2022年の今も人気が衰えることはないストリートブランドSupreme(シュプリーム)
今回は、今までストリートファッションとは無縁のファッションだった私が何故今になってSupremeにハマることになったのか、若かりし日の1990年代の思い出も交えながら紹介したいと思う。
はじめに: Supremeとは
1994年に創業されたアメリカのスケートボードショップおよびファッションブランド。
赤い箱のような下地に白抜きで「Supreme」と書かれたシンプルな“BOXロゴ”は、ストリートファッションに興味がなくとも街中で誰もが目にしたことがあると思う。
その他にもルイ ヴィトンやティファニー、THE NORTH FACEやNIKEなど世界的に有名なブランドとのコラボも多いことで有名だ。
私は今でも日常的にスケボーをしているスケーターなので、スケートブランドの服を着ることについては何の抵抗もないのだけど、スケボーの時は服が破れることを考慮してユニクロなどの安い服を着ることにしている。
スケボー以外の普段の服装は、セントジェームスやバブアーなどのいわゆるトラディショナル(伝統的)な服を好んでいて、「スケーター」としてのライフスタイルを持ちながら、ファッションは特にリンクさせていない状態だった。
そんな私が2022年の今になってなぜSupremeの服を買うことになったのか、実は長くなる馴れ初めについて紹介していきたい。
1990年代 高校生の時にストリートファッションブーム全盛期
管理人Shinの高校時代
私は1984年生まれで2022年現在38歳なので、高校生だったのはちょうど1990年代が終わり2000年代に突入する頃。
今は東京に住んでるけど、地元は四国の愛媛県で、今も昔も都市部とは相当にファッションの格差がある地域だ(そもそも店がない)
高校時代と言えば、ファッションに目覚め「とにかくカッコよくありたい」誰もがそう思う時期だと思う。
当時はやっと学生でもPHSや携帯電話を何とか持てるようになった時代で、一般の高校生がパソコンでインターネットを扱うのもまだ難しい時代だった。
そんな中情報を収集する一番の手段は雑誌。次いで、友達やショップのスタッフさんからの口コミ情報だろうか。
私も勉強そっちのけでSmartやBoonなどの雑誌を読み漁り、イケてる友達から情報をもらったり飽きた服を安く売ってもらったり、とにかく「イケてる自分」に近づこうと努力を続けた。
スケートボードもその頃から始めた。ただ、その頃は覚悟が中途半端で、スケートボードは自分を飾り立てるためのアクセサリーでしかなく、大して上達もしないまま埃を被ることになってしまった。
そんな訳で、高校時代の私は勉強や部活に没頭するわけでもなく、ただ「何かカッコ良くなるための要素を探す」だけの平凡な高校生だった笑
当時人気のブランドは?
当時はストリートファッションブーム(いわゆる”裏原ブーム”)の真っ最中で、地方にいる学生は、いかにして地元に売っていない「雑誌に載ってるブランドの服」を買えるかがカギだった。
当時人気のブランドは、まずはSupreme。
A BATHING APE、STUSSY、X-LARGE、NEIGHBORHOOD、GOODENOUGH、SILAS、NUMBER (N)INE、UNDERCOVER など…
ほとんどのブランドは現在も存続していて、人気を維持している。
その中でも、私の中でSupremeだけは別格で、何故だか説明はできないけどあの赤いBOXロゴに心を惹かれるのが今も昔も変わらない。
日本のSupremeの正規店舗は、2022年現在でも東京3+1(1件はセレクト)、名古屋、大阪、福岡の7店舗しかなく、私が高校生の時は東京の代官山一店舗しかなかった。
地方の学生が店舗で購入するには、とてもハードルが高い。
そのような状況で、私が高校時代にどのようにSupremeに触れることになったのか、この機会だから
恥ずかしい体験も含め紹介したい。
20数年前の修学旅行 “魔の竹下通り”
高校2年生の修学旅行。
地元周辺の中高では、中学で関西(奈良・京都・大阪)、高校で関東(東京・横浜・千葉)といったプランになるところが多かった。
高校の修学旅行先は東京で、私は自由行動の時にSupremeとAPEの店舗に行ってみたかった。
当時の情報収集能力は今ほどイケてなく、「原宿・渋谷・代官山」このどれかの地域にそれらの店舗があることまでは絞り込めた。
