あらためてBP5 D型のレガシィツーリングワゴン2.0R 5MTを購入して3ヶ月乗った感想

2度目の購入となった愛車のBP5 D型レガシィツーリングワゴン2.0R 5MT

今回は同じレガシィを2度購入して3ヶ月で変更した点、乗ってみての感想などを紹介したいと思います。

納車から3ヶ月のレガシィツーリングワゴン


納車から3ヶ月で走行距離は3000km超え。

乗るのが楽しすぎて月1000kmペースで順調に走行しています。

乗り方として、通勤には使用しないので完全に休日のレジャー用途。休日1日あたりだいたい100kmくらい走っています。

都心に行くと駐車場代がもの凄くかかるので、神奈川、埼玉、千葉、東京23区外へ出かける事がほとんどです。

車を購入して行動範囲が広がり、今まで行きたくても行けなかった場所へ簡単に行けるようになりました。

納車してからはポジション球切れ以外の不具合は特になく、エンジン、足回り、内外装共に好調な状態を保っています。

3ヶ月間のメンテナンス・カスタマイズ

納車前から1ヶ月後のメンテナンスはこちらを参考に

18年落ちの BPレガシィを購入してから行ったメンテナンスについて

2024年3月31日

納車1ヶ月でカーナビなどの最低限装備は整ったので電装品などをコツコツと装備しています

車載プラズマクラスター


私自身が花粉症で、子供も乗せるため車載プラズマクラスターを装着。

これ、以前乗ってたレガシィにも使ってたんだけど効果があるのかどうかは不明です笑

思い出のアイテムという事で今回も購入しました。

Shin
家でもシャープの空気清浄機使ってるけど効果があるのかは不明
フィルターに埃は着いてるのである程度の集塵効果はあるのかも

ドリンクホルダーに刺すと邪魔なのでこちらのアイテムでヘッドレストに固定。子供に破壊される事もなく順調に稼働しています。


電源はコンソールボックス内のシガーソケットから取得しています。

ルームランプ・マップランプLED化

ルームランプ交換作業中の画像 明るさは120ルーメン

この時代の車はまだまだ電球が主流だったため、明るさを求めてルームランプとマップランプをLEDに交換。

使用したのはPIAAのこちらのLED

・ルームランプ 6600K 120lm


・マップランプ 6500K 50lm×2



交換後のマップランプは50lm×2でこれくらいの明るさ。純正の電球よりも体感2倍くらい明るいです。

以前乗ってた2010年代も低価格でLEDが出回るようになった頃だったので、アストロプロダクツで売ってる格安LEDに交換していました。

以前はカーテシランプもLED化してたのだけど、ドアを開けると通電する部分でバッテリー端子を外すのも面倒なのでこちらはまだ電球のまま。

ライセンスランプLED化


以前書いた記事のポジションランプをレンズ内に落下させてしまった件で追加購入したLEDが余ったため、ライセンスランプに流用。

BPのライセンスランプのカバーは真っ直ぐにドライバーが入らず交換が面倒との情報を各所から得ていたので、長めのドライバーを購入して無事交換完了。

交換手順はこちらの動画を参考にしました。


ナンバー灯が今風の白い光でいい感じになりました。

ライセンスランプに使用しているのは、PHILIPSの6000K 90lmのLEDです。

今後のメンテナンスプラン

車検はまだ先のため、今後のメンテナンスとしてはエンジンオイル交換、エアコンガス点検などを検討しています。

BP5型レガシィのいい所・イマイチな所

BP5型レガシィ いい所

今乗ってる車体だけでなく、以前乗ってた車体も含めたBP5型レガシィ2.0Rの良い点を紹介します。

ボクサーエンジンの加速音

2.0R DOHC EJ20 自然吸気ボクサーエンジン

この時代のレガシィから、等長エキゾーストマニホールドとなり排気干渉がなくなったため、ドロドロというボクサーサウンドはなくなりました。

しかしながら、BPのレガシィも2,3速3000rpm付近で加速する時は結構ドロドロ言います。以前乗ってた車体もそうだったので個体差では無さそうです。

