“ミニマリストになりたい”と心に決めた2015年から、早いものでもう4年目になった。
自分がミニマリストを目指して「どの段階で」ミニマリストとなったのか気付かないまま時間が過ぎたけど、今回は、4年間の振り返りとこれからの事について書きたいと思う。
目次
ミニマリストを目指したきっかけ
当ブログでは何度も繰り返し伝えてるけど、初めてご覧いただいた方のためにも。箇条書きするとこのような感じ。
- 辛い仕事から抜け出したい
- お金がなくても不安にならない生き方を目指したい
- 不要な物が多くて息苦しいので生活を軽くしたい
断捨離を始めたきっかけや当時の出来事などは、こちらの記事にまとめているので、興味があればご覧いただきたい。
断捨離を始めた当時は、「ミニマリスト」という言葉も知らず、ただただ不要な物を処分してお金に換えて、少しでも消耗しない生活(精神的にも物質的にも)を送ることで精一杯だった。
そして、佐々木典士氏の「ぼくたちに、もうモノは必要ない」に出会ったことが大きかった。
管理人 Shinの4年間
ミニマリストを目指すことで、「とにかく無理のない生活を送れればそれでいい」ということぐらいしか期待していなかったのだけど、自分の人生の中で沢山の転機が訪れた。
具体的には
- ブログを始めた
- 希望していたIT業界への転職
- 新しい趣味との出会い
- 結婚
- 東京への移住
- 希望の業種へ再度転職
ミニマリストになる前は、営業のような仕事をやっていて、業界も仕事の内容もどうしても好きになれなかった。
それまでは今と同じようにIT企業でSEとして勤めていたのに、職を失って妥協した仕事に甘んじている自分も凄く嫌いだった。
ただ、その時自分が取った行動は、高額なローンを組んで無理して車を買ったり、趣味の時計や楽器に散財するといったどうしようもないもの。
結構救いようのないところに行ってたんだと思う。
結果的に、体調不良と退職で自分の人生を清算することから今の生活が始まったので、現時点から見ればそんな時期があったのも悪くはないと思える。
「とにかく身軽になる!」と決めた時から、全てがうまく行くようになり、希望していた業界への転職も成功し公私ともに充実した生活を送れるようになった。
そしてその間に結婚が決まり、地元を離れて再び東京へ出て暮らす事に。
残念ながら本当にお世話になった当時の仕事は、引越し等の都合で退職する事になったが、お世話になった方々との交流は今現在もきちんと続いている。
「ミニマリストになったら何か変わるかな?」と思っている方は、これくらい生活が急変する人間もいるので、是非挑戦してみることをお勧めしたい。
ミニマリストと仕事
このようなブログを書いているけど、私はIT企業勤めの普通のサラリーマンだ。
高卒だし、これまでの経歴もあまり良いモノではないので勤めている会社も大手ではないが、自分が入れる会社の中で最も良い会社を吟味して選んだので後悔はない。
IT業界に勤めるミニマリストというのは肌感覚的には多いイメージ。無理なく働けるワークスタイルを構築しやすいし、プライベートの時間も取りやすい。
もちろん、その辺は会社によるのだけど、IT企業何社かで勤めてる身としてはやはり他の業界とは違う独特の自由さがある。
私もよく「ミニマリストだけどIT業界に転職したい」という相談をいただくので、ご興味のある方はDM等いただければと。
本人の努力次第では、学歴等関係なく結構いい環境で仕事できたりするので、何の仕事をやろうか迷っている方は選択肢の一つに入れてみるといいかもしれない。
ミニマリストと結婚
私の中のミニマリストのイメージとして、独身であるか、夫婦(家族)揃ってミニマリストであるというイメージ。
残念ながら、我が家は夫婦揃ってミニマリストではない。
奥さんは仕事柄(趣味でもある?)服やバッグやアクセサリー、化粧品の所持数がとても多く、家の中がすぐいっぱいになるので“整った部屋”というのは結婚してから凄く難しくなった(笑)
ミニマルで整った生活の良さというのを少しでもわかってもらえるといいのだが、「ミニマリスト()」と煽られる始末。
その中でできることは、掃除洗濯、食器洗いをきちんとして部屋を整えることと、自分の持ち物は一定以上持たないようシンプルな生活を心がけること。
これだけでも毎日のメンタルのバランスは変わってくる。
もちろん、違った価値観の人と一緒にいる事の楽しさはあるので、ミニマリストはミニマリスト以外とは結婚生活をやっていけないということはない。

ミニマリストと趣味
ミニマリストになってからも、新しい趣味に出会うことができた。
- ロードバイク(新規)
- カメラ(新規)
- 英会話(新規)
- 読書(再開)
- スケボー(再開)
元々断捨離の時に手放した一番の大物が車だったので、自転車生活になってからそれが高じてロードバイクも始める事に。
これは体力作りや体型維持にも凄く効果的で、最終的に地元の愛媛県松山市〜広島県尾道市までの約250kmの道のりを走ったのはいい思い出。
●前ブログの記事
しまなみ海道ロングライド! ついに尾道まで