これもまた当時の私のイケてないところなんだけど、都会の電車の乗り方など知る由もない私は自由行動の移動手段を同じ班の同級生に任せきりにしてしまった。
今だったら「品川から原宿なら外回りの山手線乗ってちょっとだ」とか、「原宿の洒落たショップはだいたい表参道口から降りた方が近い」なんてことはすぐに分かるのだけど、何せ普段自転車以外の交通手段を持たない田舎の高校生だったもので電車の乗り方など全く分からない。
自由行動の計画を同級生に任せきりにした結果、何となくお洒落な「原宿」、何となく有名な「竹下通り」に行くことになった。
見つかればそこに入って買い物すればいい。
単純にそう思った。
この考えは多少惜しいように見えるものの、当時唯一のSupreme代官山は原宿から徒歩30分はかかる位置関係だし、そもそも駅近でもないのでスマホも持たない田舎の高校生が簡単に辿り着けるような場所ではない。
そんなわけで、今現在とは違う木造の原宿駅の「竹下口」から駅を出て、大通りを渡ってすぐ”魔の竹下通り”へ足を踏み入れることになった。
「何かごちゃごちゃしてて都会って感じだな…東京にも普通にマクドナルドってあるんだな」とか思いながら歩いていたら、敵は現れた。
「Hey!アニキ!!おっはー(当時”慎吾ママのおはロック”が流行していた笑)
服探してる?何が欲しいの?」
現れたのは屈強な黒人。
“田舎の修学旅行生”の雰囲気なんて、どれだけお洒落を頑張ってたところで大人から見ると一目瞭然だろう。
恐る恐る答えた。
黒人「あるよ。こっちおいで」
東京の店だから本物?断ったらどうなるんだろう・・・
テンパって色々考えながら、原宿の竹下通りにある看板も掲げていないような怪しいビルの2階にある店舗に案内された。
その店舗には、他にもAPE、STUSSY、X-LARGEなどの当時大人気の服が全て並んでいた。
黒人「これ、ぜんぶホンモノ。安くするよ」
その中には私が一番欲しかったSupremeの、赤いボディに赤いBOXロゴのクルーネックスウェットシャツもあった。
それが本物なのか、偽物なのか、どんなルートでこの店舗に並んでいるものなのか・・・
“本物”を見たことがない修学旅行生の私には知る術もなかった。
これが本物か偽物かは良くわからないけど、とりあえず「Supreme」のロゴが入ったスウェットは手に入る。
そう思ってとりあえず赤のSupremeのスウェットと、APEのロゴが入ったスウェットを一枚ずつ購入した。
支払い総額は2万円前後だったと思う。普通に考えて、当時でもSupremeやAPEのスウェット一枚でも定価2万円近くはしていたはず(そもそもブランドショップがこんなざっくり会計なわけがない)
ただ、その”2万円”だってバイトで必死に作り出して持ってきた2万円だ・・・
購入した服は、何のロゴも入ってない雑な茶色の紙袋に入れて渡された。この時点で私も「あ、これが本物なわけないよね」と悟ったのだけど、怖いし早くその場から抜け出したかった。
それだけで上等じゃないか…
そう思って気持ちの整理を付けることにした。(その後どこに行って何をしたのかが全く記憶にない)
しかし、自由行動から帰って会った別の班の同級生はSupremeのちゃんとしたショップ袋を持って帰ってきてた。
「間違いない…本物のSupremeの店舗で買い物できたんだ」と悟ることに。
聞いてみると「代官山の店舗に行って買った」とのことだった。
私の情報収集力のなさ、計画を人任せにし過ぎる悪い癖が完全に露呈した出来事だった。
家族の旅行や外食のプラン検討などはほぼ私が担当です。
これが、私とSupremeの馴れ初め。そもそも本物手に入れられてないなら馴れ初めでも何でもないか笑
当時、オンラインもない中で地方民が正規でSupremeの服を手に入れることって今の100倍くらい難しかったんじゃないかと思う。
その“希少性”こそが、Supremeのブランディングなのだけど。
例の竹下通りの黒人キャッチに話を戻すと、2022年の現在も普通にいて街行く人に声をかけているのを見かけた。
手に持っているPOP?を見てみると、昨今はバレンシアガやバーバリーなどのハイブランドも販売しているようだ。(YouTubeにも入店動画があった)
偽のブランド品を販売することは普通に犯罪なんだけど、今もなお堂々とこのような商売を続けてる(しかも1,2店舗ではない)のは、日本の警察が取り締まれない何らかの事情があるのではと考えている。
せっかく服が好きで頑張って東京に出てきた若者を騙すようなことをして欲しくないと本当に思う。
