新年明けましておめでとうございます。
SimpleLifelog(シンプルライフログ)管理人のShinです。
当ブログも早いもので、開設から8年目となりました。前回記事にも書いた通り、生活環境の劇的な変化により年に数回しか更新することも叶わなくなりましたが、管理人の私自身は現在も元気に生活しております。
今回は、今後のブログとSNSを始めとした発信活動の方針や、最近ずっと気にかけている”デジタル文化との付き合い”について紹介できればと思います。
よろしければ、お付き合いください。
今後の発信活動について
まずは、本題『今後の発信活動について』から。
前回、前々回記事に書いたとおりブログを始めた一人暮らしの頃と比べると結婚して子供が2人いる生活となった今、日々の忙しさは桁違い。
毎日更新を目指し書き続けたブログは、週に一回、月に一回・・・最終的には年に一回でも更新できれば御の字ではないか。といった状況まで追い込まれることとなりました。
しかしながら、始めるにあたっては様々な苦労と努力を積み重ねて今の状態となった当ブログ。
レンタルサーバー・ドメインの解約を検討しつつも、やはりこれを簡単に手放すことはできません。
そのため、『ブログは不定期であってもずっと更新し続ける』方針です。
そして、ブログとは切っても切れない関係にあるXやinstagramなどのSNS。
こちらについては、アカウント削除までは行かないとしても今後更新する機会は減っていくと思います。
その理由や想いについて、ブログ・SNSと2つの観点でご紹介します。
それでも、ブログにこだわり続ける理由
私がブログを始めた背景として、2つ目指している事がありました。
- 広告収入を得て生活の足しにする
- 自分が生きた爪痕をどこかに残す
①広告収入を得て生活の足しにする
私が前身となるブログを始めたのは、転職を繰り返した末に納得できる仕事に就くことができ、収入も安定してきた2015年。
安定しているとは言っても当時は非正規雇用の派遣社員だったため、本業とは別に何らかの収入を得る手段を模索していました。
当時は“ユーチューバー”という単語が世間一般に認知され始めた頃で、何も持たなかった人間が一気に『何者か』になることができるチャンスも今現在よりはあったように思います。
そんな中、「2000年代初頭から存在する“ブログ”という手段で生計を立てられている人がいる」との情報も私の目に飛び込んできました。
私は元々自分の文章力には自信があり、今までの転職で苦労した経緯や、努力して勉強した結果人生が好転したこと、ミニマリスト生活を送っていい結果が出せたことなんかをブログにすればそこそこのPV(ページビュー=閲覧数)は稼げると踏んでいました。
その思惑通り、多少の苦労はあったものの開設から1年でそこそこ自分の想定したPVを得ることができ、段々と軌道に乗り始めました。
初めてアフィリエイトで得た広告収入はたったの数百円でしたが、会社員・アルバイトとして働くでもなく、自分で0からお金を生み出せた事に本当に感動しました。
そして、その収入額も上がっていくごとに執筆環境もどんどん整えていって、記事の内容もさらにクオリティの高いものにしようと必死に模索し続けました。
そんな中、2017年に結婚することとなり生活環境の劇的な変化、Googleのアルゴリズムの変更?、そもそも情報をインターネット検索する時代ではなくなった等の複合的な要因によりこれまでのPVを維持していくことは困難となってしまいました。
自分の夢はここまでか・・・
しかし、収入云々は抜きにしても、私はブログを継続するべき明確な理由があります。
②自分が生きた爪痕をどこかに残す
皆様、『ブログ』とは何の略だったか覚えているでしょうか?若い方は聞いたこともないかもしれません。
自分の日記をインターネット上に残す『Web Log』の略だったはずです。
これは、まだmixiやFacebook等のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が誕生する以前から、大手IT企業が一般ユーザーに提供していたサービスでした。
そもそも、上の項目①で書いたように「WordPressを駆使して華美なサイトを作り、アフィリエイト広告で収入を得る」使い方のほうが、本来の目的からは逸脱しているのかもしれません。
だからこそ、広告収入が無いに等しい状態になったとしても私は、自分の生きた証をインターネット上に残しておきたいと考えてブログを継続しています。
私は2年前に病気で「人生は、いつ命を失うことになるかわからない」ことを痛感しました。
ブログに自分の生きた証を残して、私の事を知っている人が読んでくれたら嬉しいし、知らない人の心に刺さればそれもまた嬉しいです。
まだ小さい2人の子供たちにも、父親が生きてきた証がどこかにあれば、私が志半ばでこの世を去った場合でも自分の歩いてきた道を知ってもらうことができるかなといった想いで書いています。
なので「家族が読んだとしても恥ずかしくない記事を書く」ことは念頭に置いていますw
私の半生や過去の成功・失敗などはこの辺りの記事にまとめています。ご興味がありましたら是非!
