パラブーツ シャンボードとバブアー ビューフォートSLを1年間愛用して

定番中の定番とも言える、フランス パラブーツの靴と、イギリス バブアーのジャケットのコーディネート。

今回は、2020年に購入したパラブーツのシャンボードと、バブアーのビューフォートSLを1年間愛用した結果について紹介したいと思います。

1年半愛用したParaboot CHAMBORD


最後のお手入れは一ヶ月前。

購入当初と比べるとシワもいい感じに入り、革のツヤ感も増したように感じます。

今日は大晦日なので、この記事を書き終わった頃に最終的なメンテナンスをしようと考えています。

タグに少し使用感が出ていますね。

靴磨きをするときは、クリームが付かないようにタグをマスキングテープで覆うようにしています。

タグを取ってしまう方もいるようですが、タグまで含めたパラブーツのデザインなので、私はボロボロになってもタグが付いたまま履き続けたいと思っています。

なお、タグは有料で付け直ししてもらえるようです。

参考:パラブーツ公式サイト


歩き方の癖か、外側のヒールも結構減ってきました。

パラブーツ自社製の“PARATEX”ソールは、まだまだオールソール交換が必要な雰囲気を感じることはなく、創業者の“RP”の頭文字も綺麗に残っています。

ヒールのみの交換も恐らくできそうなので、まずは一度ヒール交換をしてからオールソールを考えたいと思います。

多分あと数年は大丈夫だと思います。

ライニング(靴の内側)は、いい感じにアメ色に変色しました。

右側のインソールが剥がれやすくて、何度か銀座SIXの店舗で接着してもらいました。

最後の接着がしっかりしていたのか、ここ1年剥がれる気配は全くないです。

購入が2020年の7月初旬だったので、以上が1年半シャンボードをガンガンに履いたエイジングの結果になります。

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遂にパラブーツ シャンボードを購入! 購入〜履き下ろしまで

2020年7月23日

他にもカジュアルで履ける革靴は持っているのですが、ローテーションに回ってくる回数はシャンボードがダントツのNo.1です。

その理由は、前回のランスの紹介記事にも書いた通り、全天候に対応可能な革質とスニーカーのように柔らかい履き心地にあると思います。

1年間愛用したBarbour Beaufort SL


2020年の11月初旬に渋谷のBarbourで購入。

当時は仕事も育児も本当に忙しい時期で、購入の記事が書けませんでした。そのため、当記事がビューフォートを初めて紹介する記事となります。

日本人向けのスリムフィット(SLタイプ)で色は黒。サイズは38と、私の体格(165cm,60kg)にしては少し大きめのサイズを選んでいます。

真冬のアウターとして使えるよう、中にインナーダウンやボリュームのあるトップスを着ることを想定して、ワンサイズ上を選択。

こちらのビューフォートはバブアーの定番である、オイルを染み込ませたワックスドコットンを使用したものです。

バブアーを買う際に皆さんが頭を悩ませる部分は「オイルの臭いや付着が大丈夫か?」といったところかと思います。

最近のバブアーのオイルは改良されていて、購入当初は多少のベタ付きはあったものの、1シーズン着て1シーズン保管しても特に臭いが気になることはありませんでした。

個人的に、バブアーのジャケットを1着も持っていないのであれば、まずはワックスドコットンのタイプを購入してバブアーの良さを楽しむことをお勧めします。

定番を持っていると、「次は春秋向けにノンワックスのタイプが欲しいな」とか、色々な妄想の幅が広がります。

こちらは、ビューフォートの特徴である背面のゲームポケット。

ビューフォートは狩猟用のハンティングジャケットであるため、捕らえた獲物をポケットに入れられるようこのような作りになっています。

実際に狩猟をすることはありませんが、このような機能的なディテールを残していることが、バブアーが男心をくすぐるポイントなのかなと思います。

こちらのゲームポケットは左右から開閉可能で、袋状につながっています。

一説によるとMacBookも収納可能らしいです。私は手ぶらで出かける時に文庫本やモバイルバッテリーをここに入れるようにしています。

ビューフォートの袖回りは、スナップボタンで開閉できる仕様。(他のバブアーのモデルは、袖はリブ素材になっているものが多い)

これもハンティングジャケットの特徴で、狩猟の時に素早く袖を捲れるようにこのような仕様になっているとのことです。

腕時計をされている方は、時計より内側でスナップを止めておくことで時計も見やすいし、風が入ってくるのも防げるのでおすすめです。

定番のビデイルジャケットではなく、ビューフォートを選択した理由としては以下があります。

  • ショートでもロングでもない絶妙なミディアム丈
  • ゲームポケットや袖回りなどのハンティングジャケットとしてのディテール
バブアーのモデル名を全然知らない時にSHIPSに見に行って「後ろにポケットが付いているモデルが凄く良かった!」だけを記憶していたので、始めに脳内にピンと来たモデルだったのだと思います。

シャンボード×ビューフォートSL コーディネート


  • アウター:Barbour ビューフォートSL
  • トップス:Uniqlo×White Mountaineering ウルトラライトダウン
  • デニム:UniqloU セルビッジレギュラーフィットジーンズ
  • シューズ:Paraboot シャンボード
  • 時計:Rolex エクスプローラー
パラブーツとバブアーを合わせる定番中の定番“量産型”コーデ。