私はまだ復活できたからよかったけど、これが原因でそのブランドやファッションそのものが嫌いになってしまう人が出てきてしまったら本当に残念な話だ。
ネタとして、当時の赤BOXロゴのスウェットが手元にあればもっと面白かった…
それをいつまで着てどのような経緯で手元から無くなったのかはもう記憶にない(たぶん高校卒業までも着続けられなかったように思う)
さて、ここまでが私の90年代の過去の話。
次は、なぜ2022年の現在にSupremeを着ることになったのか、2つの理由を紹介したいと思う。
Supremeを着ることになった”2つの”きっかけ
1. 面白過ぎる店員モノマネ
2020年。新型コロナウイルスの影響で、元々YouTube大好きだった私も、さらに家でYouTubeの動画を見る時間が長くなった。
ある日お勧め動画に突然出てきたのが、吉本興業で活躍中のおミュータンツ 宮戸フィルムさんの「Supremeの店員モノマネ」
買い物に来たお客さんに在庫を聞かれて、
「Mない」
「XLない」
「Lない」
同僚に「何あります・・・?」と聞いた結果、
客に「全部ない」と言い捨てて立ち去る…
他にも、
同僚と談笑しながら客が差し出したクレジットカードで決済処理。
使えなかったクレジットカードを「使えない」と真顔で突き返す。
など、一般の接客業では考えられない塩対応のネタの数々w
実際に店舗に行ったことはないのに、何となく当時の噂話から「こんな感じだった気がする」のがわかった。
YouTubeのコメント欄にも「本当にこんな感じだぞ」ってコメントが溢れてたし、店舗のGoogle Mapの口コミにも似たようなことが書かれていた。
客が服を買いに行くのではなく「店員様に買わせていただく。」昔の裏原系のブランドはそんなスタイルが多かったのかもしれない。
裏原とは多少違うけど、当時地元にあった”ラフォーレ原宿 松山”の一部セレクトショップもこんな感じの接客だった。
それくらい、人気のあるブランドの服は昔は接客など関係なく飛ぶように売れていた。
今で言うと、ロレックスの腕時計やオールデンの革靴なんかがそのカテゴリに属するのだろうか。
そんな感じで、宮戸フィルム氏の才能溢れるネタのお陰で私としては「本当にこんな感じなのか?せっかく東京に住んでるから検証のため行ってみたい!」と思い始めたのがきっかけの一つ。
ご興味のある方は是非
2. 同世代のスケボー仲間からのお勧め
冒頭で紹介した、私自身がスケボーを愛するスケーターである話。
高校の時は、オーリー(スケボーを使ってのジャンプ)すら夢の夢だった私は、2019年から本気でスケボーを再開して、今ではキックフリップやグラインド、ボードスライドなどの応用技まで身に付けることができた。
関東には地方とは比べ物にならないくらい、スケボーを楽しめる「スケートパーク」が存在し、決まった曜日の決まった時間に通っていると声を掛けてくれるスケボー仲間も増えてくる。(多くのスケートパークは無料で区や市がやってる”公園”と同じような扱いだ)
仲良くなるスケボー仲間は自ずと、同世代でスケボーのスキルが同じくらいの人たちばかり。
そういった人たちと話していると、「90−00年代ってこんなファッションや音楽が流行ってたよね」といった話題が多くなる。
自分より少しだけ歳上のスケーター数人から共通して「クールだよね」と話題に上がるのは、やっぱりSupremeだった。
今までの項目で書いてきた通り、地方育ちの私にとって過去の色々もあり、そして例のモノマネの件もあり「Supreme」のアイテムを手に入れるハードルが高い認識は変わっていなかった。(その他にも、人気アイテム発売日には徹夜で並ぶことや、転売ヤーが並びのトラブルで乱闘事件を起こした話は聞いたことがある)
スケボー仲間は普通にSupremeの服を着てたり、スケボーの部品の一部がSupremeだったり、アクセサリーなどの小物を身につけてて「これ、すごく気に入ってて〇〇な経緯で買えたんだよね」なんて楽しそうに話すのを聞いてると私もSupremeに再度興味が出てきた。
と聞いてみた。
彼は「あー今はそんなに厳しくないよ。あのモノマネでやってるのは昔の感じ。
平日店舗行って、スモールBOX TとかフォトTとか気に入ったのがあれば買ってみればいいと思う。」
その話を聞いて「これだ!」と思った。
むしろ、それ以外の歴史あるデザインに、ブランドとしての価値がある!!
