ミニマリストとシンプルライフに明確な線引きはありませんが、シンプルライフを実践して感じる、ミニマリストとの違いについて考えたいと思います。
はじめに
そもそも、この2つは同じ価値観の元で生まれたライフスタイルなので、わざわざ比べるものではありません。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者、佐々木典士さんも作中で「モノが少ない対決をしても意味がない」とはっきり言われています。
「テレビがあるからミニマリストじゃない」とか「PCデスクでデスクトップパソコン使ってるからミニマルじゃない」とか言うのもスマートではありませんよね。
そういったことも踏まえて、自分が感じた違いについて紹介したいと思います。
シンプルライフ
私は完全にこちらの方に属しています。
自分が生きていくために、不要と思うものはかなり捨ててきましたが、新しいことに興味が出て増えたモノもたくさんあります。
“生き方”そのものはシンプルであるべし!と考えていますが、自分の好きなデジタルガジェットや、自転車用品については欲しいと思ったら無理せず購入するようにしています!
シンプルライフのイメージ
- どちらかと言えば、夫婦、ファミリー向けのライフスタイル
- 必要な家具は取り入れる
- ナチュラルカラーのダイニングテーブルで、白で統一した食器で食事(イメージです)
- テレビは見る
- 無印良品フル活用
- 衣類はオーガニック素材でナチュラルなモノを
結構偏見入ってますが、雑誌やブログを見てるとこのようなイメージですね。
私も、ベッドやソファは所持していませんが、PCデスクとアーロンチェアを用意してiMacを使っています。
元々、床座でMacBookを使っていましたが、腰痛でなかなか集中が続かない状態でした。
自分にとって一番大切な空間は、“集中してPC作業ができる空間”と考えて、デスク周りだけはお金をかけてモノを揃えています。
おかげさまでブログの執筆や資格の勉強も以前よりはかどるようになりました!
無理なく暮らせる今の物量は本当にちょうどいいです。物を増やす時は、アウトできるものがないかよく考えて、増やすようにしています。
ミニマリスト
とにかく何もない。ストイックに断捨離を続けた結果たどり着く境地です。考え方は素晴らしいと思いますが、私は結構モノが好きなので目指してはいません。
ミニマリストのイメージ
- 家具はない(あってもテーブルくらい)
- 冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器などの家電もない場合が多い
- テレビは見ない
- 持ち物は全てバックパックに入る
- アウトドア用品を室内でフル活用
これも結構偏見入っちゃってますが、シンプルライフよりは、身軽にいろいろなところに行けそうなメリットがありますね!
自炊をするミニマリストも多いと思いますが、全て外食で済ませる方も多いようです。モノを買うお金が必要ない分、サービスにお金を払う考えの人も多いですね。
余談ですが、私の周りにミニマリストではないけど冷蔵庫を持っていない人がいました。
理由を聞いたら「すぐそこの自販機で買えばいつでも冷たいものが飲める」と言っていたのが印象に残っています。
価値観や考え方は人によって多様だなと感じた瞬間でした。
ちょっと修行のような雰囲気のあるミニマリストですが、才能を活かして色々なところに羽ばたく人も多い印象ですね!
ミニマリストとシンプルライフを比較してみて
冒頭にも書いたとおり、「どちらがいい」ということはないんですよね。結局は自分がたどり着いたライフスタイルになると思います。
共通して言えることは、「大切なモノ(コト)のために、減らしている」ということです。
極限までモノを減らしてもリバウンドしてしまうのであれば、無理な断捨離が合わなかったことになります。
手放して、「なくても全然よかった!」と思えると儲けものですね!
ちなみに私は、オフィスチェア以外の家具にはあまり興味がなく、今まで3部屋ほど住んできましたが、ベッドやソファを購入したことは一度もありません。テレビも、場合によってある時とない時があります。
今はiMacがテレビです!
● 【macOS Sierra 対応】わたしのMacがテレビになる GV-M2TVでテレビを見よう!
少ないモノで生活している人って、モノが少ないことにこだわってるんじゃなくて、不要な物事にこだわらなくなった結果、必要最小限になっているイメージですね。
人と自分を比較しているうちは、物質的にも精神的にも不要な物事が増えていきがちです。
私も、将来的に今よりモノが多い生活になるのか、少ない生活になるのかわかりませんが、その時の自分の感覚をシンプルに反映させて生きていけるといいですね!
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^
“ミニマリスト本”読んでて結構楽しいです!
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