【レビュー】SONYミラーレス一眼 α5000 ファーストインプレッション

初めてのミラーレス一眼SONY α5000を購入してから約3週間が過ぎました。

少し使い慣れたところで、使い勝手について簡単に紹介したいと思います。まだまだ使いこなせていない機能がたくさんあるため、数回に分けてお送りする予定です。

ソニー a5000を使ってみて

ソニーアルファ5000ブラック標準ズームキット

ミラーレス一眼 α(アルファ)5000 ブラック

α5000は私にとって初めてのミラーレスカメラとなるため、他のカメラとの比較はできないです。(コンデジも10年くらい前にしか触ったことがない)

当たり前ですが、iPhoneのカメラとは全く写りが違います。

具体的に何が違うのか?と言うと、センサーサイズの大きさからか、周りをボカした写真を撮りやすいです。

JBL FLIP3の写真

JBL FLIP3を撮ったところ。後ろのMacはボケている

このように、対象にピントを合わせて周りをボカすことで、より主題を際立たせることができて、写真が上手くなった気分になりますね。

このように、対象物の周りがボケるのは、写真用語で被写界深度(ひしゃかいしんど)によるものだそうです。

周りがボケた写真になりやすいかどうかは、カメラそのもののセンサーサイズや、レンズのF値、焦点距離によります。

iPhone7 Plusのカメラにも、「被写界深度エフェクト(ポートレートモード)」が搭載されていますね!

ブツ撮りや料理の写真を取るときは、ボケを生かした写真を取ることで、おしゃれな”作品”に仕上がります。

a5000で撮ったスーパーのお寿司と唐揚げ

スーパーのお寿司と唐揚げ

スーパーのお寿司と唐揚げを撮ってみました。

アルファ5000の操作感

a5000上から

必要最小限のボタン数

α5000は最小限のボタン数であるため、露出補正やシャッタースピードの調整は、画面上から該当する項目を選択して値を選ぶ必要があります。

例えば露出補正時は「十字キーの下キーを押してから、露出補正をする」ステップを踏む必要があり、調整ダイヤルを搭載している上位モデルと比べるとやや操作は煩雑になります。

なお、撮影モードダイヤルもありません。私は切り替えが面倒なので、常に「絞り優先オート」で使用しています。

設定画面のインターフェースについては、直感的に操作できるように設計されていて、説明書をあまり読んでいなくても快適に使用できています。

オートフォーカス(AF)について

a5000のAF

ブロアーを撮っているところ

α5000は、上位モデルのα5100と比べるとAFの点数が少なく、若干ピントが合わせにくいように感じます。

さらに上位のα6000も触ってみたところ、AFのスピードは全然違いました。動く被写体を撮らないのであれば、α5000でも問題ないです。

なお、被写体からは、20cmくらい離れていないとピントが合わないです。寄りで撮りたいときは少し離れてズームすると綺麗に取れます。

a5000のAF2

ピントがバッチリ合ったところ

液晶モニターについて

液晶モニタの画質は、お世辞にもいいとは言えません。

こちらは、α5100と比べると使っているパネルがやや違うようです。

チルトに関しては、180度回転して自撮りすることができます。なお、チルトの動きはヒンジなどはなく、単純にパカッと前に倒れるだけです。

今のところはまだ困っていませんが、動く被写体を捉える際などは、ファインダー搭載モデルか一眼レフを買ったほうが良さそうですね。

スマートフォンとの連携について

スマホとの連携は、Wi-fiルーターを使わず、スマホとカメラを直接Wi-fiで接続できます。

カメラそのものがアクセスポイントになって、スマホからそのネットワークに接続することで写真を転送する仕組みです。

そのため、スマホをWi-fi接続していると、一度Wi-fiの接続先を変更してから画像を転送する必要があります。

スマホへの転送時は、画像は2Mサイズに縮小されるため、写真の容量が一気に増えてしまう心配はあまりないです。また、スマートフォンへアップする写真をカメラから選択することもできます。

また、スマートフォンとのやりとりを行う場合は、SONYのPlay Memories Mobileというアプリが必要になります。

パソコンへもPlay Memoriesのソフトをインストールすることで転送が可能なようですが、まだ試していないため次回紹介します。

自撮りについて

アーロンチェアとキツネポロシャツ

α5000で自撮り

自撮りについては液晶を見ながら行えるため、慣れれば比較的ちょうど良い画角で撮影できると思います。

標準ズームでは、一番広角側の焦点距離が16mmです。

それ以上ズームすると2人での撮影などは厳しいかもしれません。

また、自撮りモードを使用するときは、セルフタイマーを使用することができますが3秒固定です。

そのため、コーディネート撮影など、モニターを見ながら全身を撮りたいときは、3秒のセルフタイマーは短くてバタバタします。

これが設定できるようになるといいのですが、今のところは、タイマーなしか、3秒かしか設定できないようです。

※通常の撮影であれば、10秒のセルフタイマーを設定できます。

画角について

今のところ、標準ズームレンズの16-50のみです。APS-Cセンサーのため、実際の焦点距離はフルサイズ換算でもう少し寄った距離になります。(1.5倍程度)

同じ場所から異なる焦点距離で机の上を撮ってみました。

焦点距離16mm

a5000焦点距離16mm

16mmでは机全体が写る

焦点距離30mm

a5000焦点距離30mm

30mmもそれなりに扱いやすい画角

焦点距離50mm

a5000焦点距離50mm

かなりズーム

35mm判換算だと、50mmの焦点距離は75mmとなるようでかなりズームします。

ポートレート撮影には良さそうですが、被写体との距離を上手に取る必要がありそうです。

現在、より良い写真を撮るために単焦点レンズの導入を検討しています。

検討中の単焦点レンズ

SEL50F18-B

ネット上での評判も良い、ソニー純正の単焦点レンズ。価格は3万円弱。

F値は1.8と明るく、ブツ撮り、ポートレートどちらにも使えそう。しかし、単焦点50mmの画角は結構扱いが難しそうなため、もう少し画角の広いレンズを検討しています。

SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F2.8

こちらも評価の高いSIGMAの単焦点レンズ。

焦点距離30mmぐらいが、風景にもブツ撮りにも一番扱いやすいのかもしれません。

SIGMA 単焦点広角レンズ Art 19mm F2.8

風景、自撮りではこのくらいの画角が一番使いやすいかもしれません。

一度、カメラを持って歩いてみて、最適な画角の単焦点を1本追加しようと思っています。

予算的に、サードパーティー製のSIGMAの物になりそうです。(かなりコスパの良いレンズらしい)

まとめ:次回のレビューは?

第二弾のレビューは、ちょうど使用1ヶ月でのレビューとなりそうです。

それまでに東京、横浜と旅行に行くので、夜景、人物、料理の写りなども総合的に評価したいと思います!

単焦点レンズに必要な画角についても旅行を機に決める予定です。

あとはPCとの連携やLightroomを使用したレタッチについても紹介したいと思います。

それでは、よいカメラライフをお送りください^^

a5000購入時の記事はこちら!

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