仲間に店舗での買い方もレクチャーしてもらい、「仕事帰りにSupremeに乗り込むぞ!」と意気込んだ
- 平日に来店する
- 渋谷店か原宿店が在庫豊富でお勧め
- 棚に”明らかにディスプレイされている”服を触らない
- 試着は言えば普通にできる
- ハンガーにかかってる服は「欲しい」と言えば裏から新品の在庫を出してもらえる
なるほど!これだけの情報があれば、もうビビらずSupremeに行ける。
そう思って初めての来店の日を迎える・・・
緊張の初Supreme
アイキャッチに使った画像は、ドキドキでSupreme原宿で買い物をして、その買い物が終わった時の記念写真。確か、2022SS week13が終わった後の平日だった。
私も東京に住むのは2回目だし、通算すると6年以上は東京に住んでいるから、表参道からSupreme原宿の店舗がある通りに入るのも、明治通り沿いのムラサキスポーツ横の裏道から入るのもどちらもお手のものだ。
Supreme原宿店はすぐに見つけることができた。
2Fに「Supreme」と書かれた赤い看板以外は何の装飾もない外観だ。(1FはNEIGHBORHOOD)
平日の仕事帰りの時間帯だが、若いカップルや大学生風の客が数組出入りしていた。
2Fへ続く階段を登ると、店頭でナグチャンパのお香が焚かれている。これは他の店舗も共通で、香りも含めて空間を演出しているのだろう。
初めてのSupreme店舗は、広い空間に最低限のアイテムのみがディスプレイされた、ミニマルで余白たっぷりの店内だった。(原宿店は特に広い)
友人からのアドバイスを思い出しながら、オンラインストアで見つけて気になっていた「Small Box Logo Tee」の黒がハンガーに掛かっているのを見つけた。
マイサイズはおそらくMサイズ。安いものではないし店内の客数にも余裕がありそうなので試着してみることにした。
店員さんは皆20代くらいだろうか。腕や首に派手なタトゥーが入っている人もいたが、ファッションは意外とシンプルで洗練されている。
近くにいた店員に声をかけた。
店員「Tシャツは今着てる服の上からだったらいいっスよ」
試着OK。鏡で見てみて、やはりMサイズがベストサイズであることがわかった。
店員「じゃあ新しいのレジに置いときますね」
そう言ってバックヤードへ消えていった。
キャップやバッグなど、気になってたアイテムを一通り見て、試着したSmall Box Teeと、ヘインズのボクサーブリーフを購入することにした。
会計はスムーズに終わり、昔とは違う丈夫な素材のショッパー(IKEAのショッピングバッグのような材質)に商品と、あの「赤いBOXロゴのステッカー」を入れてもらって買い物終了!