燃費にはあまり良く無さそうだけど、高速道路の合流前では無駄にシフトアップを遅らせて音を楽しんでます。

これができるのもMT車のいいところ。

NAで190psのハイパワー

2.0RのMT車はノンターボでありながら190psもあります。

今の時代、このサイズで車重が1300kg台、NAエンジンで200ps近いパワーがある車ってそうそうないと思います。

普段家族4人(大人2人子供2人)で乗っていても、1人で乗っている時と比べて加速は鈍ることなく、高速道路合流前の加速もスムーズです。

空いている幹線道路だとあっという間に制限速度に達してしまうので注意が必要。

ただ、低速トルクや出足の部分ではややイマイチな点もあるので後ほどの項目で紹介します。

横幅1730mmの程よいサイズ感


BPレガシィは横幅1730mmの3ナンバーサイズボディとなります。

以前乗ってた2010年代初頭はそこそこ大きい車の部類だったものの、人気のミニバンやSUVも横幅1800mm前後の現在では多少コンパクトな部類です。

このサイズが都内住宅街の狭路や立体駐車場でも取り回ししやすく、大きな道路に出ても安定感がありちょうどいいです。

Shin
実際に都内で使いやすいのはシエンタやフリードくらいのボディサイズが最強だと思う

広いラゲッジスペース


見た目通り、ワゴンの荷室はめちゃくちゃ広いです。

ベビーカー、子供の三輪車、買い物用のクーラーバッグを常に積んでも余裕があります。

セダンだとトランクを閉める分荷物の高さを考慮する必要があるため、積載量と積載のしやすさはワゴンに分があります。

子供が大きくなったら一緒に釣りやキャンプにも出かけたいし、やっぱりワゴンにしておいてよかったなと思います。

BP5型レガシィ イマイチなところ

イマイチなところの方が多いかもですが、それも全て分かって乗っています。あくまでも情報共有が目的です。

短所よりも長所で全てカバーできるので、BP型が好きな方は短所を含め愛着を持って乗っていただきたいと思います。

前席部分の収納は控えめ

助手席側のグローブボックスとドアポケット
ラゲージスペースは十分に広いのだけど、前席側にある収納スペースは

  • ドアポケット(激狭)
  • センターコンソール
  • グローブボックス
となります。

グローブボックスの容量はそこそこあるものの、その他はあまり実用的な物は入れられません。

ドリンクホルダーが少ない・使いにくい


上の項目とやや被るけど、前席側のドリンクホルダーはセンターコンソール縦並びに2つあり、ドア側にはありません。

Shin
しかも一般的なペットボトルや缶がフィットしない微妙なサイズ感

個人的に、ドリンクホルダーがセンターにあるとシフト操作の邪魔だし運転中に飲みにくいからドアポケット側にあって欲しかった

この間ディーラーで見たレイバックはセンターにもドアポケットにもドリンクホルダーがあり、ドアポケットの収納も広かったのでこの年代のユーザーの声が反映されているのかもしれません。

妻も乗ってるとドリンクホルダーが2個しかないのは不便なのでこの拡張グッズを使ってます。これもドリンクホルダーの絶妙なサイズ感から下の部分がブカブカでハマらないため、ホームセンターで買った隙間テープを使って上手くはめ込んでいます。

カーナビの位置が見づらい


購入時から書いてる2DINインダッシュナビが下過ぎて見づらい件。

自分のストラーダは運良くチルト機能があるので限界近くまで傾ける事で見やすくはなるけどやっぱり見づらい。

高速のJCTは音声案内と道路標識・路面表示を駆使して車線変更をしてます

ナビの注視は事故につながるため、結局は補助程度にとどめて実際の交通標識に従うのが正しい運転の仕方かと思います。

特に首都高は立体交差が複雑なので、ナビも100%自車位置を正確に捉えているわけではありません。

Shin
首都高直下の一般道を走ってても高速に乗ってると認識されることもある

オートエアコンの制御がイマイチ

BP5後期型のエアコンパネル(シングルエアコン)

