“ミニマリスト”はテレビも断捨離する!というのが定説ですが、実際にテレビあり/なし両方の生活を送った経験から、どちらが良いのか考えたいと思います。
ちなみに、2017年6月現在は、「テレビなし」生活中です。
現在、テレビなし生活を送っている理由

昨年、当ブログに「【macOS Sierra 対応】わたしのMacがテレビになる GV-M2TVでテレビを見よう!」という記事を書きました。
確か、年末年始にテレビが見たくてMac用のTVチューナーを探した結果こちらのチューナーに決めたことを覚えています。
しかし、今年の3月くらいに「あれ?年始以来テレビ見てなくね?」ということに気がつき、勿体無いのでチューナーはメルカリで売却しました。
年始から見てないため、売却してから3ヶ月たっても特に困ったことはありません。
自分は元々、映画や漫画、小説など物語を追うことが好きなので、テレビも見始めればバラエティでも何でも続きが気になり最後まで見たくなります。
なので、テレビ番組というコンテンツ自体が苦手な訳ではありません。
テレビの必要かどうかといった考えは後ほどの項目で紹介したいと思います。
近年のテレビあり/なし生活について
- 2011〜2013 テレビあり
- 2013〜2015 テレビなし
- 2015〜2016 テレビあり
- 2017〜 テレビなし
2011年から転勤で隣県に引っ越して、最初はテレビがなく、職場の先輩にブラウン管のテレビを貰った覚えがあります。
自分も色々大変な時期で、世の中全体にも暗いニュースが多い時期だったのでテレビをつけるのは結構憚られましたが、世の中の情報をキャッチするにはやはりテレビが一番です。
その後地元に戻ってきて、新しい物を用意するのが面倒だったので、2013年からはテレビなしで普通に過ごしていました。
そのため、当時に流行っていたドラマやお笑いが全然わかりません。「半沢直樹」は面白かったのでDVDで観ました。やはり、話題になるものは面白いから話題になりますね。
2015年は、結構面白そうな夏アニメが多かったので、テレビを導入することにしました!
ちょうど、干物妹!うまるちゃんがやってた時期ですね。
アニメ2期製作決定したのでまたテレビが必要になるか…
ちなみに、田舎はMXが映らないのですが、大体のアニメはBS11で観ることができます。日曜の深夜に「うまるちゃん > ハッカドール」の順番で見て「明日も仕事か〜…」と思っていたのを思い出します。
当時はWindowsパソコンを使用していたので、IOデータのTVキャプチャボードをPCに組み込んでテレビとして使用していました。HDDに録画もできるため便利です。
東京に住んでた時もこのTVキャプチャ使ってたな…
テレビを見ない理由
テレビというのは、“面白いコンテンツ”であることは間違いないです。
ありとあらゆるお茶の間にいる人の意識を持っていけるように、大勢の人の手によってコンテンツが制作されています。面白くないはずはありません。
漫画「闇金ウシジマくん」で、敵キャラの神堂という男が「家族で一緒にいる時間になぜテレビに夢中になるかわかりますか?面白いからです!」(セリフ合ってるかわからないけど)と言っていました。まさにその通りです。
ドラマ3期とファイナル、まだ見てなかった…
テレビを見ていれば、翌日の職場や学校での話題作りに困らないし、スマホを見なくてもある程度世の中で流行っていることはわかります。
しかし、テレビで流れている情報が「本当に自分が得たい情報か」と言われると、私の場合そうでないことがほとんどです。(見始めたら大して興味のないことでも最後まで見てしまいます)
そういった理由で、自分から必要な情報を取得しに行ける、インターネットのコンテンツの方に時間を割いています。
自分の意思で必要になったときに情報にアクセスしに行く方法を、IT用語で「プル型コミュニケーション」と言います。基本情報、ITパスポート試験の問題にも出てきますね。
「必要な時に必要なモノだけ」の精神を持つミニマリストとしては、情報はプル型コミュニケーションで取得する方がマストだと私は思っています。
しかし、世間一般の多くの人にとっては、“テレビ”というコンテンツの方が、まだまだインターネットよりも上位に位置します。
私が書いているようなブログメディアも、テレビやYouTubeより、見ている人に時間を使って読んでもらえるような面白いコンテンツにしていく必要があります。
テレビがないと困ること
流行についていけない
テレビとインターネットの大きな違いは、「流行している話題の大きさがわからない」ということじゃないかと思っています。
テレビがなくても、Yahooのトップニュースを見れば「こういったことが流行っているんだな」ということは大体わかります。
私は特に、トップニュースが芸能人のニュースで埋め尽くされていると「今日も日本は平和で本当によかったな」と思います。
しかし、ネットニュースはどのニュースも同じフォントサイズでタイトルが表示されているため、どのくらい大きな話題なのか?というのはちょっとわかりにくいです。
たとえば、「ブルゾンちえみ」が人気ということが何となくわかっても、それがどれくらいの層まで通じるのかというのはイマイチピンと来ないです。たまにしかテレビを見ないにもかかわらずよく見かけることから、国民のほとんどは知っているんだろうなと推察されます。
ネットニュースだけで得た情報は、どうしても自分が好きな情報に偏りがちです。アニメなどの情報が大体的に扱われていても、普通の人からすると「?」な感じなんだと思います。
親戚テレビ理論
「親戚テレビ理論」とは、「ぼくたちに、もうモノは必要ない」の作中に書かれている、親戚が集まって話題がなくて気まずいから、つけているテレビの中から話題を探す行動のことです。
さすがにうちの1Kに人が集合することはそうそうないですが、家にテレビが一つもない生活を送っているとこのような時に困るのかもしれませんね。
TVなし生活ってどう?
今までの生活で、「起きたらすぐテレビ」「帰ったらまずテレビ」という生活でなければすぐに慣れます。
どうしても見たいものがあれば、配信などで見ることもできます。私も、アニメはバンダイチャンネルの配信などで見られるものはそこで見ています。
今現在は、仕事から帰ったら、食事の準備、洗濯、勉強、ブログの執筆と、色々やることがあるためなかなかテレビに使える時間がないのでなくても気になりません。
トレンド系のブログを書いているのであればテレビは必須で、見ながらの記事づくりも必要だと思います。私もそういった記事を書く必要性が出てくれば、テレビを見ながらブログを書く生活を送るかもしれません。
テレビはあった方がいいのか
「どちらでもいい」です。あれば見るし、なくても困らないといった感じ。
一人の生活であればそれでいいですが、家族が必要としているなら必要だと思います。
ちょっとした息抜きや、夜のドラマを楽しみに1日の仕事を頑張るのもいいかもしれません。アニメも最新のものが観られますね。
導入するのであれば録画機能は必須です。これさえあればリアルタイムで番組を見るために時間を拘束されることがありません。
一時期、PS3+toruneの組み合わせでテレビを見ていたこともありました。
まとめ:ミニマリストにTVは必要か?
結論としては、モノを減らす中で、必要とするのであれば全然残していいと思います。
むしろ、最後まで残る可能性が高いものです。私も、「パソコンを断捨離しろ」と言われたら絶対無理です。
同じように、テレビも切り離せないのであれば、手元に置いておけばいいだけです。
「テレビがあるからミニマリストじゃない」といった括りはあまりにも固定観念にとらわれ過ぎなので、そうは考えたくないですね。
ミニマリストは、幸せになるために必要ないものを減らすことができる人のことです。テレビを見ることが生活の一部であるなら無理な断捨離はよくないです。
私も、必要に応じて導入を検討したいと思います!
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^

































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