MacBookPro 15.4インチを使用し始めてから、Mac全体のバックアップを取得していませんでした。。(大事なデータはクラウドに保存)
Macには純正のバックアップ機能「TimeMachine」があるので、対応した外付けHDDを導入。
今回は、HDDをTimeMachineに対応させるための初期設定とパーティション分割の方法を紹介します。
シリコンパワー ポータブルHDD 1TB
今回購入したのは、シリコンパワー製のポータブルHDD 1TB。
Amazonで価格とレビューのバランスが良さそうだったのでこちらを選びました。
電源も不要で、本体とMacをUSBケーブルで繋ぐだけのシンプル仕様。
MacBookProとの接続
MacBookProのUSB-Cとの接続には、前回紹介したAUKEY(オーキー)のUSB変換アダプタを使います。
USB-Cハブが使いにくかったので、AUKEYの変換アダプタに替えてスッキリ!
こちらの変換アダプタを購入してから、躊躇なくUSB機器を試せるのですごく便利です。
ドライバなどは不要なため、外付けHDDを繋ぐとそのまま外部ディスクとして認識してくれます。
TimeMachine用と外部ストレージ用にパーティション分割
外付けHDDも、WindowsのCドライブ、Dドライブと同じようにハードディスクの領域を区切ることができます。
現在使っているMacBookProのストレージは256GB。
1TBの外付けHDDを全てTimeMachine用の領域として使うのは少しもったいないかなと思います。
タイムマシンとパーティション分割
MacのTimeMachineは、HDD容量すベてをバックアップのために使います。(1TBのHDDであれば、1TB分のバックアップが作成され続ける)
戻せるバックアップがより過去に遡れるようになる利点はありますが、経験上それほど過去のバックアップが必要になったことはありません。
それならば、500GBをTimeMachine領域、あとの500GBは溜まった音楽や写真を入れておく領域にした方がコスパもいいはずです。
Macでパーティションを分割する方法
Macのパーティション分割は、
Finder > アプリケーション > ユーティリティ > ディスクユーティリティ
から行うことができます。
まずは、外付けHDDをMacでも使える形式にフォーマット(=初期化)してあげる必要があります。
Macで使用できる形式にフォーマット
ディスクユーティリティに入り、
- 左側のディスク名をクリック
- 「消去」をクリック
- ディスクの名前を決める(好きな名前でOK)
その後、フォーマットの形式を選んで、「消去」をクリックすると初期化が始まります。
フォーマットの形式は、特に事情がない限り「MacOS拡張(ジャーナリング)」を選択しておいて問題ありません。
容量にもよりますが、数分でフォーマットは完了しました。
元データがあった場合、フォーマットすると復旧できません。注意しましょう。
パーティション分割は「パーティション作成」から
上の写真は、Mac用にフォーマットが完了した状態です。
この状態で「パーティション作成」をクリックすることで、パーティションを切ることができます。
「+,−」ボタンを使ったり、◯になっているところをドラッグするだけで好きな容量でパーティションを分割できます。
思い通りの容量に設定したところで、「適用」をクリックすれば完了です。
しかし、今回なぜか「パーティション作成」がグレーアウトしてクリックできないことがありました。
「パーティション作成」がグレーアウトする場合は?
現象発生してた時のキャプチャ撮ってなかった…
しばらくパーティション作成ができず調べ回ることに。
Macに対応する形式でフォーマットされていない場合は、パーティションを切れないというのがよくある情報ですが、今回はもっと初歩的な原因でした。
左側の「外部」項目が階層になっている場合、一番上の階層を選択していないとパーティション分割できませんでした…
初歩的なことでだいぶ時間を食ってしまったので備忘として。
NASはどう?外付けHDDの選び方
今回、ポータブルHDDを導入する前にNAS(ネットワークハードディスク)も候補に上がりました。
Macと直接接続しなくてもバックアップ可能なNASを選ばなかった理由は以下。
- 電源が必要なため常設の必要がある
- 外にはなかなか持ち出せない
- 機能が付加されている分高額
といった理由です。
電源が必要だとずっと出しっ放しにしておくか、使うたびに電源を取り出して準備する必要がありますね。
NASを使うのは、以下のメリットがあります。
- Wi-fiの設定だけで、パソコンからもスマホからも使える
- 家の外からでもディスクにアクセスできる
今回は、とりあえずTimeMachineと一部写真などを退避できればよかったので、軽量お手軽なポータブルHDDにしました。
用途に合わせて、最適なHDDを選びましょう。
まとめ:万一に備えたバックアップ体制を
TimeMachinを使うことで、大切なデータが消えてしまった場合も手軽に復旧させることができます。
設定、取得もすごく簡単です。
クラウドでMacのフルバックアップを取るのはまだ難しそうなので、こういった簡易のHDDでも備えておくとだいぶ安心感が違います。
特にブログや写真・音楽などの創作をしている方は、データが消えてしまってからでは遅いので、保険として用意しておくと安心して作業できますね。
現在のところ自分の使用方法では、容量1TBで十分すぎるくらいです。
それでは、よいシンプルライフをお送りください^^
耐衝撃・防水に対応しているこちらのモデルも良さそうです。
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