2017/4/16に実施された応用情報技術者試験の結果が本日出ました!
結果と総評について紹介します。
初めて受けた応用情報技術者試験の結果は?
応用情報合格!仕事しながら頑張ったかいがあった。詳細は今晩のブログにて #応用情報 #ap pic.twitter.com/IXA1MtjI27
— どこでもシンプルライフ! (@lifelog_simple) 2017年6月21日
合格!
午後ちょっとギリギリだけど合格は合格です。今年の1月中旬に受けることを決めて、コツコツ勉強してきた甲斐がありました!
仕事の昼休みにiPhoneからずっと結果発表のサイトにアクセスしていましたが、サーバーが高負荷状態で、12時半過ぎにやっとアクセスできました。
なぜか基本情報の時よりも繋がりにくかった気が…まあ確認できたのでよし!
得点分布
得点分布をみたところ、合格ラインの境目が一番人数が多いようです。
午前と午後、両方同時に合格しなければいけないのが難しいところ。
応用情報技術者 午前試験の感触
試験当日のフィードバック記事に書いたとおり、正解率80パーセントで80点でした。
午前試験に関しては、かなり余裕を持って合格できています。
前々から書いているとおり、午前試験に関してはほとんど基本情報技術者試験と共通している部分が多く、前回H28年秋で基本情報を取ったばかりだったので比較的短い学習時間で済みました。
応用情報技術者 午後試験の感触
午後試験は、前回記事に書いたとおり、以下の問題を選択して割と得意な問題が出ました。
- 情報セキュリティ(必須)
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- プロジェクトマネジメント
- ITサービスマネジメント
得意と思う問題が出ている割に、午後は65点とギリギリ目なので、もう少し苦手な問題があったり、問題選びをミスるとまずかったと思います(7割は取れたと思っていた)
今、午後試験の問題用紙とIPAのサイトに上がっている回答を見ていますが、記述問題などは時間がなかったため問題用紙に自分の回答を記入していなく、半分くらい自分が回答した内容がわからない状態です。。
システムアーキテクチャのCPU・メモリ使用率の計算、ネットワークのルーティングテーブルの設定は概ね合っていたようです。
一点、プロジェクトマネジメントで以下の問題の答えを自信満々で「切り戻し」と書いてしまいました。
また、X課長は、F部長からの指摘を受けて、新システムが安定稼働していることを確認した後に実施すべきである「 e 」の計画を策定することにした。そこで、運用及び保守の組織だけでなく利用者も参加させて、この活動を開始した。
正解は「現行システムの廃棄」です。安定した後に切り戻すわけないよな…
思い込み厳禁です。
また、ITサービスマネジメントでわからなかったこちらの問題の正解は
「傾向」分析でした。SWOT分析では…ないよな。
「○文字以内で答えよ」の記述式問題は、部分点があるのか、どのくらいのマッチングで正解になるのかといったところはわかりません。答えはIPAのみぞ知るところ。
成績照会では、どこで得点を稼いでどこで落としたのかということを確認することはできません。
ちなみに基本情報の時は、午後が58点とか59点で落ちたことがあったので、やはりこの“6割正解”のしきい値は絶妙なところです。
応用情報技術者を取得した先には…
応用情報技術者を取得すると、公務員試験の一部免除や、中小企業診断士の一部試験免除、高度情報処理試験の午前Ⅰ試験免除などのメリットがあります。
まずは、履歴書の資格欄の最新のところに「応用情報技術者」と書けるようになったので、色々なIT企業の選考を受けてみて、どのくらいネームバリューが通じるのかといったところを試してみたいと思います。
ちなみについ最近、「基本情報技術者」「ITパスポート」「Javaプログラマ」…と色々資格を書いてお祈りくらったばかりですw
IT業界は資格でないのはわかりますが、自分が採用担当なら、応用情報や基本情報が「ちょっと取ってみたいから取ってみよう」で取れる資格ではないことをわかっているので、それなりに注目すると思います。
資格試験のあれこれについては過去記事にもありますのでよろしければご覧ください。
基本情報技術者(FE)と応用情報(AP)の難易度の違い
以前も何度か書いていますが、この二つは決して 基本情報 < 応用情報 というわけではありません。
何せ私は基本情報に4回落ちて5回目で受かってます。応用情報はその苦労の甲斐あってか、1発で合格でした。
難易度というより午後問題の傾向が全く違います。基本情報ではアルゴリズム、プログラミングが避けられないため、情報学科卒か実際にプログラムを組んでいる人でないとなかなか難しいです。
応用情報ではプログラミングは飛ばせます。試しに何問か解いてみたところ、基本情報のアルゴリズムより桁違いに難しかったです。
自分の普段の業務に近いシステムアーキテクチャやITサービスマネジメントが選択できたことで勉強しやすく、無事合格できたと思ってます。
基本情報で躓いている人は、応用情報に変えてみると、自分の得意分野があってすんなり合格できるかもしれません。
ただし、午後は記述問題があるため、しっかりと理解する必要があります。
さらに上位の高度試験に挑戦するか?
ネットワークスペシャリスト、セキュリティスペシャリストなどの高度試験に挑戦するかは悩みどころです。
応用情報があると、これらの試験の午前試験が免除されます。しかし、このレベルになると超難関です。
一度情報処理試験の勉強を始めると、他のことがなかなか手がつけられなくなるため、ポートフォリオの作成や、WordPressテーマの構築について勉強する方に注力しようかなとも思っています。
次の試験を受けるかどうかは、試験受付が始まった後に本屋で参考書を立ち読みして、自分の理解が及ぶ範囲かどうかを確認して決めようと思います。
(確か、応用もその流れで受けれる!と思ったから受けることにしたはず)
3ヶ月で合格できるか検証の結果…
検証の結果、3ヶ月の勉強期間で合格できる!という結果になりました。
ただし、これは私が基本情報技術者を持っていて3ヶ月ということで、初学の方は半年の勉強期間で1発合格できればかなり上々だと思います。
なお、現役SE、PGで学習時間が取れるのであれば、3ヶ月での合格は可能だと思います。
試験には試験に対応した勉強が必要なので、仕事をしながらだとなかなか辛いところではあります。
私も1月中旬に勉強を始めてから試験当日まで、一日2時間は勉強に当てていました。(週1、2で休んで土日はもっとやる。その間にブログも更新する)
短期合格を目指すのであれば、持てる時間を過去問に注ぎ込むことです。午後は全く同じ問題が出ることはないですが、似た傾向の問題はよく出るのでやはり数をこなすことが大切です。
まとめ:IT業界を目指す方にはオススメの応用情報
IT業界に転職したい!IT企業から別のIT企業に転職したい場合にも、応用情報はオススメです!
実務的な内容も多いので、基本情報より、より社会人向けだと思います。なお、SEやプログラマでなくとも、十分に挑戦可能な資格です。
私のようなヘルプデスクや、ネットワークエンジニア、情シスの方にも役立つ、かつ一目置かれる高度資格です!
応用情報の勉強を始めてから、システムの構成や要件を説明するのに自信を持って説明できるようになりました。年齢制限もなく、取得費用もそれほどかからないため、IT資格が気になる方は是非受けてみてください。それでは^^
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