(当然ながら「ありがとうございました!商品出口までお持ちします」などはない笑)
SupremeのTシャツが手に入ったことはもちろん嬉しいのだけど、それ以上に20年越しに裏原宿の店舗で店内の雰囲気を感じながら買い物できたことが何よりも嬉しかった。
途中のコンビニで買った缶ビールを飲みながらキャットストリートを歩いて、渋谷駅から家に帰った。
憧れの裏原宿、Supreme店舗・・・
昔上手く行かなかったことを挽回できるのは、この上ない快感だ。
その後すぐに沼にハマり(笑)代官山、渋谷にも足を運んでオンラインでも買い物をするようになった。
購入アイテムをいくつか紹介したい。
Supremeでの購入品
Small Box Tee
これが、先ほどの項目で紹介した“初めてSupremeの店舗で購入したアイテム”
個人的には、胸に大きなBoxロゴがあるより、これくらいさり気なくロゴの主張がある方が年齢的に着やすいし好み。
このアイテムは気に入ったので、後日同じ原宿店で茶色も購入した。
Fat Tip Denim Campcapのデザインも気に入っていたのでこちらも合わせて購入。
実際に着てみるとこのような感じ(165cm 63kgでMサイズを着用)
Characters S Logo New Era
フロントに「S」ロゴ、バックに可愛いキャラクターの刺繍が入ったニューエラキャップ。
Supremeはクールなようで遊び心溢れるデザインも多くラインナップされていて、ある意味「Supremeらしい」と個人的に気に入っているアイテム。
息子には「おばけのぼうし」と呼ばれている。
Supreme×ANTI HERO Dog Tee
初めてオンラインで買えたコラボアイテム。
ノースフェイス、ナイキのコラボなどはオンラインでは全く買えず、スケーターの自分としてはスケートブランド「アンタイヒーロー」とのコラボアイテムは絶対に手に入れたかった。
購入確定までに時間がかかり、凄い緊張感の中自分のオーダーは通っており、後日無事に自宅へ届いた。
この”キワドイ”犬のポーズが何ともスケーター的で気に入っている。
他にも店舗/オンラインでの購入アイテムはあるけど、それはまた別の機会に紹介したいと思う。
おまけ: 90年代の流行音楽事情
ストリートファッションやスケートボードなどの”カルチャー”と切り離せないのが音楽の存在。
青春時代を過ごした1990年代後半〜2000年代前半には、国内外問わず才能溢れるアーティストが多数誕生した。
私もスケーターの例に漏れず、ハイスタ、BRAHMANのようなメロコア、Dragon Ashのようなミクスチャーロックだったり、エレカシやブランキー、TMGEなどの本格J-ROCKをよく聴いていた。
その他には、今も大好きな椎名林檎のデビューや、BUMP OF CHICKENのような、いわゆる”オルタナティブロック”バンドも多数デビューした。
J-POPにおいて、海外のメロコアやハードコア、HIP HOPなどの新しいジャンルを取り入れた曲がこの時代から増えてきた印象だ。
結局色々なものを聴き漁って、2003年くらいにはACIDMANやTHE BACK HORNなどのいわゆるロキノン系バンドにハマり、ライブにも頻繁に通って2022年現在も最も好きな音楽ジャンルとして確立されている。
2020年代前後から、90年代と同じくらい才能があって”新しい世界観”のアーティストが増えたなと個人的に思っている(米津玄師やあいみょん、King Gnu、YOASOBIなど)
自分は割と音楽には雑食で、洋ロックやメタル、テクノ系の音楽なんかも好きだけど、この話は長くなりそうなのでまた別の機会に紹介したい。
まとめ
長くなったけど、以上が私がSupremeに出会い、好きになったお話。
ファッションに興味のない人からすれば、ファストファッションの服もSupremeの服も全て“たかが服”だ。
ユニクロの10倍近くの価格のSupremeのTシャツが、ユニクロの10倍の耐久性や通気性・保温性を持っているわけはない。
でも、その”たかが服”を手に入れることに、私も含め色々な思い入れを持って、時には物凄い苦労をしてでも手に入れたい人が世界中にたくさんいるのが現実。
発売するアイテムの1点1点に思い入れを持たせるようなSupremeのブランディングは、昔から尖っててさすがだなと思う。
これからも変わらないスタイルで走り続けてもらいたい。
私も20年越しに昔のドキドキ・ワクワクを本場の東京で楽しめることに感謝している。本当ならば、コロナ禍前の長時間並びなんかも仲間と体験してみたかった。
これからも新しいアイテム・過去の名作アイテムなどを追いかけて行きたい。
当記事や私のTwitterを見てSupremeの店舗に行ってみたいと思われた方は、昔のように厳しい店内ではないので是非Supremeの世界観を楽しむため気軽に来店してみていただきたい。
次回は、Tシャツのサイズ感を紹介できればと思っている。それではまた!
ただ、その高校時代にお付き合いしていた彼女が妻なので、自分磨きを頑張ったことも間違いではなかったと思います。