早いもので、初めてのミラーレス一眼であるSONY α5000を購入してから1年が過ぎました。
今回は、カメラ初心者の私が初めて購入したα5000を1年間使用した感想について紹介したいと思います。
初めてのミラーレス一眼 α5000

今までカメラにはさほど興味がなく、ブログなどの写真も全てiPhoneでまかなってきました。α5000は、私が初めて購入したデジタルカメラです。
コンデジ、ミラーレス、一眼レフと選択肢がある中で、レンズの交換もできて拡張性と携帯性のバランスが良さそうだったので選択しました。
他に比較していた機種としては、Nikon1 J5やCannon EOS M3などです。
SONY製のミラーレスを選択した決め手としては、
- microUSB端子での充電が可能
- デザインがカッコいい
- 軽量小型
といったところからです。1年使用しても、やはりSONYを選んでよかったなと思っています。
a5000 1年使用レビュー
画質
2040万画素の画質は、iPhoneSEで写真を撮り続けてきた素人目には十分すぎる画質です。(最近のiPhoneXは、デジカメと遜色ないくらい高画質だと思います)
絞りや露出をそれほど意識しなくても、簡単に高画質な写真が撮れます。
夜間の撮影については、センサーによるものか、ISO2000くらいでノイズが乗ってくるので多少苦戦しています。
普段の使用モード
- 昼間:絞り優先オート(A)
- 夜間:シャッタースピード優先(S)
- ホワイトバランス:オート
といった感じです。
露出補正は基本的には±0で、晴天で明るすぎる場合は-0.3〜-1.7くらいまで、暗所では+0.3〜+1.7で調整しています。
設定はそれほどマメに変えることはなく、絞り優先とシャッタースピード優先のモードだけでほぼまかなえています。
操作感について
操作感については、お世辞にもいいとは言えません。
使いやすいようにキーの数を最小限に絞っているため、露出を変えようと思っても、「十字キーの下を押す > ダイヤルで露出変更」といった2ステップの操作が必要になります。
露出に限らず、何か設定を変えたい時は、メニュー画面の奥深くにどんどん入っていって設定する感じ。ちょっとガラケーっぽさを感じます。
購入当初はそれほど気にならなかったのですが、やはりカメラに慣れてきてその場に合わせた設定をしようとすると色々と不便になりますね。
その反面、「撮影モードはオートで他の設定は触らないよ」という方には、無駄なキーを触る必要もないのでおすすめの操作感です。(a5100も同じ操作感になります)
被写界深度について
標準レンズの最小F値は3.5です。
絞りを開けていれば、標準レンズでも背景ボケを出すことができます。

この辺りはレンズによる部分も大きいので、よろしければEマウント用の単焦点レンズを色々試してみると良いと思います。
※現在は、シグマの単焦点レンズよりも元々のキットレンズの方が出番多めです。
充電について
電池の持ちは良いと思います。
休日にフル充電で外出して、100〜200枚くらい写真を撮っても充電切れになることはありません。(画質はJPEGファイン 動画は撮らない)
もし充電が心配な場合は、モバイルバッテリーとmicroUSBケーブルを持って出かければ解決です。
注意点として、使用をしながらの充電はできないため、充電中は撮影は一時お休みとなります。
自撮り用のチルト液晶について

以外にも上位機種のα6000、6300、6500には未搭載のチルト液晶機能。
これがあると、家族での写真撮影時は大活躍です。
液晶をチルトにすると、自動的に自撮りモードになり、3秒間のセルフタイマー(変更不可)となります。
全身コーディネートの撮影などを行う場合、3秒のセルフタイマーでは短すぎるので、自撮りモードではなく通常モードのセルフタイマーを使用しましょう。
ほぼ性能は同じ? α5100について
2018年7月現在、α5000は廃盤となっています。
そのため、新品で購入するとすれば一番近い性能のa5100が有力になると思います。
元々私もa5100にするつもりだったのですが、a5000がお買い得価格で売られていたのでa5000を購入することに。
α5000と5100の主な違いとしては、
- 画素数が2470万画素と少し高い
- 液晶が見やすくなった
- タッチシャッター・タッチフォーカス対応
少しグレードアップされています。
特にタッチフォーカスはα6000などの上位機種にも未搭載であるため、あると何かと便利だと思います。
カメラ初心者で、α5100が安く手に入りそうな場合はおすすめです!
上位機種への買い替えについて
上の項目で挙げた操作の複雑さから、上位機種であるα6000やα6300への買い替えも何度か頭をよぎりました。
しかし、α5000の何も気にしなくていい身軽さと、自撮りに便利なチルト液晶のおかげで何とか買い替えは思いとどまることができました。
次にミラーレスを購入するとしたら、操作性を重視してα6300やα6500相当の機種への買い替えを検討したいと思います。(露出補正やホワイトバランスの変更などはダイヤル1つでできます)
Eマウント用レンズについて
元々パワーズームレンズなしの、レンズ1本のみのセットで購入したため、レンズはシグマの30mm単焦点だけを1本買い足してました。
しかし、外出先でレンズの交換をするのは何かと面倒なので、最近は元々のキットレンズで通してます。
※ブログ用のブツ撮りでは、単焦点レンズを使っています。

Eマウント用の単焦点レンズは色々と種類があり、個人的にはソニー純正のSEL50F18が背景もめちゃくちゃボケるのでおすすめです。
あと、ズームレンズを購入するとすれば、SEL1670Zあたりが価格とクオリティのバランスもよくオススメです。
まとめ:写真初心者のステップアップには最適なa5000
α5000を1年間使ってみて、全体的に写真のレベルは向上したと思います。(iPhoneで撮影する際の構図も変わってきた)
あと、カメラをあまり知らない人からは、α5000を使っていると「本格的なカメラを使っている」とよく言ってもらえます(笑)
一眼レフほど本格的すぎないため、レストランなどで撮影する際も程よい存在感で撮影することができて良いです。
今後も、ソニーのミラーレス一眼、Eマウント用レンズに注目していきたいと思います!
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^
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