前回記事ではジャストサイズだと思って購入したJ.M.WESTONの641ゴルフ5/Dが思いもよらず修行必須となってしまった事を書きました。
今回は懲りずに同サイズ5/Dの180ローファーを購入して、どのようなサイズ感だったのかゴルフとの比較も合わせて紹介したいと思います。
J.M.WESTON 180 シグネチャーローファー5/D

購入した180ローファーのスペック
- 素材:ボックスカーフ
- 色:ブルー
- ソール:レザー(トゥスチール付き)
- サイズ:5/D
今回はメルカリ購入
前回ゴルフを購入した中古靴専門販売店には自分の希望するブルーで5/Dサイズのローファーはありませんでした。
色違いの5/D、5/Eを試着させてもらったところ、適正サイズは5/Dであることが判明。
着用感の詳細は後ほどの項目で紹介します。
メルカリではゴルフよりローファーの方が出品が多く、2週間ほど巡回したところで希望するブルー5/Dのローファーとマッチングしました。

トゥスチールは非純正であるものの、今後のローファーの修理は純正にこだわらずユニオンワークスさんにお願いしようと思っていたためこちらの個体を選択。
他社で修理履歴がある靴はJ.M.WESTON正規店での修理を受けられなくなります。
購入価格は現在の国内正規価格の1/3以下だったため、相当お得に購入できたことになります。
180ローファーのサイズ感について

管理人Shinの靴のサイズ
私が普段履いている靴のサイズは以下です。
- スニーカー 26.0cm
- 日本製の革靴 25.0cm
- チャーチ・クロケットUK6.5
- パラブーツ UK6.0
180ローファーのサイズ感
180ローファーはゴルフと比較すると革が薄くて柔らかさもあり、足入れした時は、

と感じました。縦も横もジャストフィットです。
出品者の方は足が痛いため出品されたとのことでしたが、私の足には運良く合っていました。
また、純正のレザーソールも他社製のものと比べると表面の滑らかさが桁違いで地面に触れる感触も気持ちいいです。
641ゴルフとの比較
ゴルフに使われている木型である31ラストよりも、41ラストの180ローファーの方が自分の足に合っていたのも修行不要で履けた理由と考えています。
ゴルフは半年間履いてるけど、未だ足に当たる部分が多く、木型は完全に自分の足に合っていないと思われます。
中古で購入したこともあり初日から1日中履いていても足が痛くなる事はなく、かと言って履き込んでもゆるゆるになる事はないです。
間違いなく今までのローファー史上最高のフィット感です。

改めてJ.M.WESTONのサイズ選びの難しさを感じました
ボックスカーフとロシアンカーフ比較

右:ロシアンカーフ
今回購入した180はボックスカーフです。
以前に購入したゴルフは、廃盤となっているロシアンカーフ。
写真では伝わりづらいですが、ボックスカーフの方がキメが細かくツヤ感もあります。また、ボックスカーフの方が水弾きもよく水滴にも強いです。
180の通常販売モデルは基本的にボックスカーフです。ロシアンカーフの180が欲しい場合はオーダーとなります。
お手入れはJ.M.WESTON純正クリームで

今回購入した180は、運良く出品者の方に純正クリームを付けていただきました。
ブルー(ネイビー)の靴は初めてだったので、改めてクリームを購入する必要がなく助かりました。
ゴルフのタンブラウンにも純正クリームを使っていて、油分が多めで艶感が強く水にもやや強くできるクリームだと思います。

180購入時からしっかりブルーのクリームが入ってるなと感じていたので、無色クリームでのメンテナンスも挟みつつ色が濃くなりすぎないようにしています。
シューツリーは純正とコルドヌリ・アングレーズ併用

右:コルドヌリ・アングレーズ
ウエストン純正のシューツリーはゴルフと共用で購入したもので041Lの6サイズ。
伊勢丹でローファーとゴルフ両方で合わせてもらってジャストフィットです。
もう一つ、気になっていたコルドヌリ・アングレーズのシューツリーも使っています。
モデルはEM260Sで、サイズは39になります。
こちらはフランス靴に多いぽってりしたラスト向けのモデルで、ローファーにもゴルフにもジャストフィットです。どちらかと言うとローファーのラストに良く合っていると思います。
シューツリーは靴の数だけ揃えるのではなく使い回しをしているため、できるだけ高品質で気に入ったものを買うようにしています。
まとめ:今回は修行不用の180シグネチャーローファー

バッグはL.L.Beanのボートアンドトート
今回は、修行必須となってしまったゴルフに懲りず同サイズの180ローファーを購入したお話でした。
初日から修行は全く必要なく、特に何も考えず仕事でも休日でもガンガン履いてます。
個人的な主観として、ローファーのサイズ感は「ピッタリフィットしてるな」と感じる物が1番だと思います。
自分の場合は5/Eだと履き口にゆるさを感じて、6Cだと試着した段階で足が締め付けられているのがわかりました。
無理な修行をするよりは、”ほどほど”のサイジングで購入した方がウエストンの履き心地を長く楽しめていいんじゃないかと思います。
足が圧縮されたり血が巡らなくなるようなサイズを選んでしまうと、修行が完了するかどうかも怪しいです。

おそらく180よりもゴルフの方が”細い”木型を使っているのだと思います。
この記事が180シグネチャーローファーのサイズに悩む方の助けになりますと幸いです。
もう少し履きこんでエイジング記事も書ければと思います。あと、4年前から手持ちのローファーであるパラブーツ ランスとの比較も書ければ面白そうです。
ご覧いただきありがとうございました。