前回も紹介した愛用の腕時計「IWC パイロットウォッチマーク18」を購入してから8ヶ月が経過しました。
今回は、8ヶ月間マーク18を使用した感想を革ベルトなどの付属品も交えて紹介したいと思います。
使用から8ヶ月のパイロットウォッチ マーク18

長袖の季節に購入したからか、風防やケースに特に目立った傷は付いていません。純正の革ベルトにはだいぶ味が出てきています。
バックルは、純正の物ではなく、着脱が楽なDバックルに交換。後の項目で詳しく紹介します。
動作についても全く問題はなく、いつも正確な時を刻んでくれています。

使用しているDバックルについて

使用しているDバックルは、カミーユ・フォルネの物です。
色々な物と見比べた結果、最も薄型でしっかりとロックできそうなこちらのタイプを選択しました。
注意点としては、革ベルトのサイズが厚い物(4mm以上)の場合、うまく取り付けられないです。
ゴツめの革ベルトやラバーベルトの時計の場合は、別のメーカーのDバックルを選択する必要があります。
マーク18の純正ベルトは、しっかりしているもののそれほど分厚くないので、問題なく取り付けができました。

収まりが良く、特に「金具が当たって煩わしい」といったことはありません。
Dバックルを使うと、以下のメリットがあるので一つ用意しておくと便利だと思います。
- 着脱が楽
- 着脱の時に落とすリスクを減らせる
- 革ベルトの穴が傷みにくくなる
IWCのロゴが入った純正の尾錠もカッコいいので、気分で交換しています。

次に、交換用に購入した革ベルトも紹介します。
交換用の革ベルトについて
革ベルトも、同じ物ばかりを使っているとすぐに消耗して交換が必要になります。
純正の革ベルトはベルトの部分だけで3万円くらいするので、数年は維持したいところです。
何種類かお手頃価格で気になる革ベルトを購入して、付け替えてみました。
パイロットウォッチマーク18のベルトサイズは、
- 時計側:20mm
- 尾錠側:18mm
モレラート スケーティング

黒×オレンジで、純正の革ベルトに最も近い配色です。
艶のないカーフレザーを使用しているため、純正の質感とは結構異なります。
また、剣先がシャープで、純正ベルトよりは細身でスッキリした印象に見えます。
裏側には“ロリカ”という水に強い素材を使っているため、オールシーズン対応です。
モレラート ロディウス

カラーはダークブラウン。
マーク18「プティ・プランス」の純正ベルトに近い物を選んでみました。

ロディウスは、秋冬向けの暖かみのあるベルトでステッチがおしゃれです。
尾錠を取り付ける部分の革に厚みがあり、上で紹介したカミーユ・フォルネのDバックルが取り付けられませんでした。
そのため、このベルトには純正の尾錠を取り付けて使っています。

モレラート ガウディ

個人的には、一番お気に入り”だった”ベルト。
過去形になっているのは、使用数日でステッチが切れてしまったからです。

パイロットウォッチのラグは結構エッジが鋭く、ちょうどこのベルトのステッチ部分に擦れて切れてしまったんですね。
構造上同じ問題が発生すると思われるので、販売店に相談して上で紹介したロディウスに交換していただきました。
ビンテージ系の程よい薄さで、革の質感もロディウスより高かっただけに残念。
ポートフィノなどのドレスウォッチを使っている方には、オススメのベルトです!
革ベルトのクリッカー加工について

購入したベルトは、お店のサービスでクリッカー加工(工具無しで着脱できる)をしてもらってます。
パイロットウォッチは、形状上ベルトと時計の隙間に埃がたまりやすいので、簡単に外せて簡単に取り付けられるクリッカー加工はオススメです。
純正ベルトの取り外しを自分でやる場合は、ちょっとしたコツが要ります。工具はベルト等に付属の物ではなく、きちんとした物を使用することをオススメします。
不安な場合は、お店に依頼しましょう。
時刻合わせなどの機能面について

マーク18が採用しているムーブメントはパワーリザーブ42時間と長時間です。
丸一日ほったらかしにしておいても止まることはありません。
ねじ込み式リューズは、一段引きで日付合わせ、二段引きで時刻合わせとなります。
30日までしかない月や、止まってしまって数日遅れてしまった場合は、二段引きで何度か短針をぐるぐる回して日付を合わせた方が合わせやすいと思います。
また、ロレックスのExplorer2やGMTマスター2のようなムーブメントではないので、20時〜4時の間の日付変更は控えましょう。
日差などは特に測定はしていないのですが、数日時刻合わせを行なっていなくても、時刻はほぼズレない認識です。(さすがに秒単位では電波時計との差分が出る)
まとめ:これからも相棒のマーク18

マーク18は使用し始めた時から「ずっと前から持ってたんじゃないか」と思うくらい、すんなり腕に馴染みました。
ロレックスのExplorer1の時のような気恥ずかしさもなく、売却して別の時計を買おうかと思ったことも一度もありません。
これからも、永きに渡って時を知らせてくれる相棒だと思っています。
IWCは日本ではロレックスほどの知名度もないため、高性能な人気モデルも、それに見合った値段で購入することができます。

それでは、よいシンプルライフをお送りください^^