“元ミニマリスト”の私がどうしても手放せなかったモノ2つ

お久しぶりです。シンプルライフログ管理人のShinです。

退院から2ヶ月で体調も回復し、久しぶりにブログの更新ができるようになりました。

今回は、過去に本ブログのメインテーマだった、”ミニマリスト”であった視点から、ミニマリストを経験してもどうしても手放せなかった2つのモノについて紹介します。

手放せなかったモノ2つ

結論から書くと、私がミニマリストを経験してもどうして手放せなかったモノは以下の2つです。

  1. 時計:ロレックス エクスプローラー Ref.214270
  2. 車:スバル レガシィツーリングワゴン 2.0R 5MT
正しくは、手放せなかったというより手放したけど同じモノを買い直したことになります。

これは過去記事のミニマリストになるまでに書いた、手放すか手放さないか最後まで悩んだモノ3つのうちの2つであり、手放せるかどうかがミニマリストになって今後の生活が成功するかの命運を分けました。

私がミニマリストになるまで [前編]

2020年4月26日
ちなみに最後の1つはバンド活動に使っていた楽器:フェンダーUSA製のジャズベースで、今の生活環境で所有することは難しく、今後購入するにしても別の物でも良いとの理由から買い戻しは特に考えていません。

Fender Jazzbass1974

Fender Jazzbass1974

当時の価格と今の価格を比較すると倍くらいになっていて惜しいことをしたとは多少思うのですが、子供が小さいため家で楽器を演奏する・保管する事は困難であり、遠方の実家等別の場所で保管するにもコンディションを保つ事は難しいと考えられます。

そんなわけで、手放せなかったモノ2つについての想いを詳しく紹介したいと思います。

①時計:ロレックス エクスプローラー Ref.214270

服はお気に入りのLVCのGジャン

当ブログで何度も紹介しているロレックスの腕時計エクスプローラー。

日付表示は搭載されていなく、時・分・秒3針のみのロレックスの中では最もシンプルなモデル。

explorer_memories

私とロレックス エクスプローラーの思い出

2021年7月18日
上記記事にも書いた通り、20数年前に初めて友人がしていたエクスプローラーを見た時「めちゃくちゃカッコいい!これがあの”ロレックス”の時計なのか」と驚いたのをよく覚えています。

当時ロレックスといえばゴールドコンビのデイトジャストのイメージしかなく、”おじさんの時計”という印象しか持ち合わせていませんでした。


Shin
これが、あまり腕時計に興味がない人が持っている”ロレックス”のイメージではないだろうか。
エクスプローラー、サブマリーナーといったプロフェッショナルモデルの存在を知ってからロレックスの時計に憧れを持つことに。

2013年に初の購入

2013年に購入したエクスプローラー(前期)

2013年に購入した214270(前期)

時計雑誌を読み漁り結局1番欲しいと思ったのが友人と同じエクスプローラーで、最初に欲しいと思ってから8年後の2013年に正規店で3年の無金利クレジットを組んで購入しました。

Shin
画像は当時のもの。

2013年ごろは普通に正規店に並んでいるモデルだったし、ショッピングクレジットなどを使って購入することを店側も勧めていた。

当時の仕事は過酷で、やっと手に入れたエクスプローラーを持ち続ける事をモチベーションに耐え続けたのだけど、身体がもたず購入から1年半で退職することになりました。

所持し続けようか悩んだものの、次の仕事のあてもなく金銭的に困窮していたため某買取店へ売却することとなり、無金利クレジットの残債を相殺しました。

Shin
自分にはまだ“ロレックスの時計”は早かった…またいつか、手に入れるチャンスを伺おう

当時はまだ定価以上で買取をしてもらえることはなかったのだけど、ロレックスは価値の低下が少なく損失が少なかったのが救いでした。

そんな中でミニマリストに目覚め欲のない生活を送っていたおかげか、転職や結婚もうまく行き子供にも恵まれました。

2020年に再購入

Rolex Explorer Ref.214270後期

売却から4年後の2019年にまたエクスプローラーが欲しい熱が再燃。

全く知らなかったのだけど、この頃からロレックスのプレミアム化が進み、正規店で人気のプロフェッショナルモデルを購入することは極めて難しくなっていました。

都内に住んでいる利点を活かし、執念で正規店を周る”ロレックスマラソン”を繰り返し2020年に何とか再購入。

rolex-explorer1

祝ロレックスマラソン完走!エクスプローラー Ref.214270を正規で購入できた話【2020年】

2020年2月22日
以前所持していた前期型と違って今回購入した後期型は長針が長くなり、369の文字にも夜行塗料が入る仕様となりました。
Shin
個人的に後期のデザインが好きだから、再購入の流れになってよかったのかも

そのようなわけで『元ミニマリストがどうしても手放せなかったモノ① ロレックス エクスプローラー』は無事に手元に戻ってくることになりました。

② 車:レガシィツーリングワゴン2.0R 5MT

今現在乗っているレガシィツーリングワゴン。年式の割に外装の状態はすごくいいと思っている

最近の記事で紹介頻度が多い愛車のレガシィツーリングワゴン。

私が BP型 MTのレガシィツーリングワゴンを愛する理由

2024年3月20日
実は9年前に手放した車と同型・同年式・同色・同グレードという奇跡の巡り合わせ。

そこまで一緒であることには正直こだわっていなくて

  1. MTであること←絶対!
  2. 後期型であること(2006-2009年式)
  3. できればノンターボ
  4. 色は黒かグレー系

のこだわりで探していたら以前乗っていたのとほぼ同じ車が運良く関東地方で見つかりました(車台番号からさすがに同一車体ではなかった笑)

