【2018年最新】1ヶ月でLPIC1を取得!短期一発合格の秘訣について

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2018年6月30日 LPIC1(LINUX技術者認定試験)に合格しました。

今回は、現役ネットワークエンジニアである私が1ヶ月でLPIC1を取得した勉強法と、押さえておきたいポイントについて紹介します。

LPIC Level1試験の難易度

コーディング中のモニター

LPIC1試験は、基本的に初級エンジニアもしくはこれからエンジニアを目指したい人向けの内容で、ほぼ暗記のみで合格できます。

自分が今まで取得したものと体感的な難易度を比べると、

ITパスポート > LPIC1 >> CCNA > 基本情報 > 応用情報

ぐらいの感覚です。(「>」の数は難易度の差を表します)

CCNAの受験が終わって、「Ping-t(問題集サイト)の有料期間も残ってるし、会社からもインセンティブが出るから受験してみよう!」と軽いノリで受験してみることにしました。

実はこの試験、ソフトウェアのカスタマーサポートを始めたばかりの3年前に一度勉強してみたんですが、暗記が面倒で受けるのを諦めていました(その代わり、同時期に基本情報と応用情報を取得しました)

前提知識があるとスルスルっと入ってくる内容なので、Linuxを触りはじめたばかりの人、これから触りたい人にはすごくおすすめです!

LPIC1合格までに費やした期間

LPIC1は2段階試験で、第一段階の101試験と、第二段階の102試験の両方に合格する必要があります。

この2つは同日受験も可能で、どちらから先に受けてもOKです。

しかし、よほどの事情がない限りは、101,102と順番通りに勉強時間を設けて勉強することをおすすめします。

私が勉強に費やした期間について紹介します。

101試験合格まで:14日間

101試験の勉強開始から合格まで、14日間でした。

以前に少しかじってたから、すぐに受験を決意できたというのもあります。

勉強時間については、1日2時間くらいPing-tとスピードマスター問題集の問題を解いて、休日は4〜5時間くらい勉強する感じでした。

結構余裕を持って合格できたので、やる気になれば1週間でも合格できたかもしれません。

しかし、実務でLinuxを触っていない、IT業界での経験があまりない方は1つの試験に1〜3ヶ月くらいの勉強期間を取って慎重に受験することをお勧めします。

102試験合格まで:20日間

問題のボリュームや難易度は101とほぼ変わらないような気がしました。

シェルスクリプトやネットワークなど、より実戦に近い内容の試験になるため、101試験のように細かいコマンドのオプションを覚えるよりは勉強が楽でした。

少し期間がかかっているのは、帰省や飲み会などで勉強できない日が1週間くらいあったからです。

勉強に費やせる時間が十分にある場合、それぞれの試験を1週間ずつで通過することも可能だと思います。

具体的な試験対策について、次の項目で紹介します。

LPIC Level1試験の勉強方法

勉強にはPing-tサイトと、スピードマスター問題集を使用しました。

実際の環境構築についても、後ほどの項目で紹介します。

101試験対策

初級試験にしては、カタカナやアルファベットの専門用語の羅列が結構うんざりすると思います。

上のツイートにも書いたとおり、基本的にLPIC1試験は“コマンドのオプションとディレクトリにあるファイルを暗記する”試験です。

コマンドは覚えられないほど大量には出てこないです。

基本的なlsやps、chmodやsedなどのコマンドを中心に出題されます。

その中で、lsコマンドに「-a」オプションが付いたら隠しファイルも表示とか、「-i」オプションが付いたらinode番号を表示とか、細かく覚えていく必要があります。

一番面倒だったのが、パッケージ管理のyumとdpkgに関するオプションで、2つとも微妙に違うし、1つのオプションにも2つ書き方があったりして結構面倒でした。

現場ではmanコマンド叩くだけでわかる内容をわざわざ暗記させるとは…

コマンド以外には、各ディレクトリ(/etcや/varなど)の役割と、パーティションを切るときに別のパーティションにした方がいいディレクトリを覚えておくと良いです。

