大定番のシャンボードとは異なる魅力を持つ、フランス『パラブーツ』のお洒落ローファー“REIMS(ランス)”
今回は、2021年末に購入して4年間愛用したランスのエイジングと、サイズ感等の履き心地について紹介します。
4年間愛用したパラブーツ ランス
購入時の写真と購入した背景

ランスを購入したのは2021年の12月。
2021年末に口腔腫瘍で入院して大掛かりな手術を行ったため、自分への退院祝いとして購入しました。
4年履いて飽きることも、修理が必要になることもなく今に至ります。
購入時の記事はこちらになります。
全体

全体像はこちら。
シャンボードと違って着用頻度は少ないためか、全体的なエイジングはそれほど進んでいないように見えます。
この頃から手持ちの革靴が増えてきたので、ローテーションで週に1,2回ほどの着用頻度です。
アッパー

甲部分は「少し革が伸びたかな?」と感じる程度。
お手入れにはパラブーツ純正クリームの黒を使っていて、このクリームを使った時が一番艶が出ます。

インソール

インソールの変色もほぼ無し。
右足のインソールが破れているのは、購入した年に出先で金属製の靴べらを使った時に引っ掛けてしまったためです。
靴べらの差し込み過ぎには気をつけた方がよいですね。
パラブーツ公式サイトによると、インソールの修理は4,400円で可能とのことです(2026年3月現在)

前足部には、申し訳程度のサイズ合わせでペダック製のハーフインソールを入れています。
フィッティングに効果があるかは定かではありませんが、多少履き心地は変わります。
あと、シャンボードの方では左足のインソールの前部分が剥がれてくるという問題があって、ランスも同じようになっています。
これは個体差というか、自分の履き方も影響しているかもしれません。
アウトソール

ランスのソールは、シャンボードのPARATEXソールとは違う“MARCHE2”ソール。
ランスは、シャンボードのローファー版というわけでなく、チロリアンシューズ”ミカエル”のローファー版の位置付けにあるためミカエルと同じソールが採用されています。
個人的に、シャンボードのソールと比べると固めで屈曲性が少ないように感じています。
そのため、車の運転にはやや不向きに感じていて、運転時にパラブーツの靴を履く時は、シャンボードかコローにしています。

また機会があれば紹介したいと思います。
ランスのソールもシャンボードと同じで堅牢性抜群なので、まだまだ修理が必要になる気配はありません。

ヒールも削れているものの、まだまだ修理は不要かと思います。
あと、こちらの写真をよく見ると両足踵の内側に血痕がついているのがわかると思います。

履き始めた当初はそこまで痛みを感じなかったけど気がついたら流血していることがあったし、やはりソールの返りの悪さはシャンボードと比較するとあるかもしれません。
タグ

パラブーツ製革靴の”顔”とも言える緑色のブランドタグ。
こちらは5年前に購入したシャンボードと比べるとほぼ劣化はなく綺麗な状態を保っています。
その理由として、シャンボードを購入した時は、初めての海外製本格革靴が嬉しくて雨だろうが何だろうが履きまくっていたからだと思います。
あと、お手入れの頻度も最初は週一とか頻繁だったのでタグにマスキングテープを貼るの繰り返しでほつれが出てしまったのもあるかもです。
ランス購入時は他にローテーション可能な革靴も揃っていて、手入れも最適な頻度が見つかった(月一程度)ので比較的タグの劣化は抑えられています。
ランスのサイズ感
私が選んでいるサイズはシャンボードと同じUK6(24.5cm相当)です。
その他の靴のサイズは以下の通り。
シャンボードも結構革が伸びて羽根が閉じかけるくらいになったので、ランスはハーフサイズ落として5.5でも良いかなと思っていたのだけど、試着すると縦にも横にも余裕がなくてキツキツだったのでそこは無理をしなくて良かったと思っています。
4年間履いていると、下手すると手を使わなくても片足の動作だけで靴を脱げるくらいには緩くなってきました。
こうなった原因として、当時ファミマの厚手ソックスにハマっていたから必要以上に革が伸びてしまったのはあるかもしれません。
革靴をエイジングする際は「どのように育てたいか」を明確にして必要以上に革が伸びるような靴下の選択はしない方が良いと思いました。
緩くなったとは言っても履き心地が悪いわけでなく、”こういった靴”だと割り切って履いています。
逆に、以前も書いたJ.M. WESTONのゴルフなんかは未だ修行が終わっていなく、「靴の中で足の周りに空間がないようなタイトフィッティングが果たして正しいフィッティングと言えるのか?」と自問自答しています笑
4年間履き続けた感想