車の年式を考えると妥当だけど、オートエアコンは全然快適な温度にならないです。

暑過ぎたり、寒すぎたりとこれは前に乗ってた車体も同じでした。

風量変更などの操作を手動でするとオートエアコンは解除されるので常にマニュアルで使ってます。

Shin
車の操作はMTがいいけど、エアコンとかは勝手にいい感じにやってくれた方がいいと思う

久々に乗ったからなのか、今だにFANとTEMPのダイヤルがどっちがどっちか覚えられずノールックで操作できない笑

低速トルクはあまりない

「レガシィはパワーのある車」で一般的に認知されてるけど、低速のトルクや出足の良さはあまりないように感じてます。

これはBP型の2.0Rに限らず、2.0GTやBH型のレビューなんかでも目にするのでそういうものなんだと思います。

特に自分はMTなので1速→から2速の変速時にどうしてもアクセルを抜く必要があり、そのタイミングで信号待ちで並んでた軽やミニバンに抜かれることもあります。

自分は元々安全運転派なので、その辺は気にせずゆったり乗ってます。後続車からすると「見た目の割に加速悪い車だな」と思われているかもしれませんが笑

「MTのレガシィはとにかくパワフル!」と考えている方にとっては、ちょっと想定と違う部分かもしれません。

その代わり、高速道路の合流までの加速の伸びや高速安定性は普通の車にはないものがあると思います。

電子制御スロットルの反応がイマイチ


これも、昔からよく言われてきたイマイチな点。

レガシィは4代目のBP/BL型から電子制御スロットル、通称”電スロ”が採用されていて、頭で思ったアクセル開度と実際の開度が合わない事がよくあります(低速時の話)

アクセルを弱めにペコペコと操作して僅かにふかす事で低速での発進/後退時はちょうどいい開度になる事が多いです。

それでもたまにアクセルを踏んでも思った通りに回転が上がらない時があり、エンストするのは大抵そういったタイミングです。

これはこの車の癖と考えてそれほど気にせず乗ってます。

クラッチペダルは重め/ミートポイントは奥の方

他のMT車にほとんど乗った事がないから正しい評価かは分からないけど、純正でもクラッチは重めの部類かと思います。

Shin
その重さが、操作してる実感があって良いのだけど

クラッチが繋がるのも結構奥の方に感じるので、上に挙げた電スロの制御と相まって操作ミスすると即エンストとなりやすいです笑

エンストするかは結局は当人の腕次第なので、イマイチな点にするにはちょっと迷いましたがこの車の特性として情報共有目的で書いてます。

ちなみに私は10日間車に乗る日があったとして、そのうち一回くらいはエンストします笑

18年落ちBP5レガシィの燃費

現オーナーの方も購入検討の方も気になる方が多いと思われる燃費。

BP5 2.0Rはハイオク使用でカタログ燃費は13.0km/l

燃費計に表示される燃費は、3000km少々走って9.8km/lほど。

エアコン常時使用で一般道8割、高速2割くらいです。

高速ばかり走ってる時は燃費計は12.0km超えることもあります。

逆に渋滞の多い一般道の短距離走行を繰り返していると8km台になることも多いです。

毎回測定してるわけではないけど、満タン法でも燃費計との誤差は±0.5kmくらいです。

18年前の車で4WDでパワーのある車としては上出来だと自分は思っています。

熱海へ行った時は帰路の海老名SAで13.1km/lを記録!

燃費については変動の可能性もあるので今後も紹介していきたいと思います。

まとめ:夏に向けてこれからも大活躍のBPレガシィ


これにてBPレガシィを再購入して3ヶ月のレビューは終了となります。

東京で車を購入する事自体が初めてで不安もありましたが、前回乗っていた時以上に走行距離の伸びは早く、家族のレジャーに大活躍しています。

妻も購入前はMT限定解除の教習に行く事を検討していたものの「MT云々より首都高や都市部の運転は無理」とのことだったので、今後も後ろめたさを感じる事なくMT車に乗り続けられそうです笑

もうすぐ夏なので、今まで電車で行く事ができなかった子供のプールや海水浴に大活躍させたいと思います。

次回:東京で車を持つということ

首都高湾岸線 新木場付近

上京してからもうすぐ7年。今までは車不用と考えていました。

子供ができてライフスタイルも変わり、それでいても自家用車を持っている世帯はごく少数である中、思い切って車を購入して良かった点や都内でのカーライフについて紹介したいと思います。

次回もお楽しみに。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA