前回記事では、念願のレガシィツーリングワゴン再購入についての詳細を書いた。
今回は私が数多ある車の中から、2003〜2009年の間に販売された4代目レガシィ、かつMT車にこだわる理由について紹介したいと思う。
車への興味が出てきた20代前半
私が車の免許を取得したのは19歳のとき。
元々はバイクの方が好きで、18歳の時に普通自動2輪免許を取得してYAMAHAのSR400に乗っていた。
キックスタートしか付いてなく、他の400ccのバイクと比べると単気筒で大して速くもないのだけど、きっとその頃からシンプルで質実剛健なモノが好きだったんだと思う。
20代になると周りの友達も続々と車を買い始め、自分もそろそろ車が欲しいなーと考えるようになった。
当時はそこまで「この車種に乗りたい!」といった願望はなく、日産のY33セドリックとか、R32、33あたりのスカイラインがいいかなーと思ってたくらい。
当時人気があった車種は
- セダン:セドリック、シーマ、セルシオ、マークⅡ、クレスタ、チェイサー、クラウン、マジェスタ
- ワゴン:レガシィ、アコード、ステージア、スプリンターカリブ、カルディナ
- コンパクト:bB、S-MX、キューブ、ヴィッツ、シビック
- スポーツカー:RX-7、ロードスター、シルビア、180SX、スカイライン、フェアレディZ、スープラ、ランエボ、WRX、シビックタイプR、S2000
- クロカン:ハイラックスサーフ、プラド、ランドクルーザー70,100、パジェロ
- ミニバン:ステップワゴン、オデッセイ、エスティマ、エルグランド
当時はハリアーのように上質な”SUV”といったジャンルは存在しなく、その少し先に登場した記憶がある。レクサスもまだ日本では正式に販売されていなかった。
一般人がネットを使うのはまだ難しい時代において、当時の情報収集手段は雑誌か友達からの口コミくらい。
その中で車にもだんだん詳しくなってきて、自分の好みの系統も少しずつ絞られてきた。
私は元々、車の”形状”にはあまり強いこだわりがなく、セダンでもクーペでもハッチバックでもワゴンでもピンと来るのがあれば何でもいいかなーくらいの感じ。
最終的には趣味の釣りやスノーボードがあるから、長尺物が積みやすいステーションワゴンがいいなと思ったのがその時。
自分が惚れ込めるようなカッコいいワゴン車とは何か?を考えた結果「ワゴンと言えばスバルのレガシィだ!」となったのが始まり。
当時は「ボクサーエンジンが〜」とか「4WDが〜」といった事は一切知らなかったけど、遠目から見ただけでもいい車だと思ったことは間違いなかった。
ちなみに当時のレガシィは3代目のBH型が最新で、街中には2代目のBG型とBH型がよく走っていた。
2代目BG型レガシィ(Wikipediaより)
Toyotacoronaexsaloon投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
3代目BH型レガシィ(Wikipediaより)
Toyotacoronaexsaloon – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
初めて車を買うにあたり、この時点では「レガシィが絶対の第一希望」ではなかった。実際に車を購入して、低収入で車を持つ事の難しさと中途半端な気持ちで車を買うとどのような事になるかを思い知ることになる。
初めて4代目レガシィと出会う
車を色々模索している中、お目当てであったスバル レガシィがモデルチェンジされた事を知った。
Celica21gtfour – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
Wikipediaから引用した画像はセダンのB4。
3ナンバーサイズにボディが拡張され、リアゲートのテールランプ同士を繋ぐ赤いプラスチックパーツが無くなってセパレートになったデザインは全く違う車に見えた。
新しいデザインに慣れるまで時間がかかったものの、実車を見てみたくなったので、友達とスバルのディーラーに行き試乗させてもらった。
試乗車として用意されていたのは、前期型のツーリングワゴン2.0iのATだった。