この車を以前購入して手放した経緯と再購入の経緯を紹介します。

2011年に初購入

これは今乗っている車ではなく初購入当時の写真

最初に欲しいと思ったのは4代目レガシィ(BL/BP型)が発売された2003年ごろ。

当時20歳前後で美容室に勤めて薄給だった私には、ローンであっても中古であっても購入することは不可能でした。

その間、何となくで購入維持費がそれほど高くない車を購入したものの、思い入れのない車に長期的に乗り続ける気にはならず早々にマイカー生活は終了。

その後、初めての転職や上京、現在の持病の初回の手術を行うなど様々な事を乗り越えた後2011年に初購入。

上のエクスプローラーの項目で書いたのと同じブラック企業に勤めていた時期で、時計と同じようにローンを組んででも購入し仕事を頑張るために無理して所持し続けました。

そのような仕事を長期継続できるはずもなく、4年半頑張った末に体調不良で退職することに。

退職してからも何とか車を維持しようと頑張りましたが、購入してから3度目の車検も近づいてきたため未練を残しつつも売却することになりました。

Shin
今まで購入した車と違い、一切の妥協なく購入できたMTのレガシィは5年間乗っていても全く飽きることはなかった。

ただ、車の維持にはとてつもない費用がかかることも痛感。

某中古車買取店の査定額は驚くほどに安かったけど、手持ちの貯金と合わせてローンは相殺。

腕時計とほぼ同時に手放し借金を片付けたことで生活は思いのほか軽くなり、その後の転職や結婚もうまく行きました。

2024年に再購入

2006年式レガシィツーリングワゴン2.0R 5MT

再購入のきっかけと経緯はこちらの記事に。

レガシィツーリングワゴン 2.0R 5MTと再会できたお話

2024年3月16日

MTのレガシィに再度乗りたい願望は5年前の2019年ごろからありました。

2人の子供たちも少しずつ大きくなって、休日の過ごし方をより充実させたいと思いレガシィツーリングワゴンを探すことに。

車に乗らない期間が10年近くあって、車に関する情報も10年以上前から止まったままだったため、他に魅力的な車種がないかも一応は検討してみました。

人気車種だったスバルのレガシィツーリングワゴンは『レヴォーグ』に代替わりし、MT車の設定は元よりなしとのこと。

Shin
レヴォーグカッコいいからMT車の設定があったらきっと候補にしてたと思う

一昔前と比べると国産車でステーションワゴンの設定はほぼなくなり、街中を走っているのはSUVやミニバンがほとんどである事にも驚きました。

自分自身の車に関する情報が全くアップデートされず、最近の車には国産輸入車問わずMT車の設定がほぼないため『以前乗っていたのと同型でMTのレガシィを買い戻す』ことを絶対とし車探しを始めました。

そして、先にも書いた通り自分が乗っていたのとほぼ同仕様のレガシィと再会。

シフトノブはSTI製のものに交換。3ペダル式のMTであることは車選びの絶対条件

これで『元ミニマリストが手放せなかったモノ② 愛車のレガシィツーリングワゴン』も無事手元に戻ってくることになりました。

Shin
時計の再購入も大変だったけど、以前と違って家族持ち・東京在住である中、家族を説得し自分が気に入った車を再度購入することは思いのほか難しく構想から実現まで5年以上かかった。

新車登録から18年も経っているから、以前乗っていた頃と比べると状態が悪い部分も多いのだけど、出来る限りメンテナンスして大切に乗っています。

ローンを組まなくても購入できて、家族も喜んでくれて本当はこのレガシィに乗るタイミングは”今”が最適だったのかなと思います。

まとめ:本当に気に入ったモノを手に入れて大事にするべき

以上が、元ミニマリストの私がどうしても手放しきれず後から再購入したモノでした。

よく考えてみると、自分が20代前半で好きになったモノ、憧れたモノはずっと変わらないんだなと思いました。

時計に関して、ロレックスのエクスプローラーは現在もほぼ変わらず存在するけど購入しづらいモノになってしまったし、本当に欲しいと思ったタイミングで再購入できてよかったと思ってます。

Shin
今の歳から機械式時計に興味を持ち始めたとしたら、きっと手に入りづらいロレックスよりも、チューダーやオメガ、IWCからお気に入りの一本を選ぶと思う。

また、車に関しては現代の車の仕様が自分の理想とはかけ離れすぎて、これもまたこのタイミングで再購入できてよかったです。

この2つはわりと自分の身分に不相応な時期に無理して購入したのだけど、その経験もまた、今のモノ選びや普段の生活にいい影響を与えていると考えています。

結局は『無駄なモノに寄り道をせず、自分が気に入ったモノを手に入れて大事にする』事が重要です。

今回の記事はこれで終わりです。次回も不定期に更新します。

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