シンプリスト、ミニマリストにとってお金のかかる趣味は大敵です。
現在の生活を始める前は、色々な趣味に散財しては中途半端にやめてきました。
今回は自分の体験から、趣味にかかるお金ついて考えて、コスパのよい趣味とは何ぞや?ということについて書いていきたいと思います。
1. 音楽(楽器・バンド)
コスパ:悪い
シンプルライフを始める前まで、最もお金と時間を費やした趣味です。
ここでは、CDコレクターやアーティストのファンクラブではなく、実際にプレイヤーとしてライブハウスなどでバンド演奏を行う趣味について紹介します。
私自身、ベーシストだった経験から色々と語ることができますが、楽器本体を始め、アンプ、エフェクター、ケーブル類などのコストを考えるとかなりお金がかかります。
「こだわらなければいいじゃん?」と言われそうですが、やりだすとどうしても突き詰めたくなるのが人間の性というもの。
最初はフェンダーメキシコのプレベを使ってて、もうちょっといい音が欲しいなと思ってビンテージのジャズベースを購入したりしました。

現在は廃盤のMarkbass F1 ベースアンプヘッド
その他、たいして使いもしないのにMarkbassの500wのヘッドとかも持ってたなー。音はすごく良かったです!
機材に関しては、抑えようと思えばある程度は抑えられます。
しかしライブをやるとなると、素人バンドの場合はまずチケットノルマがあり、楽器の搬入や搬出も全て自前のため、車の用意や練習のためのスタジオ代、打ち上げの費用やその他もろもろの飲み会もあり、何かとお金がかかります。
ときにギャラありのライブとなることもありますが、額は知れています。自分の音楽を売り物にできなければなかなか厳しい趣味でありました。
余談ですか、一緒にやっていたバンドのギタリストは、100万円以上する1962年製のフェンダーストラトキャスターを使用していましたが、ライブハウスの音響環境の中では全く違いがわかりませんでした。
一緒のバンドメンバーですらそうなんですから、お客さんにとったらさらに違いのわからない音ということでしょうね…限りなく自己満足度の高い趣味と言えますね。
それでも、仲間と一緒に音を出して演奏するっていうのはやっぱり楽しいので、またやれるとしたら節度を持って楽しみたいです♪機材はないですが…
これくらいのセットがあれば、楽しく色んなセッションができそうですね^^
と思ってアフィリンク貼ったら、カスタムショップでもないアメリカンビンテージシリーズの現在の販売価格が高すぎでドン引きです(笑)
楽器、エフェクター類は中古で十分です!
2. 自転車(ロードバイク)

けんたさん
コストパフォーマンス:良い(と私は思っている)
賛否両論ありそうですが、現在趣味にしているロードバイクは、始めてみて非常にコスパが良いなと思いました。
まず、自転車が数十万円することが一般の人からすると「ありえない」金額な訳ですが、「自転車」という“エンジンを搭載しない乗り物”だからありえないと思うわけです。
“趣味の道具”として考えると、上記の楽器類や、次に紹介する車・バイクに比べ、圧倒的コストパフォーマンスです。
購入時は高いがその後は乗り手次第
私の愛車のCannondale CAAD8の定価は、税抜きで145,000円でした。これにライトやヘルメットなどの付属品を購入して、税込17万円ほどで納車しています。
これでも一般の人からするとドン引き価格なのですが、ロードバイクの世界ではエントリーグレードです。やっと”ロードバイク”と呼べるかな?といったくらいですね。
もう少しで購入して1年になるのですが、「コンポを載せ替えた」とか「新しいロードが欲しくなった」ということはありません。十分気に入って乗ってます。
その間にウェアや小物も色々と購入しましたが、楽器の機材購入や車の維持費に比べると可愛いものです。
いわゆる”場所代”が必要ない
私はレースやサイクルイベントに参加していないからこのように言えるのですが、ただロードバイクで走ることに「通行料」は発生しません。県境を跨ごうが、山を越えようが、その道を走ることについて費用を支払うことはありません。
輪行や渡船なんかもあるので一概には言えませんが、“走る”だけならば限りなく無料ということが言いたいのです…
(自分自身への燃料補給はしっかりと行いましょう!)
イベントなどに出場する場合は、車も必要そうだし、少し大変かもしれません。
以上が、自転車を“コスパがいい趣味”と考えている理由です。
3. 車・バイク