当時普通車をほぼ運転したことがなかったものの、死角の少ない運転席と程よいボディサイズからとても運転しやすかったのを覚えている。
少し走らせてみたところ、乗り味自体は何というか”普通”だった。これはGTじゃないから?と思い営業の方に尋ねたところ、B4のGTも試乗させて貰えることになった。
初めて運転したスバルのターボ車は思いのほか加速が鋭く、目的の速度にあっという間に到達した事を覚えている。
結局、GTとiのどちらの見積を出してもらったのかは忘れたが、総額300万円前後。
当時美容師として働いていて今現在の3分の1以下の低収入だった私は、ローンを組んだとしても支払える額ではないし、そもそもローンも通らないだろうと確信した。
そんなわけで、新車のレガシィに乗ることなど夢のまた夢なので自分の身の丈にあった車探しをまたスタートさせた。
BG/BHレガシィの中古車探し
スバル車は今も昔も中古車になると結構安くなる傾向にある。
当時の1世代、2世代前まで遡ってレガシィの中古車を探すと、2代目BG型のGTは100万円前後で購入可能な物件が結構あった。
後は、このまま「レガシィ」の選択肢を貫き続けても大丈夫なのか?といった懸念。
当時のレガシィやスバル車に乗っている人に色々聞いてみたところ、
「ハイオクでリッター4kmくらいしか走らないよ」
「故障した時パーツ高いよ」
「タイヤすぐ減って高いよ」
維持にもお金がかかる意見多数。
レガシィはまだ自分には早いかもしれない。今は美容師から別の職種への転職までは考えていないし、もう少し経済的な車種を選択した方がいいのでは?と考えた。
初めての車購入 ホンダ CR-V初期型
IFCAR – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる
画像はWikipediaより引用。
実は私の父は車関連の仕事をしていて「車を買う時は自分の会社を通すように」と言われていた。
中古車の購入だからメーカーは問わないとのことだったので、2000ccくらいの適当なワゴン車を見繕って欲しいとオーダーした。
そんな中で出てきたのは、全く候補にも考えなかったホンダの初期型CR-V
さすがに当時の車の写真はなかった…上の画像と同型同色です。
車体色はシルバー、コラムシフトAT、駆動方式は4WDだった。
レガシィとは随分と異なる車だけど、車体も安く自分の使用目的にも合致して経済的にも維持していけそうだと思った。
そのような流れで、人生初めての車購入はホンダCR-Vの中古車となった。
CR-Vは2000ccで3ナンバーサイズの普通車とは思えないほど本当に運転しやすくて、友達を乗せて遠くへ行っても乗り心地は高評だった。
車体自体にそこまで強い思い入れはなかったのだけど、スノーボード、釣り、キャンプなどのアウトドアには大活躍で、”車そのもの”より、その先に得られる事の方が当時の自分にとって大切だった。
これもまた、一つの車の楽しみ方なんだと思う。
この車があることはそれなりに楽しかったものの、やはり低収入だった事には変わりないから、月々のローンや税金などの費用に苦しむ事になって2年も経たない内に手放すことを考えた。
手放す事を検討している間に、バイクで交通事故に遭ってSRが廃車になったり(怪我はなかった)美容師を頑張るために東京に出ることになり、車を持つ事は一旦諦めた。
ローンの名義を弟に変更して乗ってもらう事になったと記憶しているが、最終的にどうなったのかは覚えていない。
20代前半は自分のやりたい事や興味の幅が不安定で、何かの目標を一時的に達成しても、他に興味のある事が出てきて継続できなかった事が多かったように思う。
この車がレガシィだったらずっと乗り続けようと思えたのかな…と考えることもたまにあるけど、それはどうなのかは分からない。
そんなわけで初めてのマイカー生活は2年も経たず終了。東京での生活を始めることになる。
初めてのレガシィ BL5B型 レガシィB4 2.0i 4AT
東京から地元に戻って新しい職に就いたため、また車の購入を検討できる機会が回ってきた。
「今度こそレガシィに乗る」その想いは変わらなかった。
当時はアウトドア系の趣味も一旦収束していて、車体の形状はツーリングワゴンでもセダンのB4でもどちらでもよかった。
