SimpleLifelog(シンプルライフログ)管理人のShinです。
最も恐れていた事が現実となってしまいました。
前回の口腔腫瘍摘出手術からたったの2年半で同一腫瘍が同一箇所に再々発。3回目の入院手術を行う事になりました。
今回は、発覚までの経緯と今後の治療についてお伝えできればと思います。
はじめに:前回の治療
前回(2021年12月)の手術は無事に完了し、皆様からも温かいお言葉をいただけてとても感謝しています。退院後も1-2ヶ月に一回の検診と半年に一回のCT検査を繰り返し、経過は順調でした。
しかしながら、直近でCTを撮って異常なしと判断された2週間後に自覚症状から異常が発覚し、すぐに検査をした結果再発の診断が確定しました。
発覚までの経緯
上にも書いた通り、経過観察中の各検査にて問題なしとの診断を受け、安心して日常生活を送っていました。
直近のCT検査から2週間後、口の左奥にまた小さな豆ができている事に気が付きます。
そんな感じで多少の不安を持ちながらも、直後に熱海へ家族旅行の予定も控えていたため大して気にせず日常を過ごします。
異常に気付いてから1週間後、だんだん大きくなって(大豆くらい)血豆のような状態になっている事に気づいたため、早々に病院での検査を予約。
初回の診察と生体検査
生体検査(細胞を切り取って組織を検査)のため、局所麻酔で腫瘍部分を切開。大量出血となったため電気メスで焼いて止血。
当日はフラフラになりながらも何とか車を運転して無事自宅に辿り着きました。
次週に親族の結婚式で帰省の予定があったため、MRI検査は2週間先に予約。
この時点では手術とはならない可能性もまだあったため、誰にも検査のことは話すこともなく良い結果であることを期待して帰省期間を終えました。
MRI検査と生体検査の結果
CTのスキャンは一瞬で終わるものの、MRIの検査時間は約20分と少し長めです。
MRI検査が終わって主治医のところに向かったところ
再度手術が必要となります
異常発覚から一ヶ月弱。2回目の通院で診断確定とは今までと比べると早過ぎて頭がついてこない。
今回は手術をした大学病院で検査を開始しているから、色んな病院や診療科をたらい回しとなった前回、前々回より診断確定までのスピードが桁違い。
通院しているのは都心大学病院の腫瘍に特化した診療科で、手術も高名な大学教授の先生が執刀し最先端の技術を持って対応してもらったはずが、たったの2年半で再発となった事に驚愕…
入れ歯の作成を担当してくれた口腔外科の先生にもお会いしたところ、
その後、早々に入院手術の手続きは行われ、転移を確認するためのPET検査も必要となりました。
今回の治療方針
上の歯を4本抜歯した上で上顎骨を削る事になった前回の治療と比べると、今回の切除範囲はやや少なく歯や骨へのダメージは最小限とのこと
しかしながら、鼻の付近まで切開が入るため前回同様に全身麻酔で大量出血となる手術であることは変わりありません。
そして、前回手術で大幅に低下した咀嚼機能は、さらに低下してしまうとの事でした…
手術の後遺症から、鼻と口が繋がって常に鼻水が垂れるのは今も変わらないけど、それほど気にならなくなってきた矢先にまた手術とは…
そして、短期の再発であり経過観察中も再発の予兆はなかったことから、手術後に再発防止の為の放射線治療を検討するとのことでした。
この腫瘍に対して、放射線治療が有効であるかまだ定かではないため、手術の切除結果や悪性度を見て今後の治療方針は決まると言われています。
手術だけで根治すれば一番ですが、この短期間での再発となると数ヶ月後に再発してまた手術になったとしても何も不思議ではありません。
病気になって思うこと
ここからは、私の心境を率直に
病気になることは仕方ないことだと思います。
手術も怖いし、その後の後遺症も色々残る。
でも自分が一番怖いのは病気で早々に命を失ったとしたら、まだ小さい2人の子供の成長を見届けられなくなってしまう事でした。
幸い、今回もまた命に関わるほどの病気の進行ではなかったため、治療に専念すれば普通に生存できる見込みです。
と、内心強がってはみるものの放射線治療は初めてでどんな副作用が訪れるのか、そもそも根治の見込みはあるのか?など前回に比べると不安要素は大きいです。
前回手術時に2歳前だった息子は4歳半になり、当時は生まれてもいなかった娘が今度は2歳を迎える手前。
子供も2人になって、やっと買えた車もまだ納車して半年も経ってないのに…これから色んなところに家族で出かける予定だったのに…
色々な思いが巡る中、やはり前回同様に治療に専念し前向きに努力していくしかありません。
最後に:また応援よろしくお願いします
2021年の12月に続き再びのお願いとなってしまいましたが、ブログやSNSで皆様からの温かいお言葉をいただけるとありがたいです。
手術までは、まだ少しだけ日があるのでとても励みになります。
大好きなアニメの【推しの子】2期もまだ中盤だったけど・・・入院中に最終話まで見届けることになるかもしれません。
あとは、友達や息子がおすすめしてくれた以下のアニメを観て入院中は乗り切ろうと思います。
- 【推しの子】2期
- ぼっち・ざ・ろっく!
- しかのこのこのここしたんたん
- ラーメン赤猫
4歳半の息子も私の英才教育のおかげ?か美少女アニメのキャラクターや劇中歌が好きで何よりです。
そして、今期の夏アニメは魅力的な作品が多いですね。
あと、入院中は新しいネットワーク資格であるCCNPの資格勉強もやる予定です。
幸い、今回の入院予測期間は2−3週間と前回より短いので子供に会うためにも早く退院できることを願っています。
手術が終わったらまた新しい記事を書きたいと思います。それでは、次回もお楽しみに。
そもそもこの部分は骨も含め広範囲切除してるし、また腫瘍ができるとは考えにくい