102試験対策

102試験は、シェルスクリプトやSQL、ネットワークなど、実務経験のある方には馴染みのある内容となっています。

業務でSQLを使ったりスクリプトを書いている人は、わざわざここを重点的に勉強する必要はないと思います。

シェルスクリプトについては、for文、if文、while文の基本的な文法と、「-gt」や「-eq」などの比較演算子がわかっていればほとんど対応可能です。

プログラマーの方であれば、シェルスクリプト特有の方言を覚えればすぐに解ける問題ばかりです。複雑なスクリプトを読むような問題はありません。

ネットワークについては、CCNA取得者であれば新しく覚えるのはLinux独自のネットワークコマンドくらいです。

IPアドレスの確認が「ip addr show」となったり、Ciscoとは方言が違うので、Ciscoのことは一旦忘れてしっかり覚えましょう。

SQLについては、基本情報技術者よりもかなり難易度は低いです。「数値以外は’で囲む」など、細かいルールを忘れないようにしましょう。

102試験は、101ほどコマンドのオプションを暗記する必要はない印象です。その代わり、ディレクトリにあるファイルを答える問題が多かったですが、だいたい/etc直下(/etc/cron.allowなど)が多いため、それほど暗記に時間を奪われることはないと思います。

あと、101試験では10問くらいだった記述が、20問近くあった印象です。

実機での環境構築について

Linuxの環境は、VMwareやVirtualBoxなどを使うことですぐに構築できます。

私は職場のパソコンにVirtualBox上にインストールしたCentOS7と、簡単なコマンドの確認はCygwinをインストールして使っていました。

CygwinはエミュレーターのようなものでLinuxではないので、できればVirtualBoxなどの仮想環境を使って、きちんとLinuxをインストールしてみることをおすすめします。

Ciscoのネットワーク機器と違って物理的な場所も取らないので、環境を構築しての学習は絶対おすすめです!(Macにも仮想環境は構築できます)

どうしても時間がない方は、Ping-tにあるコマ問(コマンド練習問題)での演習をおすすめします。

コマ問LinuC/LPIC Lv1-101(Ver4.0)

※ 102試験のコマ問は有料です。

LPICは選択だけでなく、コマンドを打ち込む問題があるので、コマンドの綴りはしっかり覚えておいたほうがいいです。

どこまでできれば受験OKか?

LPIC1スピードマスター問題集

LPIC1の合格ラインは、101、102試験共に65%と言われています。

そのため、問題60問中21問は間違っても良い計算になります。

しかし、ギリギリでは不安すぎるので、普段使っている問題集やPing-tで8−9割は得点できるようになってから受験を考えましょう。

あと、コマンドを何も見ず打てるようになることも大切です。上で紹介したPing-tのコマ問でコマンドの練習ができます。必ずやっておきましょう。

なお、ping-tのコマ問はオプションや引数も完璧に指定する必要があり、難易度高めです。

本番でコマンドを打つ問題では、コマンドのみを記述するか、ファイルのあるディレクトリをフルパスで回答する問題がほとんどです。

コマ問については、6-7割くらい安定して取れていれば問題ないと思います。

あまり勉強時間を費やす試験でもないので、それなりに理解したらさくさくっと受けてしまいましょう。

あと、試験時間はそれぞれ90分あり、時間は十分に余ります。前の問題に戻ることもできます。

私はどちらも40分くらいで見直しまで終わったので退室しました。結果は「試験終了」をクリックと同時にすぐに表示されます。

LPIC1は就職・転職に有利か?

シチズンアテッサとMacBookPro

正直なところ、試験の内容と難易度から就・転職に有利とは言い難いです。

ただ、Linuxのスキルが多少なりとも必要な現場で、Linuxを触ったこともない候補者と競合になった場合などは有利であることは間違いありません。

現に私も、いくつかの選考試験で「CCNA,LPICを持っていないとしても勉強したことはあるか?」と聞かれたことがあるので、この辺りの知識を気にしている現場もいくつかはあるはずです。(ネットワークインフラ系がほとんど)

IT資格と転職についての記事はこちらにも書いています。よろしければご参考に

※ 近々、LPICやCCNAも含めた新バージョンの記事も書きたいと思います。

まとめ:何らかのIT資格が欲しいならLPICはおすすめ!

Linuxの知識は、ネットワークエンジニアに限らず、プログラマーやWebエンジニアにも必要な知識です。

IT業界に転職したいから何らかのIT資格が欲しい!という方に、LPIC1はおすすめです!

LPICは、特定のLinuxのディストリビューションにも依存しないため、「Linuxの初級知識」を求めている現場にはぴったりな資格となります。

これが、特定のプログラム言語やDBに関する試験だと、それらの仕組みを利用していない企業から見ると特に価値のないものとなってしまいます。

資格の取得がゴールではなく、Linuxを使って自分のやりたいことを実現できて、現場の要件を満たせることがゴールなので、環境の構築からしっかりやっていきましょう!

それでは、よいシンプルライフをお送りください^^

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