステル‼︎https://t.co/1AQq328nxh
ファシリテーターは、熊谷賢輔さん @kumaken816 ウエスギセイタさん @LIFE_WORK_MIND ともトーク
申し込みはこちらから。楽しみ!https://t.co/1Xck6eLtNU
— 佐々木典士/新刊「ぼく習」発売中 (@minimalandism) 2018年6月23日
7/12に佐々木さんのイベントに参加してきます。
以前から気になっていた横浜市のタイニーハウスホステルにて。これは楽しみ!
[7/15 イベントレポート記事を書きました!]
まとめ:ミニマリスト以外にもおすすめの”習慣本”
前作同様、佐々木さんの文章は読みやすく、経験談もあるあるで結構クスっとなります。(たとえば日記に「ラーメンを食べたら → ポテチを食べてしまい → ダメ押しのアイスまで食べてしまった」という記録が何度もあるとか)
そのほかには、成功したビジネスパーソンや偉人、アスリートの言葉、身近な漫画のキャラクターを使った例えなど、わかりやすく簡潔に書かれています。
ミニマリストでなくとも、「続けたいけど続けられないこと」「やめたいけどやめられないこと」がある方は是非読んでみましょう。
「重たい生活から脱却したい」「ミニマリストになりたい」方には、前作のぼくたちに、もうモノは必要ないから読まれることをおすすめします。
最後に、『「ぼくたちは習慣で、できている。」レビューキャンペーン』で書籍を送ってくださったワニブックス様 ありがとうございました。レビューが遅くなり申し訳ありません。これからもよろしくお願いいたします。
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^

































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