お目当てのレガシィは2009年にモデルチェンジされ、5代目のBR/BM型に変わっていた。
あまり好みの外観ではないな…と思いつつもとりあえずディーラーで実車を確認する事に。
大きなボディサイズもだけど、プラスチック感の強い内装、極端に短いATのシフトレバー、スイッチ式のサイドブレーキ等、”自分が思い描いていたレガシィ”とは全く別の車に見えた。
新車の選択肢は無い。今度は4代目BL/BP型レガシィに限定した中古車探しだ。
せっかくだから今までほとんど運転した事のないセダンのB4にしようと決めた。
当時はBL/BP型レガシィの中古相場も大分落ち着いていて、前期型でATのB4は7年落ちで乗り出し100万円くらいだった。
ターボである事に特にこだわりはなかったから、2.0iアーバングレーメタリックカラーのちょうどいい個体を見つける。
初めてのレガシィはベースグレードでありながら、ボクサーエンジン、フルタイム4WD、高級感のある内外装で自分が今まで乗った車とは別物だった。
ここからは、トランスミッションを理由に乗り換えた話。
やっぱり、MTがよかった
私は初めて車を買う時から「MT車に乗ってみたい願望」はあった。
ただ、教習所以外で運転した事がなかったから運転できる自信もなかったし、周りからも「面倒で絶対嫌になるからやめておけ」と散々言われていた。
元よりMT車が少ない時代であったこともあり、特に深追いはせず「ATでいいか」でB4を購入することに。
レガシィに乗り始めた頃、偶然MTの普通車に乗っている友人ができた(スポーツカーではなく、輸入車のコンパクトカーだった)
彼もMTに相当こだわりを持っているようで普通に運転できるものか聞いてみたところ「簡単」との事だった。
それに加えてこのタイミングで、当時勤めていたブラック営業会社で自分に割り当てられる営業車がAT→MTの車に変わった。
最初は低速での操作が上手くできなかったりエンストした事もあったけど1日も乗らないうちに普通に運転できた。
車を買ったばかりなのに、MT設定のある車種でATを選んでしまった事に後悔…数は少ないけど、もっと探せばMTの車体も絶対あっただろう。
そんな中、1年くらいは B4の走りを楽しむ事に。車自体は気に入っているから、何とかMTに載せ替える手段はないかと調査したけど、結局は「買い替えた方が早い」が結論だった。
その後たまたまメンテナンスに訪れていた販売店で、 BP5後期型ダイヤモンドグレーメタリック2.0R 5MTの中古車が入荷していた。
ここで車を買い替えるとは、ずいぶんと安直な考えなのだけど、自分の本能は「この車に乗り換えるべき」と思った。
MTのレガシィに乗ったことはないからとりあえず試乗できるか聞いてみる事に。
試乗はOK。セダン→ワゴンの違いはあるものの、同型の車だから運転の感覚は変わらない。そして5速マニュアル。社用車で散々練習したのだから普通に乗れる…!
ここでの買い替えはかなりの金銭負担になる…しかし、早い段階で決断した方が傷は少ないのではないか。
元のB4もローンで購入してるから、ここで乗り換えるとどのような事になるのかを販売店の担当者に相談した。
- まずはB4を下取り査定
- ローン残債−査定額分を次回購入のローンに上乗せ
- 再度ローン審査
- 登録や名義変更などの各手続き
といった流れ。
と思い、査定と審査をお願いしたら普通にローンは通ってしまった。
「後悔しながら乗るより、ここで自分のこだわりを全開で楽しもう」
そう決断した。この決断については周りから相当馬鹿にされたが、私は全く後悔していない。
最初からMTの車体を探せばよかっただけなのかもしれないけど、先に書いた通り運転できる確信、気に入って楽しめる確信がまだなかった。
結果的にセダンもワゴンもATもMTも前期も後期も全部楽しめたんだからよかったじゃないかと思っている。
この乗り換えでどれくらいの損失があったのか気になる方も多いと思う。金額的には「当時のハイエンドカーナビを一台取り付けたくらい」の額。
当時BLレガシィの買取査定額はそれほど暴落してなかったため、カーナビ一台我慢すればどうにかなる額だった。
