約2年間、ブログの執筆と資格試験の勉強でお世話になったアーロンチェア。
引っ越しの際の負担を考えて、必要としている方にお譲りすることにした。アーロンチェアに座って書く記事は、今回が最後となる。
アーロンチェアがあった2年間と、高級ワークチェアがある生活について、振り返りたいと思う。
アーロンチェアのある生活
もともと慢性的な腰痛持ちで、床に座ってノートパソコンを使うスタイルを取っていた。
どうしても作業が捗らず寝落ちしてしまうことも多いため、思い切って作業スペースを作ることにした。
最初はニトリで安価なワークチェアを購入していたけど、会社のチェアと比べてもやはり腰に響くのが気になってすぐに買い換えることに。
どうせなら“一番いい”と言われる間違いのないものにしようと思って、Mac1台分の価格のアーロンチェアを思い切って購入した。仕様はBサイズのポスチャーフィットフル装備。
導入してから、作業はとても捗った。一日8時間以上座っていても、今までのチェアとは全く疲労感が違う。
腰にフィットして追従する動きは、安物のデスクチェアではなかなかできない。
ブログの記事作成効率も劇的に上がり、ちょうど昨年(2016年)の11月に開設したこのブログも、1年で250記事を越えることができた。
ミニマリストの部屋にはやや不釣り合いなアーロンチェアだけど、これがあることで手に入れられたものは何物にも代え難い。
アーロンチェアを導入することで得られたもの
このブログと、ブログ収益
今までの経験から、ブログを始めて、ここまでクオリティを落とさず更新してこれるとは当初は想像できなかった。
全く注目されないのであれば諦めてしまったのかもしれないが、少しずつでもPVや収益が向上するのを見て、「もっと書きたい」と常に思うようになる。
小遣い程度の収益でも、これがあるのとないのとでは全く違うし、アーロンチェアを購入した分の元はほぼ取れている。
この環境でなければ、おそらくここまで継続してこれなかったかもしれない。
各種資格
アーロンチェアを購入してから、机に向かって勉強して取得できた資格は以下。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
先月、ネットワークスペシャリストを受けて、現在はCCNAの勉強中。
基本情報まで取れれば、と思って勉強を始めたけど、まさか高度試験にまで挑戦するとは思わなかった。
もちろん、モチベーションを保って継続できたのは、アーロンチェアがあるからだけではないのだけど…
寝落ちが減った
椅子に座っていると寝落ちのしようがほぼない。(たまにはあるけど)
酒を飲んでいても、きっちり椅子から立って歯を磨いて布団に入れる。以前はここら辺が結構グズグズで、布団に入ってお菓子を食べ、酒を飲み寝落ちと、結構ひどい状況だった(笑)
飲食しながらの寝落ちは、歯にも健康的にも悪いのでできる限りなくす必要がある。作業スペースがあるとその辺りはかなり改善する。
アーロンチェアを手放した理由
1ヵ月半後に都内への引っ越しを予定している。
四国から都内まで家財宅配便でアーロンチェアを運ぶ価格は、だいたい1万円前後。ただし、これはエレベーターがあって搬入搬出経路に問題がない場合に限る。
都内の物件というのは、田舎と比べて基本的に各部がコンパクトな造りになっていることが多い。
新居の部屋に必ずアーロンチェアを通せるとは限らない。しかも、通るか通らないかで物件の選択肢を狭めることもできれば避けたい。
また、アーロンチェアの24kgの重量は、やはり床へのダメージがでかい。(チェアマットなどの工夫である程度は回避可能)
それに加えて、新居ではダイニングスペースとPC作業のスペースを兼用したいと考えている。椅子を置くのであれば、アーロンチェアよりも、もう少し軽快なイメージの物の方がよいはず。
以上の点を考えて、アーロンチェアは一旦売却、この後の運用は引っ越し後に考えることにした。
ウレタンキャスターについて
基本的に、マットや絨毯があまり好きではないので、サンワサプライ製のウレタンキャスターを使用して、傷を防いでいた。
純正キャスターより、コロコロとよく転がる感じ。しかし、これも完璧ではなく、やはりマットを敷いた方が無難ではある。
アーロンチェアに座っている時、たまに床が「ミシミシ」言ってたので、状態の悪い床材だと結構なダメージがきてしまうかもしれない。
自室でアーロンチェアを使用する場合は、十分ご注意を。
アーロンチェアがなくなった後の運用について
先ほどあげた通り、ダイニングテーブルにノートパソコンを置いて作業するスタイルに変更予定。
無印良品のオーク材の折りたたみテーブル(120cm)を購入して、椅子はイームズのシェルチェアタイプがいい。
シェルチェアはジェネリック品が安く買えるから、これを2脚買えば3万円以内で食卓兼作業スペースが完成!
引っ越すまでにどうしても椅子が必要!となったら、1脚購入してもいいかなと思っている。引っ越す際に送料はかかるが、分解して梱包時のダンボールに入れてそのまま発送すればいい。
パソコンをiMacからMacBookProへ移行する計画は、後の記事で紹介したいと思う。
高級ワークチェアを再び買うなら?
アーロンチェアではなく、同じハーマンミラー製のセイルチェア フルアジャスタブルアームを選ぶ。
アーロンチェアよりかなりライトな作りで、前傾やリクライニングの機能はアーロンチェアと変わらない。
それでいて値段はアーロンチェアの半額と、完成度の高いチェア。アーロンチェアは一般家庭にはちょっとゴツすぎるかもしれない。会社の椅子がこれだったら、最高だけど…
ひとまず新居でワークチェアを購入するかは、引っ越してみてから考える予定。なしで済むなら、ない方がスペース効率がよくなる。
アーロンチェアの譲渡方法
今回も、メルカリを利用して必要な人に譲ることができた。
手数料10パーセントはちょっと痛いけど、決済等の安全面や手軽さを考慮すると、某オークションよりも使い勝手がよい。
配送サービスはヤマト運輸のらくらく家財宅急便。多少値段は貼るけど、梱包不要であることや補償を考えると専用サービスを使った方が安心できる。
結局は、購入価格の半額以上で購入してもらうことができているから、半額が2年間の使用料と考えると決して高くはない。
譲渡時の12年保証について
アーロンチェアは、メーカーが12年の保証をしていることが魅力のチェアとして語られることが多い。(ガス圧シリンダー部は2年)
しかし、これは正規販売店から購入した場合で、譲渡や中古で購入した場合は、12年以内だとしても保証を受けることはできない。
この点は、中古で購入する側も注意するべきだし、販売する側も明記する必要がある。
まぁ、ちょっとやそっとで故障するようなチェアじゃないので、保証はあれこれ考えず、安く購入したいのであれば中古で問題ない。
最後に:アーロンチェアに感謝
アーロンチェアがあった生活は、本当に色々な物を得ることができた。
もちろん、環境が整っているにも関わらず、勉強が辛すぎてすぐに寝てしまったり、机の上で寝てしまうことも何度もあった。
それでも環境が整っているからこそ、やり遂げることができたと思っている。
ブログの作成や資格の勉強は、現在進行形なので、これからも環境を整える必要があるのだが、年末までは新生活への準備に専念したい。
自宅での制作を劇的に捗らせたい方には、是非ともアーロンチェアをオススメしたい。初めて見たときはドン引き価格だと思うが、リターンを考えれば全然高くはない。
腰の痛みや身体のだるさで作業を中断してしまうより、思い切って購入してしまった方が結局は安上がりかもしれない。
次のオーナーにも、ぜひ大切にしてほしい。2年間、支えてくれてありがとう!
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