格安SIMを提供する会社も増えてきて、私の周りにもキャリアの契約から格安SIMへ乗り換える人が増えてきました。
昨年の9月ごろに格安SIMに乗り換えたのですが、大手キャリアを利用していた時の利用料金と比べると、1/5ほどになってます。
かなりの節約効果となりますので、実際に乗り換えた手順と、乗り換えてみた感触についてお伝えします!
使用している端末とSIM
端末:Apple iPhone SE 16GB

今や希少なiPhone5サイズのSEです。感圧タッチには未対応ですが、ハードウェアのスペックとしてはiPhone6sと同じくらいです。2016年に出たばかりのモデルなのに、今や存在感は結構薄いですね(笑)
データはほとんどMacに移してしまうので、容量は16GBで十分です。
こちらはApple Online StoreでSIMフリーモデルを購入しています。
SIM:DMMモバイル 通話SIM 1GBプラン
利用プランはDMMモバイルの通話SIM 1GBプランです。月額税抜き1,260円!ほぼWi-fi環境で使用しているため、今まで容量が足りなくなったことはないです。
これまでのプラン
docomo カケホーダイ(2,700円)+データSパック2GB(3,500円)
これにSPモード使用量(300円)とユニバーサルサービス料、消費税なんかを足して月々7,000〜8,000円の支払いでした。
これでもドコモの最小構成の金額なんですよね。実際にどれだけパケットを使用しているのかレポートを見てみたところ、驚きの0.02GB/月(=20MB/月)でした。
カケホーダイはありがたかったですが、かなり無駄な通信量を支払っていたことになります…
MNPで格安SIMに乗り換えるには?
格安SIM選定の条件として、“MNPに対応していること”が必須でした!
当然、キャリアの「docomo.ne.jp」のドメインのメールアドレスは利用できなくなるわけですが、今どき、携帯のメールアドレスを利用して連絡を取り合う人がどれくらいいるでしょうか?メールアドレスは変わっても特に差し支えはありません。
電話番号については、変わるといろいろ届け出が面倒なので、MNP対応の格安SIMにしていた方がいろいろと楽です。(手数料はかかります)
MNP転出時の注意
キャリアの解約可能月であるか?
現在主流の“2年縛り”契約ですが、ユーザーとしては納得のいくものではありません。プロバイダーや光回線も、こぞってこの方式なのは正直うんざりです。
解約月以外の解約は9,000〜10,000円の解約料が必要となるため、できれば解約できる月に解約したいものです。
ドコモの解約月の調べ方などはこちらのサイトに詳しく記載されていましたのでご参照ください。
ドコモ「2年縛り」明けの契約更新月を確認する方法──解約による違約金がかからない月を調べる
MNP転出手数料がかかる
こちらもキャリアによって異なりますが2,000〜3,000円の解約手数料を元キャリアへ支払う必要があります。
ドコモの場合は2,000円(税抜)で、最終の利用料金と合わせて決済されました。
MNP転出番号は、Web上から取得して手続きができます。手順の詳細は「ノマド的節約術」さんに記載されていました。
NTTdocomo(ドコモ)携帯の解約手順まとめ。解約手数料とMNP手数料で損しない考え方
MNP転出番号の有効期限は15日間
MNP転出番号には、発行から15日間の期限があります。しかし、期限が切れたとしても番号が失効するだけで、元の契約が解約されたり、手数料が加算されることはありません。
また取り直せば良いだけです。
転出手続き後、契約申し込み
MNP予約番号が必要となるため、番号取得後に申し込みを行います。
DMMモバイルの場合は、こちらから申し込むことができます。
【DMMモバイル】業界最安値水準
DMM会員の場合は、クレジットカード情報などもそのまま使えるため、何かと楽です。
SIMが届いたら、番号切り替えを行ってSIM差し替え

わりと簡素なパッケージ
番号切り替えは、DMMモバイルのマイページにログインして、「電話番号切り替えのお申し込み」ボタンをクリックすることで切り替えが行われます。
【!】切り替え可能時間が10:00〜19:00なので注意です!(土日祝祭日含む)
切り替えが終わったら、SIMを差し替えて、APN設定を行えば完了です!以前のキャリア契約も、切り替えが完了した時点で解約されます。
詳細手順は、DMMモバイルのサイトに画像付きで載っていました!
実際に4ヶ月間格安SIMで運用してみて
よく、格安SIMは「電波が悪いのではないか?」「サービスが劣るのではないか?」と言われますが、気になったことはありません。
唯一、Wi-fiでない時のLTE通信時は「少しdocomoより遅くなったかな?」という程度です。こちらはスピードテストで計測した訳ではないので真相は不明ですが、まぁ大して気になっていないということです。
キャリア部分の表示は?
DMMモバイルはdocomoの回線を使っているため、キャリア部分の表示は「docomo」です。これは格安SIMの提供業者がどの回線を使っているかによるようで、mineoのauプランだと、キャリア表示は「au」だそうです。
通話について
通話については基本料金に全く含まれていないため、話した分だけかかります。20円/30秒と一般のスマホと同等ですが高額です。
DMMトークなどを利用することで半額程度には抑えられますが、通話についてはLINEの無料通話や、楽天でんわなどの通話サービスを別途利用するのが良いですね!
毎月の請求について
ほとんど有料の電話をかけることがないため、請求額は毎月基本料金1,260円+消費税100円+ユニバーサルサービス料2円で1,362円程度です。ドコモ時代に比べると、1/5程度の料金でiPhoneを運用できていますね!もっと早く導入しておけばよかった…
格安SIMに向いている人・向いていない人
絶大な節約効果をもたらす格安SIMですが、いいことづくめなわけではありません。自分が導入しても後悔しないか、今一度検討してみましょう。
格安SIMが向いている人
- 光回線を利用していて、Wi-fi環境が整っている
- PCメインでスマホでのインターネットはあまりしない
- 無料通話が必要ない
- わからないことは自分で調べて解決できる
格安SIMが向いていない人
- パソコンを持っていない(Wi-fi環境がない)
- 通話料金を気にせず通話したい
- キャリアのメールアドレスを使用している
- トラブルの際、携帯ショップのサポートが必要
- キャリアが提供するサービスをよく利用している(クーポンなど)
カギは“Wi-fiを利用できるか?””無料通話が必要か?”といったところにあります。PCメインであれば、スマホの出番は比較的少ないため、格安SIMに変えても今までのキャリアと変わらない感覚で使用することができます(電話をかけるのは少し躊躇します)
まとめ
いかがでしたか?まだまだ浸透しきってない格安SIMですが、うまく取り入れることで毎月の固定費を劇的に節約できます。
利用キャリアの解約金がかかる場合も、格安SIMでお得になる金額を考えて、元が取れそうならば思い切って乗り換えてみるのも良いかもしれません。
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^
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