ランスを購入したのは、シャンボードがめちゃくちゃ気に入っているので“紐なしローファータイプのパラブーツの靴が欲しい”と思ったのがきっかけです。
当時上の息子がまだ2歳で、抱っこしながら靴を脱ぎ履きする機会も多かったため紐を結ばなくていいローファーは最強です。
また、当時の現場で時々行っていたデータセンターでも靴の履き替えが必要だったため、靴の脱ぎ履きの手間を大きく減らしてくれました。
今現在は息子が6歳、娘が3歳とある程度自分のことは自分でできるようになってきているので、私も好きな靴を選べる選択肢がまた広がっています。
シャンボードのような紐履タイプと、ランスのようなスリッポンタイプの靴を履く頻度はだいたい半々です。
シャンボードもランスも、“遠目から見た靴の印象”としてはかなり近いため、コーディネートはそれほど深く考えずその日の気分で決めるようにしています。
また、雨に強い革靴ということでパラブーツの靴を選んでいる背景があるので、雨の日はどちらかを選択しているのがほとんどです。
4年間履いてみて飽きることも合わせづらいと思うこともなく、J.M. WESTONの靴を持っている現在においても登板回数はかなり多いです(週1,2程度)
シャンボードと比較した場合の履き心地などは次の項目で紹介します。
シャンボードとの比較

右:シャンボード
ランスとシャンボードについて、主に”履き心地”を中心に比較したいと思います。
上の項目で書いた通り、靴の見た目としての印象は「黒いぼってりとした革靴」なのはどちらも同じだと思います。
そのようなわけで、よく似た2つの革靴を使い分ける利用シーンやそれぞれの履き心地について紹介します。
ランスを選ぶ時
ランスはとにかく脱ぎ履きが楽の一言に尽きます。
ランスを登板させる利用シーンとしては
脱ぎ履きが楽なメリットを存分に活かしています。
上の方の項目でも書いた通り、MARCHE2ソールはやや屈曲性が悪いため車の運転時は履かないようにしています。

右:シャンボード”PARATEX”ソール
長時間履いた時の感想として、やはりローファーという決まった形である以上、シャンボードのような紐履と比べるとフィット感の悪さや疲れやすさを感じるかもしれません。
シャンボードを選ぶ時
シャンボードを登板させる基準は以下です。
上記の理由から、私がシャンボードに絶対の信頼を置いていて疲れにくいと感じているのがお分かりになるかもしれません笑
一日中履いていて一度も脱がなくても疲れないため、長時間歩行時や長時間立っていることが必要になる立ち飲みやスタンディングのライブでは必ずと言っていいほどシャンボードを選んでいます。
また、その履き心地の良さやタフさから、旅行や出張など「靴一足で過ごす必要がある」場面ではほぼシャンボード一択です。
J.M. WESTONのゴルフが”ジャーナリストシューズ”と呼ばれていることは有名ですが、私としてはシャンボードの方がよりジャーナリストシューズ的なタフさを持っていると個人的には思っています。

購入は並行輸入
シャンボードの時にも書いた正規で購入するか?楽天市場等の並行輸入店で購入するか?問題。
シャンボードは正規店で購入し、2足目となるランスは楽天市場の並行輸入店で購入しました。
3足目のコローに至ってはメルカリで中古品を購入しました笑
正規→並行→中古とグレードを落としていった理由としては以下になります。
一足目のシャンボードを購入する時に正規店で他のモデルも試着させてもらったので大体の品質や質感は掴めました。
そして、ランスを購入した2021年末は世界的な物価高の序章だったので、私も妻も「これを逃すと2度とインポート物は買えないかもしれない」と色々な物を頑張って購入した記憶があります笑
2026年3月現在ランスの正規販売価格は96,800円となっています。
これは2021年当時の正規価格の3割増くらいだし、私が並行輸入店で購入した価格の2倍以上となります。

買うとしてもセントジェームスのウェッソンくらい。
ただ、今現在パラブーツの革靴が欲しい方にとっては欲しい時が買い時です。
これから価格が下がっていく見込みも薄いため、できるだけ値上げ前に購入されることをお勧めします。
並行だと正規と比べると値上がり幅はまだ穏やかなため、サイズが分かっている方は並行輸入での購入もアリだと思います。
まとめ:これからも着用頻度高めのランス

今回の記事はいかがだったでしょうか。
わりと飽きっぽくてファッションアイテムを取っ替え引っ替えしていた自分が、数年にわたって同じアイテムを飽きることなく使用しているのは珍しいことです笑
それだけに、パラブーツ製の革靴のファッションアイテムとしての完成度は抜群だと思います。
今後も5年、7年、10年とエイジング記事を書き続けられたらと思います。




























