約2ヶ月間ミラーレス一眼を比較検討した結果、ソニーのα5000に決定した。
最終的に迷っていたのは、Nikon1 J5とCanonEOS M3だったが、なぜ候補に挙げていなかったソニーのモデルを選んだのかについても書きたいと思う。
今回は、開封〜少し使ってみた感触について紹介する。
SONY ミラーレス一眼 α5000

購入したα5000パワーズームレンズキット ブラック
α(アルファ)5000は、ソニーのミラーレス一眼の中で最も廉価なモデル。
α6500、α6000、α5100、α5000のラインナップで、α6000以上は電子ビューファインダー搭載で価格も10万円以上する。
なお、α5100はα5000の後継機種ではない。同時に販売されたようだが、α5000は不人気なため現在生産終了となっているとのこと。
α5100とα5000の違い
- α5000は液晶がタッチ式ではなく、タッチシャッター、タッチフォーカスができない
- センサーサイズは同じAPS-Cだが、α5000の方が400万画素ほど少ない
- オートフォーカスの点数がα5000の方が少ない
価格の分、要所要所のスペックに差はあるが機能的な差は少なく、レンズも同一。
a5100ではなく、a5000を選んだ理由

ボタン数は少なめ
これはもう、価格で選んだ。
a5100標準ズームキットの2017年6月現在の実勢価格は、5万円台後半。量販店の店頭でもおおよそこれくらいの値段になる。
元々、5万円くらいで単焦点レンズがついたミラーレスを探していたため、レンズ一本でこの価格になるのは少ししんどいなと思っていたところ。
α5000のほうは、5万円を切るぐらい。
これくらいの価格差だったら、まだα5100の方を選ぶと思う。
しかし、量販店を探し歩いていると、ヤマダ電機で現品限りの特別価格で販売されているα5000を発見!
店員さんに聞いてみたところ、価格は税込4万円を切るところまで下がっていた。この価格であれば、α5100を買うより、α5000を買って追加の単焦点レンズを買った方がお買い得なはず!
結局、SDカード(32GB)、レンズフィルター、液晶フィルムもつけてもらって4万円以内に収まった。

一緒に購入したのは、SDカード、レンズフィルター、液晶フィルム
下手すればコンデジ以下の価格でミラーレスが手に入るとは…
たまには通販でなく、実店舗に足を運んでみた方がお得な場合もある。
SONY α5000 開封!

長らく在庫されていたのか箱の状態はよくない
在庫期間が長かったのか、箱はあまり綺麗ではないが気にしない。保証は新品同様付くため、何かあってもひとまず安心。

カメラ本体、USBケーブル、ACアダプタ、電池、ネックストラップ、説明書
内容物はいたってシンプル。多くのミラーレス機と違うところは、電池を充電する専用の充電器はなく、スマホ(Android)と同様のACアダプタであることだ。
これはSONYのミラーレスを選んだ大きな決め手となったため、後ほど紹介したい。
使用するまでのステップは、液晶フィルム貼り付け > レンズフィルター装着 > 電池の挿入、充電といたってスムーズ。

レンズフィルター取り付け。径は40.5mm
レンズフィルターは、時計周りにねじ込むだけで装着することができる。径は40.5mm
レンズフィルターをつけるとやや先端が出っ張るが、この状態でも付属のレンズキャップを付ける事ができる。

レンズフィルターをつけてもプロテクターの装着は可能
初心者のうちはレンズに触ってしまったりぶつけてしまったりといったことが多いと思うので、レンズフィルターはあった方が安心だ。

MicroUSBで充電できる!
充電は、Androidスマートフォン同様MicroUSB端子を使って充電できる。PCから給電すると時間がかかるため、急ぎの時は付属のACアダプタを使った方が良い。
α5000を使ってみて

まだあまり使えてはいないが、「単焦点じゃないと難しいのでは?」と思っていた背景ボケもきちんと出せる。
まだオートフォーカスでうまくピントが合う位置がわかってなくて、ブツ撮りの時に思ったようにピントが来ないこともよくある。
これは、使い慣れることで改善できそう。使用感のレビューは、今後別記事で紹介したいと思う。
ソニー a5000で撮った部屋の写真
iPhoneSEで同じ構図で撮った写真がこちら

iPhoneSEで撮影した部屋の写真
あまり変わらない気が…やはりブツ撮りや夜景で本領を発揮するのか…このあたりは要検証だ。
今までの候補機種からa5000に変えた理由
今までは、候補としてNikon1 J5とCanonEOS M3を挙げていた。
どちらも本格的なミラーレス機で評判も良く、現在価格も下がってきている。
事前に、ニコン1 J5がギリギリ5万円を切るくらい(ダブルレンズキット)、EOS M3がダブルレンズで52,800円、ズームレンズ1本で49,800円の物があるところまで調べは付いていた。
しかし、この両機種はUSB充電に未対応で、旅行にカメラを持っていくとしたら充電器を持参する必要が出てくる。
せっかくカメラ本体が一眼レフと比べて軽量であっても、付属品を持ち歩く必要が出てしまってはその恩恵が少ない。
上記の理由でUSB充電に対応しているソニーのミラーレス機を考えた。カメラとACアダプタ、ケーブルがあればひとまず数泊の旅先でも最小限の荷物で出かけることができるからだ。
単焦点レンズが後から追加になることは気がかりだったが、ひとまず本体がこれだけ安く手に入ればレンズに予算を回せる。
センサーサイズや画素数も大事な要素だが、カメラを使いたい目的をよく考えて機動性も重視した方が良い。
単焦点レンズはやっぱり欲しい
室内で写真を取るに当たってズームが必要になる場面はない。
明るさや背景のボケ感を考えると、やはり単焦点のレンズは一本追加したいところ。
このレンズだけで3万円近くするので、しばらくは今の標準レンズで腕を磨いてから導入を検討したいと思う。
ソニーEマウント用のレンズは種類が結構あるので、α5000のボディがあれば今後も色々楽しめそう。
まとめ:これからのカメラライフ
やっと念願のミラーレス一眼が手に入ったので、今後ブログに載せる写真は、ほとんどa5000を使用して撮影することになる。
ある程度使い慣れたところで、使用感や全体的なレビューをしていきたい。
直近の目標としては、横浜の夜景を綺麗に撮影することだ。
また、紹介したいと思います。
それでは、よいカメラライフをお送りください^^
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