元からストラーダFクラスのナビが付いてたし、結局手放すまで交換することは一度も無かった。
BP5のMTレガシィと過ごした5年間
この車は、2011年の2月に納車。今から13年前だ。
当時のブラック職場もこの車を所持する事をモチベーションにどうにか耐え続けた。
ちょうどこのタイミングで地元の愛媛県から徳島県にある営業所へ転勤となって、帰省のためにもより一層車の必要性は高まる。
乗るだけで楽しかったから意味もなく走り回っていた。広島県、香川県などの県外であったACIDMANやTHE BACK HORNのライブにも全部この車で行った。
今まで車で行った事がなかった大阪や神戸へも何度も行った。
この車が、自分にとっては1番の車で、一発でこの車を選択できていたら自分の人生はまた今とは違う方向に分岐していたかもしれない。
この車で会社の荷物を運ばされたり、送迎をさせられたり(高速・ガソリン代は自腹)といった事も時にはあったが、仕事と車に乗る事を継続するためと割り切った。
年数が経つごとに車への愛着も増して、DIYでスピーカー交換やデッドニング、カーアンプを取り付けたりして好きな音楽を思い切り楽しめるようにもなった。
徳島市での生活も2年が過ぎた頃、また愛媛県松山市の本社で働くことに。
当時の職場は本社よりも徳島の支店で働いてる方が「まだマシ」な状況で、地元でありながらも松山市での勤務は身体的・精神的・金銭的な負担が大きかった。
今までは車があることをモチベーションに色々な事を耐えてきたのだけど、バランスが取れず体調を崩す事が多くなってくる。
2015年 レガシィとの別れ
この車に乗り始めて4年目が過ぎた頃、とうとう仕事の継続は難しくなり体調不良を理由に退職した。
失業手当の受給はできたため、厳しいながらもどうにかこの車の維持は継続した。
あまり詳しくは書けないけれど、この時期に知人からある仕事を手伝って欲しいと依頼され、仕事にこの車を使わせて欲しいとの事だった。
そこでとても嫌な思いをした事が致命傷となり、とうとう車の維持もできない状態になってしまった(交通事故ではなかったのが不幸中の幸い)
風邪でもないのに発熱・嘔吐を繰り返す日々…それを本気で心配してくれる人など当時の自分の身近にはいない…
結局は某有名買取業車に買取を依頼する事になったが、査定額は驚くほどに安かった。
査定額+ローンの残債を一括で支払ってBPレガシィと過ごした5年間は幕引きとなった。
愛車との別れは辛かったけど、その後ミニマリストを目指した事で転職も成功し、人生は一気に好転した。
2024年再びレガシィに再会
車を手放した2015年から9年。
私は結婚して東京に住み、2人の子供にも恵まれて当時とは全く違う生活になっていた。
ただ、レガシィにもう一度乗りたい願望は2019年あたりから再燃し、何度もこの車の夢を見た。
東京で車生活ができるとは夢にも思っていなかったけど、色々な事情があって同じレガシィを再購入することができた。
再購入に至った経緯はこちらの記事を参考に。
ここで「18年の年月による劣化」について紹介したいと思う。
ダッシュボード割れ
中古車サイトの写真では気が付かず、実車を確認したところ派手に割れたダッシュボードに驚いた…
販売店の営業に「子供が蹴りでも入れたんですか?」と聞いてみたところ、これはこの年代のレガシィの持病で紫外線の影響等でこのようになるとのこと。
乗っていた当時はそんな話聞いた事もなかったし、自分の車でこのような症状が出る前兆もなかった…
それくらい車に乗れなかった9年間という年月は、色々な物を劣化させるには十分だったということだ。
この車体はその他の内外装、下回り、足回りは綺麗で特筆して気になる点はこのダッシュボードくらいだった。
今現在 BP/BLのレガシィに乗ってる方のYouTubeやブログを見ると、みなさんダッシュボードカバーを付けているようなのでもうこれは仕方ない持病なのかも。
ダッシュボードは気になれば高額にはなるけどまだ交換は可能との回答をディーラーから得てるので、とりあえずDIYでべたつき除去→シール剤で補修→ダッシュボードマットで今は凌いでいる。
DIYの詳細は、次回記事にて紹介。
後から変えられる部分は深追いせず、根本的に変えられない部分(トランスミッション・エンジン型式・車体の形状)にこだわって車を選ぶべきだ。