Shin
これでデニムがリゾルトだったらもう完璧ですね。

実は710か711を狙っています。

ビューフォートは真冬のアウターとして活躍させるにはやや薄手なので、中にユニクロ×ホワイトマウンテニアリングのライトダウンを仕込みます。

キルティング風のダウンが今年っぽいです。

足元を拡大するとこのような感じです。

自分はファッションセンスにそれほど自信がないので、以下2点を念頭に置いてコーディネートを組み立てています。

  1. 「名品」と言われる定番アイテムで気に入った物を身につける
  2. 色や形など自分に合った物を把握して、そのルールからはみ出さない
❶について、これはファッションと言うよりは「物欲」の話に近くて、自分がとにかく「いい!」と思った物は使い勝手や手持ちアイテムとの相性はあまり考えずに購入しています。

腕時計や靴なども「合わせやすいから」と言うよりは、ただ「そのデザインが好き」を理由に買っています。

手持ちのアイテムとの合わせ方を考えるのではなく、欲しいから手に入れた物に自分のファッションを合わせるくらいの気概です。

これも行き過ぎると「ブランド物で固めた痛い人」になってしまうのですが、自分の場合はロゴなどが控えめで黒っぽい物が好みなのでそのようにならず助かっています。

❷について、基本的に色は黒をベースに考えていて、アイテムによってネイビーの方がよければネイビー、ダークグレーの方が良ければダークグレーといった具合に色選びをしています。

個人的にカーキやベージュなどの中間色が似合いにくいので、できるだけ避けるようにしています。

しかし、変わった色でも「着てみたい!」と思うアイテムがあれば全体のコーディネートを考えて取り入れていく予定です。

サイズ感については、数年前までは「できれば細身〜ジャストサイズのもの」をベースに考えていました。

昨今は好みや体型の変化もあり「ジャストサイズ〜1サイズオーバー」をベースに考えています。

以上が私のファッションに対する考え方です。

自分のファッションセンスに自信がなければ「真似」で全然いいと思います。

それで自信が持てて出かけるたびに気分が上がるのであれば、この上ないことです。

個性的なメゾンの服を着こなしたり、古着や一点物で「自分に絶対似合うアイテム」を探すことってめちゃくちゃ難しいですよ。

変わった服を着こなしたり個性的なコーディネートをするにはそれなりのスタイル(体型)や内面的な個性も必要で、できる人にしかできない技だと思います(私の周りにはそのような難しい服を素敵に着こなす方もいらっしゃいます)

ビューフォートSLの着丈や裏地はこのような感じです

おまけ:ユニクロのバブアー風ジャケットのコーデ


上で紹介しているコーディネートから、アウターだけを変更しました。

こちらで羽織っている商品は、ユニクロの「ユーティリティジャケット」という名の商品です。

2,990円で購入できました。

コーデュロイの襟やポケットの位置がなんとも「バブアー風」です。細かい点は全然違うのであくまでも雰囲気を楽しむアイテムです。

Shin
昨年出てた「ハンティングジャケット」の方が、裏地もチェックで明らかにバブアーを意識してた。

裏地はチェックではない

このアイテムを購入のは「秋口にサラッと羽織れるショートジャケットが欲しい」と「バブアーにはないベージュ色のジャケットにトライしてみたい」理由からです。

バブアーとどこかのセレクトショップのコラボで、このようなノンワックスのビデイルジャケットがあったような気がするのですが、まずはユニクロで「自分がベージュのジャケットを着るとどうなるか?」を試してみようと思いました。

Shin
妻からは「本家バブアーより、こなれ感出てていいんじゃない」と好評をいただきました。

個人的にバブアーのジャケットは重厚感というか、ある種の野暮ったさがあって女性受けはあまり良くないのではと思います。

このジャケットを選んで着こなせるのも、本家バブアーの味や雰囲気を知ってるからなのかなと考えています。

バブアーを持っていない中でこのジャケットを買っても、多分自分のファッションのローテーションにうまく取り入れることができないような気がします。

まとめ:2022年も大活躍間違いなしのChambord×Beaufort


大定番のパラブーツの靴とバブアーのジャケットを組み合わせることで、ファッションにも自信が持てるようになり、私服の制服化に近い自分のスタイルを作れるようになりました。

記事内でも紹介した通り、ファッションって大半は真似でいいと私は考えています。

これは例えば絵とか、料理とか、作曲とかでも「真似ができないと新しく何かを生み出すことはできないんじゃないか」と考えてます。

なので、自分はこれからもメディアで紹介されていて「いい!」と思った物を取り入れて組み合わせるようなスタイルになると思いますが、その中で少しでもセンスが磨かれたらいいなと思ってます。

ちょっと何の話かよくわからなくなってきましたが、言いたかったのはバブアーとパラブーツのアイテムは最高だということです笑

今後もシャンボードとビューフォートのエイジング記事と、新しく購入したパラブーツ ランスのエイジング記事も紹介していきます。

あと、実はバブアーももう一着欲しいと思っていて、超ショート丈のスペイジャケットを狙ってます。


こちらも購入できたら紹介しますのでお楽しみに^^

さてさて、2021年もあと12時間を切りましたね。

今年最後に年末のまとめ記事を続けて投稿します。よろしくお願いします。

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