そして、大きな目標を達成したのか熱が冷めてしまって、ロードバイクに乗る機会が減って手放す事になったのもこの機会に告白しておきたい。
今一番の趣味にしてるのは一番最後に挙げてるスケートボード。
昔やってて色々うまく行かずに諦めてたけど、35歳にして再開。そして若い頃(20代前半)よりも上手くなってるのが面白い。
継続的に練習したり、論理的に考えたりできるようになったからなんだなぁ…
ちなみに、読書で一番読んでいるのは村上春樹氏と伊坂幸太郎氏の小説。村上氏の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の英語版を頑張って読んでいるところ(なかなか進まない…)
ミニマリストとしてのこれから
私の中で最も心を動かされたミニマリストは、やっぱり佐々木典士さん。

で、佐々木さんも当初は「部屋に何もない・毎日掃除・私服の制服化」といった事を押し出していたけど、現在は語学やバイクの免許取得、DIYや車中泊など色々な事に挑戦している様子。
これは、ミニマリストとして生きた結果、自分のやりたい事が見えた状態なんだと思う。
同じように私も、「ミニマリストだから」というフィルターをかけず、やりたい事にはとことん挑戦していきたいと思っている。
何を始めるにも“遅すぎる”といったことはなくて、「〇〇歳から始めても…」とか言ってると一生そのまま終える事になる。
これも佐々木さんの著書「ぼくたちは習慣で、できている」に書いてたんだけど、60歳からピアノを始めたい人が年齢を理由に諦めて90歳になった時、「30年も続ける時間あったのにね」という話になってしまう。(文章はうろ覚えだけどニュアンスは合ってるはず)
オフ会などのイベント
ふと、思いつきで呟いた以下のツイートからオフ会を開催する事に。
ミニマリストオフ会なるものを開催したら参加いかがですか?
ミニマリストに限らず、ITエンジニアやってる人や転職に悩んでる人、ブログ書いてる人とか色々な人とまったり話してみたい。
場所の第1希望は都内で、旅目的も兼ねて名古屋や関西での開催も良いかもですね!
— Shin@多趣味なミニマリスト🎧 (@lifelog_simple) 2019年2月25日
第一回のオフ会は、2019/4/7(日)に池袋で開催!
こういった企画ができるようになったのも、ミニマリストとして生活してこれたからだなぁ。

で、最近は「ブログもくもく会」なるものを開催したいと思ってるんだけど、毎回立案が雑で開催できず申し訳ないと思っているところ。。
管理人が始めたSNS趣味アカウント
つい最近、Twitterとインスタグラムに趣味のアカウントを立ち上げた。
私も結構多趣味なので、このブログのアカウントで好き放題SNSでつぶやいていると結構よくわからない方向性になってしまうのをどうにかしたいと思っていたところ。
この機会に、ご興味のあるものをフォローいただけると
せんべろ、ちょい呑み(Twitter)
銀座にある立飲み屋 大久
「立ち呑み居酒屋ドラム缶」だったお店が独立して経営されていると思われます。
こちらも、ホッピー300円、中100円で提供時に現金引き換え
銀座で安く飲みたい方は是非!
高級クラブや料亭が立ち並ぶ通りにあります。 pic.twitter.com/0A3KMi3Dyu— せんべろ研究家の晋🍶 (@senbero_shin) 2019年5月28日
酒好きで、少しでもコスパの良くて美味い店を探し回っている私が、都内のせんべろやB級居酒屋を紹介するアカウント。
せんべろとは、”千円でベロベロに酔える”の略。酒量が多いのでなかなかせんべろとは行かないけど、ここで紹介している店はどこも間違いなし!
あと、なぜか餃子の情報がやたらと多い。
スケボー(Twitter,Instagram)
キックフリップ乗れたぁー!!
ちょうど動画撮っててよかった。
「乗れた😳」みたいな顔になってるのが面白い20代前半の頃、何度やっても一度もできなかったキックフリップ。35歳で心機一転してスケート始めてやっと乗れました🛹
これからも完成度を高めるように精進します。 pic.twitter.com/Ezfmj3gEvy
— さくお@35overスケーター (@botch35skater) 2019年6月5日
この投稿をInstagramで見る
まだまだ修行中だけど、練習の記録や気づいた事をまとめるアカウント。
まとめ:これからも好きな事をとことんやるミニマリストに
ここまで書いて、あっという間の4年間だったけど、色々な事があったんだなと改めて気付かされた。
一時期は「ブログの更新に行き詰まって続けるのが難しい」と思ってたこともあっただけに、現在も継続できてるのは本当によかったと思う。
そしてこれからは、ただモノが少ない事を目指すのではなく、ミニマリストになった結果できるようになった事にフォーカスしていきたい。
もちろん、ミニマリストならではの節約術やキャッシュレス生活、私服の制服化などについては今後も取り上げて行くつもりだ。