最近のWebサイトに思うこと
冒頭にも少し挙げたとおり、昨今はGoogle検索して出てきたWebサイトやブログから情報を得る時代ではないのかもしれません。
Googleで何かを検索しても、大抵はショッピングサイトやYouTube動画への導線だったりと検索で自分の欲しい情報が得られる精度は一昔前より低くなっています。
私の世代(40代)だと、情報収集はパソコンの検索エンジンに検索したいキーワードを入力して、その結果から出てきたサイトを見るしか無かったので今もまだその方法にこだわってしまいます。
昨今はYouTube動画やinstagram等のハッシュタグ検索の方が欲しい情報に辿り着きやすいのかもしれません。
しかし私は普段イヤホンもしないし、数分の再生時間がある動画をゆっくり見るのも難しいし、玉石混合のSNS投稿を複数見るのも時間が惜しいため、できれば静的なWebサイトの文章で情報収集を済ませたい派です。
その静的なWebサイトも、企業が運営しているものだと
- 画面の半分以上が動画広告で埋め尽くされている
- 1ページ遷移する度に全画面広告となり意図せずページから離脱
- 画面をスクロールするだけで広告リンクに触れ別タブが開く
といった酷い作りのものが目立ちます。
もはやコンテンツを見せたいのか?広告を見せたいのか?といった状態。
近年、Webサイトにしろ雑誌にしろ「スポンサーの広告を出して商品が売れればそれでいい」といった思惑が透けて見え、コンテンツの中身が伴っていないなと感じることが多くなりました。
SNSの利用について
“ブログ”の文化に比べると、後発であるXやinstagramなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
私も開設当初はブログへの重要な導線と考え、マメに更新しフォロワーの増加を狙っていました。
ブログがあまり書けなくなってからもSNSの更新だけはマメに続け、お世話になっている方との交流、ブログほどの長いコンテンツは発信できないとしても短時間でのクイックな発信としてフル活用してきました。
しかし結婚して子供が生まれてからは数分で行う1Postすらも集中して行うことは叶わず、投稿しかけてできなかったPostも数知れず。
そして、仕事・家事・育児に忙殺される中、それらのSNSは昔と違って煩わしい広告や無関係者の投稿もたくさん引き寄せてくるようになりました。
アカウント削除まではしなくていい。一旦開かないでおこう
こうして、2023年の上旬にSNSはスマホアプリ最下層のフォルダへ移動し、毎日の更新を諦めほんの時々だけ利用するツールとなりました。
以上が、私がSNSの利用を極限まで減らした理由です。
今はアカウント自体は継続していて、時々はのぞいているので何かありましたらSNS上でもご連絡いただけますと反応できます!
X:lifelog_simple
instagram:simplelifelog
今後のデジタルとの付き合い方
ここ10数年でスマートフォンは人類の大きな発明となり、今や高齢の方でさえも男女問わず駅構内や街中で歩きスマホをしている光景をよく見かけます。
昔のガラケーとの決定的な違いは「高速でインターネットに接続できる」事であり、自分がアクセスしたい物事に超高速でアクセスできる利便性は強烈な中毒性を生み出していると考えます。
カメラ・地図・決済・ゲーム・動画・音楽・翻訳・辞書・書籍etc…インターネットに接続されていて、充電がきちんとされていればたった一台のデバイスで全てが完結する。
10年前からでも考えられないくらい、生活の利便性は上がったと思います。
しかし、それに頼り続ける人生で良いのか?というのも今私が思うところ。
時には、駅の時刻表を見て電車の時間を見たり、街中にある地図を頼りに歩いたり、こだわりのカメラで撮影したり。
そんな生き方にも、味わいと風情があっていいのではと考えています。
この辺りの”ちょうどいい生き方って何だろうな”というのを今模索しているところです。
私はITエンジニアだから、便利なデバイスやサービスが世に出ることは本当に凄いことだと思うし、自分自身もその恩恵をたくさん受けてきました。
しかしながら、それに頼りすぎず、熱があって芯の通った楽しい生き方がこれからできると面白そうですね。
これからも応援よろしくお願いします
今回の記事はここまでです。
もはやブログなど前時代的なツールなのかも知れませんが、本記事で書いた通り、私は自分が生きた証をひっそりとインターネット上に残しておきたいと思います。
今後も細く長く続けていきますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。
次回:キャリアの話や東京在住にこだわる話とか
次回は、私がネットワークエンジニアになった(なれた?)理由や、地元とは程遠い東京での生活にこだわる理由などを紹介できればと考えています。
更新時期は未定となりますが、次回もお楽しみに。