グローブボックスが閉まらない
これも、この型のレガシィの持病らしい。
販売店に調整してもらって強く閉めればきちんと閉まるとの事
販売店の言う通り、爪や受け側の部分に破損は無さそうなのでディーラーに相談することにしている。
シートベルトキャッチの色褪せ
紫外線の影響か、赤い部分は白く色褪せ。
DIYで直せる人もいるみたいだけどあまり上手くいかなかった。これに関しては乗り出してからは大して気にならなくなった。
いざとなればこの手の保安部品は長期的に供給があるので気になったら変えるでいいと思っている。
ちなみに後席側は綺麗な真っ赤。
以上が気になった劣化ポイント。
良かった点としては、2006年代当時のナビがついていて、カーナビとしては使い物にならないのだけどHDDに入ってた音楽の趣味が自分に近くノスタルジックだったのでありがたく聴かせて貰ってる笑
ELTや B’z、WANDS、globeなどの90s懐かしJ-POPがたくさん入ってて妻にも好評
きっと前のオーナーは自分と同世代か少し上だったのか、LINKIN PARKやエヴァネッセンスなどの自分が大好きだった洋楽のアルバムも収録されていた。
前のオーナーは新車から乗ってたのかな?乗ってて楽しかっただろうな。結婚はしてたのかな?何で手放す事になったのかな?
色々な事に思いを馳せながら、この車が自分に回ってきた事に本当に感謝している。
いつまで乗り続ける?
まさか自分も、初回登録から18年も経っている車を所持する事になるとは思わなかった。
上の項目にも書いた通り、年月が経つと色々な劣化が出てきて様々なメンテナンスが必要になってくる。
でも自分にはこれを超える車・代わりになる車は無くて、だからこそ前と同じBP型を選んだ。
今後のメンテナンスにかかる費用も織り込み済みで長く乗り続けたいと思っている。
ただ、致命的な故障、事故や災害、盗難などのリスクも0ではないのである程度は覚悟の上で乗っている。
車検は新規だから、まずは次回の車検を目指して、また車検が通れば次の車検を目指す…そんな感じで頑張って乗り続けていきたい。
息子が免許を取れる歳になるのは、早くても14年後だから、そこまで乗り続けてMT車運転の練習にでも使ってもらえたら面白いなとも思っている。
その時代には、免許の制度も変わって「普通自動車免許はATだけでOK」となってるかもだけど…それくらいに3ペダル式のMTというのは今はごく一部の変わり者のための機構になってしまった。
妥協しない車選びを
ここまで書いた通り、私がこのレガシィに出会うまでの車選びは、妥協があったことから長く乗り続ける気にならなかった。
きっと私にとっての絶対要素は、ワゴンか?セダンか?ターボか?といった事では無く、「MTの4代目レガシィ」だったのだと思う。
車を選ぶ際は自分の絶対要素を洗い出し、そこを外さない方針で決めるのがおすすめ。
特に、後から変えられない部分を絶対に妥協しないこと
- タイヤ
- ホイール
- マフラー
- カーナビ等の装備品
- 車体色(これはあまり現実的ではない)
- トランスミッション
- エンジン型式
- 車体の形状
いつまでもレガシィ
もう今の自分の周りには「車で荷物を運べ」「車に乗せろ」「運転させろ」と言ってくる者はいない。
これは自分の車で、自分と家族を乗せるためのものだ。
もちろん、友達とどこかレジャーに出かける機会があれば、快く車を出そうと思っている。
これからも、絶滅寸前のMTレガシィで関東の色々な場所を走っていると思う。
見かけたら是非声をかけていただきたい。
最後に、この車を大事に乗ってくれた前オーナー、自分の人生を大きく変えるような車を作ってくれたスバル製作陣の方達に深謝。
次回:18年落ちで購入したレガシィのメンテナンスについて
当記事にも書いた通り、古い車なのでダッシュボードの割れやグローブボックスが閉まらないなど出だしから色々な不具合がある。
次回は、納車してから実施したメンテナンスやカスタマイズについて紹介したいと思う。次回もお楽しみに。
[2024年3月31日]書きました!
そして、他のジャンルよりスポーツカーの車種が何も見なくても1番浮かんでくる笑