コストパフォーマンス:最悪
これは、私のような貧乏人が趣味にしてはいけないものでした。
日本だから?かはわからないですが、車をやっと購入できたとしても、自動車税、駐車場代、任意保険、車検、ガソリン代、出先での駐車代、高速代と、際限なくお金がかかります。
自分が住んでる地域は完全な車社会なので、必需品といえば必需品ですが、今は無しでやれてます。
趣味性の高い車と言えば、国産ではスバル、輸入車ではアルファ・ロメオなどでしょうか。私の周りにも輸入車乗りはたくさんいましたが、一度のメンテナンスで数十万単位で飛んでいくようで、とても大変なようです。
普通に維持するだけでも大変なご時世に趣味とするには大変なものです。
4. スキー・スノーボードなどのウィンタースポーツ
コストパフォーマンス:悪い
道具は高いですが、ボードやウェアは最悪レンタルで済ませられます。
それよりも現地までの交通費と、リフト代などの利用料が行くたびにかかるので高額となります。
何を思ったのか、私は四国地方という暖かい地方に住みながらこの趣味にハマってしまい、大して雪質のよくない地元のスキー場で滑っていましたが、やはりちゃんとした場所で滑らないと十分楽しめません。
昔は屋内スノーボード場という画期的な施設があったのですが、経営難で現在は閉鎖されています。
リゾートの一環としてたまに楽しむのであれば良いですね!
5. 釣り

コストパフォーマンス:釣りの種類にもよるが悪くはない
自分がやってたのはバス釣りです。比較的近距離に野池がたくさんある状況だったので、特に遠征をする必要も、ボートなども必要ありませんでした。
タックルは高いですが、こだわりすぎなければそこそこに抑えられますし、中古品もたくさんあります。
ルアーも切れてしまえば無くなりますが、ケチな私はワームを多用し、ハードルアーはトップウォーターばかり使っていました(笑)
その他の趣味と違って、「ロッドは○万円以上のものでないと使い物にならない」といったことはあまりありません。
竿とリールで2〜3万出しておけば上等ではないでしょうか。
船で海釣りに出向く場合は、船代、エサ代がかかりますのでバス釣りより少し大変です。
周りにも嗜んでいる方がいますが、少し興味はあります。
6.ボルダリング

コストパフォーマンス:良い
今回挙げている趣味の中では、最もコストパフォーマンスの高いものかもしれません。近年、非常に注目を浴びているスポーツですね。
道具はレンタルできますが、揃えるとしても
- シューズ
- チョーク
- ウエア(パンツ)
ぐらいです。シューズは専用のものでないと厳しいと思いますが、服装は安全に運動ができる格好であれば何でも良いです。
それに加えて施設利用料となりますが、1,000〜2,000円くらいで半日程度はボルダリングを楽しめるくらいではないでしょうか。
そんなに長時間、壁は登れません(笑)
シンプルなルールの中にもホールドを摑まえる体勢を考えるなどの奥深さもあり、体幹にも効いて、攻略した際の達成感もあります。コストパフォーマンスは非常に高いです。
と言いながらも1度しか体験したことないんですよね。
これはジムにもよるのかもしれませんが、私の行ったところはタトゥーがバリバリに入った”怖そうな人”揃いのジムで、スポーツをするところなのに、何故かクラブやダーツバーに近い雰囲気を放っていました(笑)
現代の“イケてる遊び”として認知されている証拠でしょうか。趣味としてはコスパも良く、体にも良さそうなのでオススメです!
まとまらなかったので次へ
1記事にまとまると思いましたが、まとまらなかったので次につなげたいと思います。
こうやって考えると、結構中途半端に手を出して頓挫したなと思います。現在続いているのは自転車だけです。
音楽に関しては、長年続けてきたこともあってカンは残っていると思うので、自分自身が落ち着いた時に軽いセッションなんかを楽しめればなと思ってます♪
今回は、いわゆる能動的な”アクティブ系”の趣味を取り上げましたが、次回は受動的な“収集系”や“鑑賞系”の趣味について取り上げたいと思います。
それでは、良いシンプルライフをお送りください^^
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