お久しぶりです。シンプルライフログ管理人のShinです。
退院から2ヶ月で体調も回復し、久しぶりにブログの更新ができるようになりました。
今回は、過去に本ブログのメインテーマだった、”ミニマリスト”であった視点から、ミニマリストを経験してもどうしても手放せなかった2つのモノについて紹介します。
手放せなかったモノ2つ
結論から書くと、私がミニマリストを経験してもどうして手放せなかったモノは以下の2つです。
- 時計:ロレックス エクスプローラー Ref.214270
- 車:スバル レガシィツーリングワゴン 2.0R 5MT
これは過去記事のミニマリストになるまでに書いた、手放すか手放さないか最後まで悩んだモノ3つのうちの2つであり、手放せるかどうかがミニマリストになって今後の生活が成功するかの命運を分けました。
当時の価格と今の価格を比較すると倍くらいになっていて惜しいことをしたとは多少思うのですが、子供が小さいため家で楽器を演奏する・保管する事は困難であり、遠方の実家等別の場所で保管するにもコンディションを保つ事は難しいと考えられます。
そんなわけで、手放せなかったモノ2つについての想いを詳しく紹介したいと思います。
①時計:ロレックス エクスプローラー Ref.214270
当ブログで何度も紹介しているロレックスの腕時計エクスプローラー。
日付表示は搭載されていなく、時・分・秒3針のみのロレックスの中では最もシンプルなモデル。
当時ロレックスといえばゴールドコンビのデイトジャストのイメージしかなく、”おじさんの時計”という印象しか持ち合わせていませんでした。
2013年に初の購入
時計雑誌を読み漁り結局1番欲しいと思ったのが友人と同じエクスプローラーで、最初に欲しいと思ってから8年後の2013年に正規店で3年の無金利クレジットを組んで購入しました。
2013年ごろは普通に正規店に並んでいるモデルだったし、ショッピングクレジットなどを使って購入することを店側も勧めていた。
所持し続けようか悩んだものの、次の仕事のあてもなく金銭的に困窮していたため某買取店へ売却することとなり、無金利クレジットの残債を相殺しました。
当時はまだ定価以上で買取をしてもらえることはなかったのだけど、ロレックスは価値の低下が少なく損失が少なかったのが救いでした。
そんな中でミニマリストに目覚め欲のない生活を送っていたおかげか、転職や結婚もうまく行き子供にも恵まれました。
2020年に再購入
売却から4年後の2019年にまたエクスプローラーが欲しい熱が再燃。
全く知らなかったのだけど、この頃からロレックスのプレミアム化が進み、正規店で人気のプロフェッショナルモデルを購入することは極めて難しくなっていました。
都内に住んでいる利点を活かし、執念で正規店を周る”ロレックスマラソン”を繰り返し2020年に何とか再購入。
そのようなわけで『元ミニマリストがどうしても手放せなかったモノ① ロレックス エクスプローラー』は無事に手元に戻ってくることになりました。
② 車:レガシィツーリングワゴン2.0R 5MT
最近の記事で紹介頻度が多い愛車のレガシィツーリングワゴン。
そこまで一緒であることには正直こだわっていなくて
- MTであること←絶対!
- 後期型であること(2006-2009年式)
- できればノンターボ
- 色は黒かグレー系
のこだわりで探していたら以前乗っていたのとほぼ同じ車が運良く関東地方で見つかりました(車台番号からさすがに同一車体ではなかった笑)
この車を以前購入して手放した経緯と再購入の経緯を紹介します。
2011年に初購入
最初に欲しいと思ったのは4代目レガシィ(BL/BP型)が発売された2003年ごろ。
当時20歳前後で美容室に勤めて薄給だった私には、ローンであっても中古であっても購入することは不可能でした。
その間、何となくで購入維持費がそれほど高くない車を購入したものの、思い入れのない車に長期的に乗り続ける気にはならず早々にマイカー生活は終了。
その後、初めての転職や上京、現在の持病の初回の手術を行うなど様々な事を乗り越えた後2011年に初購入。
上のエクスプローラーの項目で書いたのと同じブラック企業に勤めていた時期で、時計と同じようにローンを組んででも購入し仕事を頑張るために無理して所持し続けました。
そのような仕事を長期継続できるはずもなく、4年半頑張った末に体調不良で退職することに。
退職してからも何とか車を維持しようと頑張りましたが、購入してから3度目の車検も近づいてきたため未練を残しつつも売却することになりました。
ただ、車の維持にはとてつもない費用がかかることも痛感。
腕時計とほぼ同時に手放し借金を片付けたことで生活は思いのほか軽くなり、その後の転職や結婚もうまく行きました。
2024年に再購入
再購入のきっかけと経緯はこちらの記事に。
MTのレガシィに再度乗りたい願望は5年前の2019年ごろからありました。
2人の子供たちも少しずつ大きくなって、休日の過ごし方をより充実させたいと思いレガシィツーリングワゴンを探すことに。
車に乗らない期間が10年近くあって、車に関する情報も10年以上前から止まったままだったため、他に魅力的な車種がないかも一応は検討してみました。
人気車種だったスバルのレガシィツーリングワゴンは『レヴォーグ』に代替わりし、MT車の設定は元よりなしとのこと。
一昔前と比べると国産車でステーションワゴンの設定はほぼなくなり、街中を走っているのはSUVやミニバンがほとんどである事にも驚きました。
自分自身の車に関する情報が全くアップデートされず、最近の車には国産輸入車問わずMT車の設定がほぼないため『以前乗っていたのと同型でMTのレガシィを買い戻す』ことを絶対とし車探しを始めました。
そして、先にも書いた通り自分が乗っていたのとほぼ同仕様のレガシィと再会。
これで『元ミニマリストが手放せなかったモノ② 愛車のレガシィツーリングワゴン』も無事手元に戻ってくることになりました。
新車登録から18年も経っているから、以前乗っていた頃と比べると状態が悪い部分も多いのだけど、出来る限りメンテナンスして大切に乗っています。
ローンを組まなくても購入できて、家族も喜んでくれて本当はこのレガシィに乗るタイミングは”今”が最適だったのかなと思います。
まとめ:本当に気に入ったモノを手に入れて大事にするべき
以上が、元ミニマリストの私がどうしても手放しきれず後から再購入したモノでした。
よく考えてみると、自分が20代前半で好きになったモノ、憧れたモノはずっと変わらないんだなと思いました。
時計に関して、ロレックスのエクスプローラーは現在もほぼ変わらず存在するけど購入しづらいモノになってしまったし、本当に欲しいと思ったタイミングで再購入できてよかったと思ってます。
また、車に関しては現代の車の仕様が自分の理想とはかけ離れすぎて、これもまたこのタイミングで再購入できてよかったです。
この2つはわりと自分の身分に不相応な時期に無理して購入したのだけど、その経験もまた、今のモノ選びや普段の生活にいい影響を与えていると考えています。
結局は『無駄なモノに寄り道をせず、自分が気に入ったモノを手に入れて大事にする』事が重要です。
今回の記事はこれで終わりです。次回も不定期に更新します。